(株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン再び

2011年04月28日 | 風の旅人日乗
神奈川県久里浜にあるバリバリの原子力産業
(株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン、
相変わらずやってくれてます。

本人たちも、
それをそのまま報道しているメディアも、
量が多い少ないの問題じゃないんだ、ってこと
まだ分かっていないみたいだな。

それにこの会社、
原子力、ナックリア、を
「ニュークリア」とわざと読ませたりして
イヤラシイ。
新しいクリアな燃料を作る会社かぁー、って
勘違いしてもらおうとしてるのかな。
しゃれになってないからね、マジで。

すごい風

2011年04月28日 | 風の旅人日乗
風の音で目が覚めた。
春もずいぶんと深まっているのに、
天気が荒れる。


(午後9時の天気図)

そう言えば昨日の朝、
浜を走っているときに見た海の表情が、
とても怒っているようにみえたことに、
ちょっとビックリした。

次の低気圧通過のサイクルに遭う可能性のある
今年のゴールデンウイーク。

なにか辛い海の事故が起きないことを祈る。




また、蒸し返してしまうけど、『すべて想定されていた』

2011年04月27日 | 風の旅人日乗
毎日新聞ウエブ版で、
さーて頑張ろう! とする力が抜けてしまうような記事を発見してしまった。

この中に筆者自身も書いてもいるけど、
マスコミがきちんとこういうことを勉強して
知らせてくれなければ、
ほとんどのわれわれ一般国民にはスルーの情報になってしまう。

知的レベルの高いジャーナリズムを持つかどうかって、
その国の将来を左右するくらい重要なことなんだな、と思う。

大切な広告クライアントの東電に気を使うあまり、
及び腰な報道を繰り返した大手新聞社とTV局。

「安全、安全」をオウムのように繰り返した
今後も原子力で研究費をもらい続けなければいけない原子力科学者たち。

そして、勉強不足のためそれらを信じざるを得なかった自分自身。

はぁー。力が抜ける。

10数年前に今回の原発事故を非常に正確に『想定』していた学者がいた。
さらに、福島も、日本全国にある原発も、危険が去ったわけじゃない。
その学者さんの主張を読みたい人はこちらからどうぞ。

ワタクシはこれから1時間ほど、浜を歩きながら虚脱します。
それから気を取り直して、前向きになる予定です。

南西の風

2011年04月26日 | 風の旅人日乗
天気図を、確認してからやればよかった
ベランダと玄関の砂退治。

ここしばらく続いた南西風で
葉山・森戸の海岸道路には、まるで真冬の大西の後のように、
砂が吹き積もっている。

玄関やベランダに積もっていた砂をきれいに流して
スッキリ気持ち良くなっていたら、
日が暮れてから、
空が「ゴー」と一吼えして、
またまた強い南西の風が吹き始めた。

予想天気図を見ると、
この風はこれからあと2日ほど吹き続けるご様子。

ここのところの天気のサイクルからすると、
次に日本海を低気圧が通るのは、
ゴールデンウイークあたりになるのかな。

今年のゴールデンウイークは、
かなーり小さいヨットで長い距離のレースに挑戦する予定。
強い南西風が吹いてくれると、ボクたち、ちょっと困るかも。

コンパスコース特製カーボン・スピンポール

2011年04月25日 | 風の旅人日乗
ニュージーランドのサザンスパー製のカーボンポールと、
フォアスパー製の超軽量樹脂エンドフィッティングを使って、
日本人の筋肉量に合せて日本国内で組立て・艤装を行なった
コンパスコース社特製カーボンスピンポールを昨日テストしました。




非常に使い勝手が良く、クルーの方々からの評判も上々。

詳しくはこちらをご覧ください。

リグ・チューン

2011年04月25日 | 風の旅人日乗
いい南風に恵まれた昨日は、
午後になってその風が吹き上がってしまう前に
お客様の艇のリグ・チューン。

ヘルムを確かめながら、ジワジワと完成に近づけていく。

バックステイの引き具合によるフォアステイのサギング量と、





メインセールのシェイプが連動して変化するよう、




マストステップ位置、フォアステイ長さ、D1、D2のテンションを調整していく。

昨日の数時間で、ある程度のところまできたので、
次は、他艇と走り合わせて、
間違った方向に行っていないかを確認し、
その後、さらにファイン・チューンしていく予定。

