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映画好き、円柱野郎のブログです

映画を観る時の席位置は、見える画面の大きさが第一基準

2010年07月24日 23時55分18秒 | 映画(雑記)
最近はほとんど映画館のチケットカウンターに列ぶこともなく、基本的にネット予約ですませております。
しかも数年前からはネットからでもピンポイント座席予約が出来て有り難いご時世になってきました。

座席を予約するにあたって、その位置取りは個人の趣味がだいぶ出てくるだろうけど、ほとんどの人はスクリーンの正面に座れる様に真ん中に寄るのが普通みたいやね。
かく言う俺もその一人真ん中を選ぶですが、それがスクリーン寄りの前方か、それとも映写室寄りの後方かでさらに趣味が分かれてくるところと思います。
でも俺は「前方」や「後方」でだいたいの位置を固定することはなくて、作品によって使い分けたりしてるか。

基本的に後方に座るのは立体視が必要な3D映画で、体感的には後方の方が疲れにくかったのでそうしてます。
逆に前寄りに座るのは迫力重視のアクション映画やSF映画。
しかし字幕が見にくくても困るのである程度加減した真ん中の前方寄り(ややこしい)といった感じだけど、基準はスクリーンの枠が視界の8割を埋めるくらいといった感じかな。


さて、映画のスクリーンサイズには色んな種類があるというのは映画の世界の常識ですが、簡単に言うと
「スタンダード・サイズ」
「ビスタ・サイズ」
「スコープ・サイズ」
の3種類で、それぞれ大ざっぱに1.33:1(4:3)、1.66:1(16:9)、2.35:1とどんどん横長になっていきます。
(厳密に言うともっと種類があるけど、ここでは省略。
Wikipediaに詳しく載ってます→「画面アスペクト比」)

最近の映画館では基本的に上映開始時はビスタ・サイズになっているみたいだけど、ここでスコープ・サイズの映画を上映する事になった時、スクリーンサイズをどう変化させるかというやり方が劇場のスクリーンによって異なるわけですな。
ちなみにサイズの変更は予告編と本編の間に行われることが多いので、観客の目にしている最中に起きます。


【Aタイプ】

上映前にビスタ・サイズだった画面を、スコープ・サイズの上映時には縦に縮めるタイプ

【Bタイプ】

上映前にビスタ・サイズだった画面を、スコープ・サイズの上映時には横に広げるタイプ


基本的にスクリーンてのはフリーサイズ(?)のデカいのを張っておいて、黒いカーテンで縦や横を広げたり縮めたりしてます。
となると、おそらく劇場の物理的横幅がスクリーンの横限界になっていると思うので、上の絵は横幅を揃えて作ってみました。

この絵でイメージするとAタイプの方がデカい画面に思えるけど、人間てのは最初の印象に引きずられるので、見ている最中に縦が縮むと画面が小さくなった様に感じて損した気になってしまう。
逆に見ている最中に横幅が広がると得した気分になるから不思議w


で、前置きが長くなってしまったけど、つまり何が言いたいかというと、
“ビスタ・サイズをイメージして席の位置を決めると、劇場によってはスコープ・サイズになった時に意外に小さく感じたり大きく感じたりすることがある”
ってことです。

「あ~、もっと前方の席を取っておけば良かった」とか「後方の席を取っておけば良かった」といった後悔をすることがあるんだよね。
そんなわけで最近は、どこの映画館がどういうタイプでスクリーンサイズを変えるのか憶える様になってきました。
「ここのスクリーンはスコープになる時に画面が小さくなるから、自分のイメージより少し前寄りに席を取ろう」とか、またはその逆とか。
まあ普通の人にはどうでも良い悩みですね、分かってますともw
視界一杯にスクリーンを入れたいと思う俺ならではの悩みではあります。


ちなみに、俺のよく行く映画館では、なんばパークスシネマの8番スクリーンとMOVIX堺の6番スクリーンがAタイプ、なんばパークスシネマの5番スクリーンとTOHOシネマズなんばの2番スクリーンがBタイプでした。
(AとかBとかのタイプ名は、便宜的に俺が勝手に付けたものなのであしからず。)
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