セーリングにおける、
水中の究極がフォイリングなら、
空中の究極は、間違いなくカイトだ。
すでにボードセーリングの世界では
フォイリングとカイトの
二つの融合は実現されていて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/4b/8f7c09d82c95d02cbe04271e4aef1fc1.jpg)
当たり前のものになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/bc/e697edb0421551636a3db8d22a89567b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/67/5e2f4d13cfffd466f246b1576b44e9ad.jpg)
カイトセーリングでは、
セールやウイングセールと異なって
力点が水面近くにあるから、
船を倒そうとする
ヒール力が発生しない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e4/2aa11862a557edd0b2989f95142f9a36.jpg)
そのため、
カイトによるセーリングは
ヨットのキールボートのような、
バラスト重量を必要としない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/38/f7005cc689325ef447124187c86442f8.jpg)
したがって、
例えばバラスト比50%のヨットなら、
そのバラストがいらないから
排水量は半分になる。
軽くなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/17/4da7d8ddb6a0539859da7035a5a26141.jpg)
つまり、
将来大型艇を
フォイリングさせたいのなら、
カイトセーリングであれば、
ことはかなり簡単なものになるわけだ。
ボートでも、
ついに、その二つを組み合わせに
まずはマルチハルでトライする
元気者たちが出てきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/5c/140fb35ed2dd3f8c8b3da37c65df1c33.jpg)
2010年に負けて以来、
アメリカズカップの舞台では雌伏している
アリンギチームに所属する
若者セーラーたちだ。
カイトの推力が艇に作用する
力点を風下側に置けば、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ee/5b5eb28d6e89daa64d13295e06289f3a.jpg)
当然このように、
風下側が持ち上がる。
この状態はモノハルで言えば、
クローズホールドでのモスのように
アンヒールさせているのと
同じことになり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/f6/a7137142ef566aaae51d7937a8a9a8b5.jpg)
それは即ち、
フォイルが
艇を浮き上がらせるだけではなく
艇を風上へと連れて行くチカラも発揮する
ことになるわけで、
つまり
カイトセーリングでは、
セールセーリングとは異なり、
自然なメカニズムで発生する
アンヒールによって、
スピードと上り性能を
同時に手に入れることになる。
なんだかここに来て
セーリングの世界は、
一段と面白みを増してきたなあ。
地球を去る日が近づきつつあるのが、
残念だぜ。
水中の究極がフォイリングなら、
空中の究極は、間違いなくカイトだ。
すでにボードセーリングの世界では
フォイリングとカイトの
二つの融合は実現されていて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/4b/8f7c09d82c95d02cbe04271e4aef1fc1.jpg)
当たり前のものになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/bc/e697edb0421551636a3db8d22a89567b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/67/5e2f4d13cfffd466f246b1576b44e9ad.jpg)
カイトセーリングでは、
セールやウイングセールと異なって
力点が水面近くにあるから、
船を倒そうとする
ヒール力が発生しない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e4/2aa11862a557edd0b2989f95142f9a36.jpg)
そのため、
カイトによるセーリングは
ヨットのキールボートのような、
バラスト重量を必要としない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/38/f7005cc689325ef447124187c86442f8.jpg)
したがって、
例えばバラスト比50%のヨットなら、
そのバラストがいらないから
排水量は半分になる。
軽くなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/17/4da7d8ddb6a0539859da7035a5a26141.jpg)
つまり、
将来大型艇を
フォイリングさせたいのなら、
カイトセーリングであれば、
ことはかなり簡単なものになるわけだ。
ボートでも、
ついに、その二つを組み合わせに
まずはマルチハルでトライする
元気者たちが出てきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/5c/140fb35ed2dd3f8c8b3da37c65df1c33.jpg)
2010年に負けて以来、
アメリカズカップの舞台では雌伏している
アリンギチームに所属する
若者セーラーたちだ。
カイトの推力が艇に作用する
力点を風下側に置けば、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ee/5b5eb28d6e89daa64d13295e06289f3a.jpg)
当然このように、
風下側が持ち上がる。
この状態はモノハルで言えば、
クローズホールドでのモスのように
アンヒールさせているのと
同じことになり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/f6/a7137142ef566aaae51d7937a8a9a8b5.jpg)
それは即ち、
フォイルが
艇を浮き上がらせるだけではなく
艇を風上へと連れて行くチカラも発揮する
ことになるわけで、
つまり
カイトセーリングでは、
セールセーリングとは異なり、
自然なメカニズムで発生する
アンヒールによって、
スピードと上り性能を
同時に手に入れることになる。
なんだかここに来て
セーリングの世界は、
一段と面白みを増してきたなあ。
地球を去る日が近づきつつあるのが、
残念だぜ。