リグ・チューニングに関して、
ご質問、ご要望などあれば、お気軽にご連絡ください





(株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン

2011年04月23日 | 風の旅人日乗
心を静かに保って、これまでと変わらず
キチンと前を向いて生きていこうと思う。

とはいえ、今日の雨の中のセーリングの前に
本日の三浦半島の放射線量を、
小さい子どもを持つ親の責任のひとつとして、
一応チェック。

よしよし、平常値には完全に戻っていないものの、
問題ない、と言われているレベル。

でもちょっと、そのサイトにある
「(株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン近辺」
の「(株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」
という会社名が妙に引っかかったので、ネットで検索。

なんと!
この会社は原子力発電用の燃料棒製造企業でした。
三浦半島に、バリバリの原子力産業発見。

久里浜地区に放射線量測定場所が集中している理由が、
ようやく分かった。

その会社のホームページには、
お決まりの「安全安全安全」の文字が散りばめられている。
だけど、
重要なお知らせ、を斜め読みしてみると、
社長や社員を減俸処分にするような事故が
ちょくちょく起きているみたい。
最近の余震でも、配管にトラブルが起きたらしい。

それらの、減俸処分に値する事故などにも、
事故には必ず「軽微な」という形容詞が与えられている。
どうやら原子力産業では、
どんな事故であっても
事故には必ずこの形容詞を使う決まりがあるらしい。

久里浜沖をセーリングで走るとき、
東京電力の火力発電所跡の奥に連なる丘の、
谷に隠れたようなところから、高い赤白煙突がそびえ立ち、
そこから時折白い煙が出ているのが見えるが、
それが(株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン。

神奈川県内でもうひとつ放射線量測定器が集中しているのは、川崎地区。
「㈱東芝近辺」、と説明が加えられている。
なるほど、
つまり、ここの東芝でも燃料棒が作られているというわけですね。

オーケー,分かりました。了解しました。
世の中には積極的に知らされないけど、
神奈川県には、
三浦半島先端近くと、首都圏内川崎に、
バリバリの燃料棒製造工場がある、ということ。
ガッテンしました。

三浦半島は、今回の震災の影響で、
マグニチュード7クラスの直下型地震発生の危険が
とても高まっている地区のひとつだ、と
今朝の新聞に出ていた。

そういうことを知りつつ
心を静かに保って、今日もセーリングに出かけます。
口元に笑顔を絶やさないように努めて、
頑張っている東北の人たちに負けないように、
ニッポン人として、キチンと前を向いて生きていきますよ。

今年もいい春だね

2011年04月20日 | 風の旅人日乗
桜を楽しむ心を、すっかり忘れていた。
葉桜の向こうに、つつじの花が咲き始めていることに、
昨日の朝、やっと気が付いた。

「ほーほけきょ、鳴いてるの、聴いたよ」と
小学校に上がったばかりの、
小さな女の子が嬉しそうに話してくれたのに、
あ、そう、と聞き流してしまっていた。

葉山で今年初めてのツバメを見た4月15日は、
そのことに静かに感動することができて、
いつもの自分だな、なんて思っていたくせに、
まだ、本当は、3月11日以来、動揺してるままなんだな。
だめだな、もっと強くなろう。



日本セーリング連盟での打ち合わせのあと
次の日本放送協会での打ち合わせまでの隙間の時間を使って
明治神宮の森を散歩したら、
そこには平常と変わらない時間を過ごそうと努めている人たちがたくさんいた。
見習おうと思う。




