風の旅人 西村一広 Sailing Diary

海とセーリングだけの人生で考えたこと、悩んだこと、感動したこと、学んだこと、あれやこれや。

もう直ぐ日付変更線

2006年07月16日 | 風の旅人日乗
2006年7月14日
モノハル艇による、ホノルル-横浜太平洋横断最短記録にチャレンジしている西村さんからメールが届きました。貿易風に乗って順調にセーリングを続けているようです。(text by Compass3号)

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7月14日

ハワイをスタートしてから4日目

今年2度目の太平洋横断航海を楽しんでいます。
今回は、日本艇での挑戦で、そのことは、とてもうれしく思っています。
北緯21度のホノルルを出て、昨日から徐々に北上を始め、現在の位置は、北緯26度、西経178度です。
北の空に輝くポラリス(北極星)の高さも、26度になりました。
その反対側、南の空の水平線の近くにかろうじて見えていた南十字星が、ほとんど見えなくなりました。
日付変更線まであと100海里ほど。この日付変更線を越えると、いよいよ日本がある東半球に入ります。
ジェネカーのタックラインブロックのトラブル、R4セールのトラブルなどがありましたが、R3セールの準備も終わり、明日あたりからR3をセットして更なるスピードアップを図ります。
ビーコムロゴとミツバチマークが入っているR5セールは、城ヶ島ゴールまで温存です。
今夜も満天の星空の下、強い貿易風に乗って、ビーコムは爆走を続けています。

西村 一広
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ほぼではなくて毎日セーリング

2006年07月14日 | 風の旅人日乗
2006年7月13日

今年2度目の太平洋横断

ホノルルー横浜太平洋横断レース2日目

僕は、今年、何と2度目の太平洋横断最短記録達成にチャレンジしていて、とてもエキサイティングな毎日を過ごしています。
最初は、ジェロニモのクルーとして、今年の4月に世界記録を達成しました。

ジェロニモの巨大なマルチハルのセーリングボートで、僕はただ一人の日本人セーラーとして、とても貴重な体験を得ることができました。
そして、優秀なフランス人セーラー達から、色々なノウハウを学びました。

今回のビーコムでは、僕も含めて4人の日本人セーラーと、キーウィー(ニュージーランド人)のセーラー仲間達と一緒にセーリングを楽しんでいます。

このような太平洋横断記録達成へ向けての経験や文化を、日本のセーリング界に持ち込むことが、僕の重要な使命の内の一つなんだと考えています。

今のところ、快適な貿易風を受けて、順調にセーリングを続けていますが、日本沿岸へアプローチする最終段階が、記録達成に向けての成功の鍵になるものと考えています。不安定な風を読まなければならないことは勿論ですが、台風の動向にも注意を払わなければならないからです。

個人的には、7月25日には、日本に到着したいなぁと、内心、思っています。
それは、7月26日、僕の誕生日を、家族と一緒に祝いたいからです。

西村 一広
(訳:Commpas3号)

出典と原文はこちらです。
http://www.cimdev.com.au/superyachting/site/news.php

KAZU AT SEA
July 13 2006

My second trans-Pacific passage this year

Day Two Honolulu-Yokohama

I am really excited about my second Trans-Pacific passage this year; the first was crewing aboard Geronimo when we set the world record in April.

On the giant multi hull boat, Geronimo, I had the great experience of being the only Japanese sailor and I leaned a lot from the excellent French sailors. This time on Beecom, I am enjoying sailing with fellow Kiwi (New Zealander) sailors and 3 other Japanese sailors. I think it is one of my important jobs to take this experience to Japanese sailing world.

Today, we are going well with nice trade wind but our final stage approaching the Japanese coast will be our key to success because of unsteady winds and, of course, we will have to watch for typhoons.

My own wished arrival date in Japan is July 25, so that I can celebrate my birthday on shore with my family on July 26.

Kazu Nishimura

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それから、今週発売のターザンに、ジェロニモの連載の2回目が掲載されていますので、こちらもお楽しみ下さい。(text by Compass3号)
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