2016年10月31日 昨日を反芻する

2016年10月31日 | 風の旅人日乗
諸磯湾と小網代湾を隔てる
網代崎先端近くの
ゴツゴツとした岩場

白いラインセブンのカッパを着た
ある優秀なレーシングセーラーの死体が
透明な海水を透かして
3メートルほどの深さの
海底に沈んでいる

その光景は
自分がレースに参加しているときは
まったく思い出さないけれど

自分がレースを運営する側にいて
レースを行なうか否かの判断を
しなければいけない状況に陥るとき
いつも鮮明に蘇ってくる

ヨットレースを開催すると決定することの
責任の重さをいつも思う


2016年10月30日 第20回ヴェラシスカップ

2016年10月30日 | 風の旅人日乗
朝4時
外国に何通かのメール書きをしながら

東京湾の風の
実況データをチェック



いくつかの風予想サイトをチェック



うーむ

スタッフのみんなと
相談してからの判断だな


エントリーして下さった
皆さんに楽しんでいただきたい

経験の浅い皆さんには
怪我をして欲しくない

二度スタート予定時刻を
延期して
風が落ちるのを待つ

風の割には平らな海を
大島に行くジェットフォイル艇を見て

海上の風速実況をチェックして
今後の予想サイトをチェックして

よし!
できる!
やろう!と
決心した直後

観音崎の風速実況が
13メートルを超える

浦賀水道入口ブイの風速実況が
11メートルを超える

海一面が白くなる

午後になれば
風が落ちる可能性は高い

だがそれが
100パーセント確実でもない

マリーナにも
出艇しないことを強く推奨する
赤旗が上がる



う〜



委員長として
苦渋の決断

レース中止

強風のセーリングを
楽しみにしていた皆さん
本当に
ゴメンなさい!