カスタム・カーボン・スピネーカーポール

2011年04月20日 | 風の旅人日乗
コンパスコース社特製、
カスタム・カーボン製スピネーカーポール。



ブライドルにショックコードを入れているので
上下のブライドルをねじってセットしてしまうミスを防ぎます。

ロープを色分けしているので、
フォアガイ用のブライドルとトッピングリフト用のブライドルを間違えません。

フォアガイ用ブライドルにはスペクトラを使って伸びをおさえ、
本来ポールの自重以上の荷重が掛からないトッピングリフト用ブライドルには
ポリエステルの外皮だけを使い、軽量化とコストパフォーマンスを両立させました。

トリッピングラインは、意図しない側が開いてしまう失敗を防ぐ、ループ付きです。

カーボンチューブはサザンスパー製
エンドフィッティングはフォアスパー製(軽量樹脂)

価格例 30フィート艇用 280,000円~。

*スウィングジャイブ仕様も製作します。

お問い合わせください。

子どもたちの笑顔と空中散歩の日曜日

2011年04月18日 | 風の旅人日乗
昨日の東京・お台場で開催の、
『親子で学ぶ海と船の博士塾』は、
芝生の上に置いたヨットに乗り
ティラーとメインシートを操って、
ヨットの向きを変えたり、風をつかまえたりする練習。



参加した子どもたちがティラーを動かすと、
おじさんたち(ワタクシたち)がそれに合わせて
ヨットを回す。

メインシートを引くとセールに風が入って
ヨットが傾く(ワタクシたちが傾ける)ので、
体重を風上側に移動する。

タッキングやジャイブもして、
ティラーとメインシートを持ち替えるやりかたも
覚える。

おじさんたち(ワタクシたち)には
腰痛関係の問題が発生する、
ちょっとした重労働でしたが、
子どもたちには、遊園地の乗り物よりも
圧倒的に面白い乗り物だったようで、
一度乗るとなかなか降りてくれない。

子どもと大人の笑い声が途切れない
芝生の上の1時間半でした。

いつものようにお手伝いしていただいた
塩島さんご夫妻、村橋奥さん、佐々木さん、
本当にありがとうございました。

天国の高橋チャーリーさんも、空の上から
子どもたちの笑い声を楽しんでくれているように
思いました。

次回、6月5日からは、
いよいよ水の上で実際のセーリング練習始まります。
お楽しみに。

お台場からの帰りは、レインボーブリッジを歩いて渡る。



東京港上空を空中散歩して、そのまま品川駅まで。



途中のどが渇いたので、
コンビニでビールを買って、歩きながらグビグビ。

警察関係の人お二人とすれ違い、
ついコソコソと身体の脇に缶を隠す。
日本は、法律的にはこういうことしてもいいんですよね?
あれ、ちょっと自信がなくなった。

これがホノルルとかだったら、大変なことになる。
パブリックエリアでの飲酒は違法です。
昔々、苦い経験をしました。

さあて、今週もまた、
地震と津波は相変わらず怖いけど
実りある1週間にするとするか。

復活の狼煙 ポスタープロジェクト

2011年04月17日 | 風の旅人日乗
敬愛するダイロクさんのブログで知りました。

復活の狼煙 ポスタープロジェクト

素晴らしい。
ここにある言葉、これらの写真を見ているだけで、ココロが強くなってきます。
俺も頑張らなくっちゃ、と思います。



それにしても、先日のサントリーといい、この復活の狼煙ポスタープロジェクトといい、
広告のプロだったダイロクさんのアンテナというか嗅覚はリタイアあとも依然衰えず、です。
プロというのはこうあるべきなんだな、と思う。

進水式

2011年04月16日 | 風の旅人日乗
強い南風の中、ヴィッテ14号艇の進水式。



オーナーの皆さんおめでとうございます。

これから、楽しいシェイクダウン、チューニング、トレーニング、レース、クルージングの日々が始まりますね。ワクワクですね。




マスト立て

2011年04月15日 | 風の旅人日乗
ヴィッテ14号艇のマスト立て。
設計者の横山さんが陣頭指揮。



日々の慌しさの中に、久しぶりに夕日を見る余裕あり。



4月5日に富士山の南側に沈んでいた夕日は、10日後の4月15日、すでに富士山の北に沈むようになっていた。10日間というのは、こういう時間の経過でもあるんだな。