できれば
これに懲りず
来年も是非エントリーして下さい

スタッフみんなの同意を
いただけたことが
とても嬉しい救いでした


2016年10月29日 ヴェラシスカップ プレレース

2016年10月29日 | 風の旅人日乗
冷たい雨の昨日夕方
逗子のプールで泳ぎ

結構な筋肉痛で目覚める

さあて
本日は浦賀
ヴェラシスマリーナ沖で
ヴェラシスカップのプレレースの
レース運営

レース運営を
初めて仕事でやったのは
もう30年以上も前のことになったけど

今でも毎回毎回
とても緊張する

自分がレースに出るときよりも
はるかに緊張する


事故が起きませんように

本部船のアンカーが
ちゃんと決まりますように

漁船とトラブルが
起きませんように

レース艇同士が
ぶつかりませんように

そうして
参加艇の皆さんが
たくさん楽しめますように




2016年10月28日 予想通りの過激なダガー

2016年10月28日 | 風の旅人日乗
明日から2日間運営する
ヨットレースの準備を続けている

それと並行して
来週週日に試乗する外洋ヨットの事前勉強と
来週末から始まる
大学でのセーリング授業の準備も進める

頭の中のいろんな抽斗を
開けたり閉めたり

そんな時に限って
関係のない本は読みたくなるわ
映画は観たくなるわ

昨日も気分転換に出かけた図書館で
どっさり本を借りて来てしまったし
その後も
アマゾンで何冊か買ってしまった


気分転換に
外国のウエブ雑誌を覗いていたら

おー
気になる写真



チームニュージーランドめ
やっておるな

そう言うことになるのだろうと
予想はしていたとは言え
なんというカンティング角度だ

そして左舷側には
さらに過激なダガーボードが挿してある

これはこれは

来年のフォイルセーリングは
特にアップウインドで
かなりの進化が見られそう

2016年10月27日 泳いだよ

2016年10月27日 | 風の旅人日乗
仕事バンバンはかどった割には
思いぞ屈した昨日は
逗子に行き

泳いだな〜

うん
けっこう泳いだ

いいじゃんジブン
まだイケル

モヤモヤを忘れるには
いいぞスイム

いつか必ず
夢はかなうのさ


話はまったく変わるけど

鴨シーで見た光景を



必要に迫られて
1センチ四方の小さなマスに
描き込んでみた



ボールペンと色鉛筆だけという
文房具にハンディがある割には
まあまあかの

シャチの絵の上は
森戸から見た
相模湾の夕焼けだけど

富士山を鋭角に描き過ぎて
タヒチの朝みたいになったな


いやいや
そんなことはどーでもよろしい

さあて本日も
いっちょうがんばるとするか

2016年10月26日 涙腺

2016年10月26日 | 風の旅人日乗
涙腺が緩くなってしまって
久しい

最近ではどんな映画でも

サスペンスものでさえ

必ずどこかで滂沱の涙

しかし
昨日読み始めた
『失敗の本質』という

仕事やセーリング関係に
とても勉強になるお固い本の
冒頭の
「はしがき」
を読んでいるときに
涙が出たのには
驚いた

まさか
ここで!みたいな


そんなジブンですから
もちろん
当然のことながら
『宇宙兄弟』を読むにも


©︎宇宙兄弟

ハンカチかティッシュを必ず
手にしていることは
言うまでもないです


2016年10月24日 相模湾

2016年10月24日 | 風の旅人日乗
昨夜の



うれしさあまりの



飲み過ぎたたり

ひっさしぶりに
寝坊

ドッヒャーと
飛び起きる

慌ただしく味噌汁作り
朝食準備

ホッと一息ついてから
セーリング準備をして
三浦市諸磯へ

次世代指導の
おとといと昨日から一転して



本日は
熟年層にセーリングレッスン

本日の相模湾は
風向、風速が安定せず
各コンディションに合わせた
セールトリム講座にはぴったりの天候

ここでは昨日と違い
言葉言葉のオンパレードの
セーリングレッスンになる

熟年層にも
セーリングを
体で感じてもらえるレッスンが
いつの日か
できればいいのだけど

そういうプログラムを
創出するのが夢なんだけれど

でも本日も
ジブン的には
いい海 いいセールでの
とても充実したセーリングでした

ジブン的理想ではなかったけど
お客様にも喜んでもらえたとも
思います


帰り道
横須賀すかなごっそで
地場野菜の買い出し

今って
野菜高いのねと
主婦の心になってレジに並ぶ

2016年10月23日 お台場 船の科学館  新橋

2016年10月23日 | 風の旅人日乗
早起きして
久しぶりにおにぎりを握る
意外とうまくいく

東京へ

ヨットウエアのヘリーハンセンブランドに
長〜く協力をいただいている
チームニシムラの
セーリングイベント

午前
キッズ特別プログラム



セーリングを
言葉で教えるのは
最小限にとどめ

本人たちが
体に備わったセンサーで風を感じ
体に備わったセンサーで船の動きを感じられるよう
勝手にセーリングさせている子どもたち



安全以外のことには口に出さない

いつのまにか若葉の枝に
つぼみができて
そのつぼみがすくすくと育っている



すごいね

要は
大人が
いかに我慢強くあることができるかを
試されているってことだよ



午後
セーリングを知らない人たちの
体験セーリング

こちらもいかにして
我慢強く続けていくことができるか

自分自身との根比べでもある

チームのクルーのみんな
いつも本当にありがとう

みんながジブンの
すべてです




ちょっとあれこれ
内側が疲れちゃって
新橋では飲み過ぎちゃったけど

締めの挨拶も
支離滅裂になっちゃったけど

スマヌ スマヌ

本当にありがとうございます



2016年10月21日 がんばるじょ

2016年10月21日 | 風の旅人日乗
いつもの年より
たくさんの花を咲かせて
Myハイビスカスの
今年の夏が終わった気配

そろそろ
室内に入れてあげよう





歳を重ねるにつれ
大切だと思う人の数が減ってくる

そばにいて欲しいと感じる
人の選びかたが
失敗の経験を積むことで
じょうずになっていくんだな
きっと

生き方も
それにつれて
どんどん整理できていって
シンプルになっていく感じ

いいぞお〜

本日午前中は
逗子の海辺のカフェで
大変大切で
大変楽しい会議

準備
がんばるじょ


©︎ Katsuhiko Miyazaki / Kazi

2016年10月20日 怒り

2016年10月20日 | 風の旅人日乗


怒りの感情は
世間一般には
良くないものとされているけど


人間としての尊厳を侵された場合は
それは許されるのではないか

などと
夜中のひとり時間に
考えたりしておるの

怒りを覚えたとしても
その怒りを
正のエネルギーに変換するのであれば
いいよな
許されるよな

いいよね

ムカちゅくのよ
ホント


本日は一日の時間の
30%くらいを
羽田空港で過ごす日

要人のお見送り


その前にいっちょう
浜を走るか

怒りのエネルギーを
正の方向に使うのさ


羽田に行く前に
朝のスカイプ会議もあるぞ

楽しみな仕事の話だ

その前にガンガン走って
ガンガン汗かいて
爽やかな気分にしておかなくっちゃな


2016年10月19日 資料作り大会一日目

2016年10月19日 | 風の旅人日乗
さあて
資料作り3日間一本勝負の初日



なのについつい
仕事に関係のない本を読みたくなる

昔から変わらんな

今は
葉室麟の
『おもかげ橋』

人生はままならんものよ

明るくなったら
浜ランに行くよ

絶対行くよ




ということで
行ってきたよ
浜ラン



お昼は
葉山マリーナにて
お話をしながら