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映画好き、円柱野郎のブログです

平戸~佐世保 後編

2011年03月11日 23時59分40秒 | 旅行・観光
「平戸~佐世保 前編」はこちら★「平戸~佐世保 後編」(このページ)

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平戸大橋

平戸への往路は夜到着の道程だったので景色はほとんど見えなかったけど、復路は午前中にバスで佐世保へ移動だったのでばっちり景色を堪能できました。



写真は平戸側から見た平戸大橋。
対岸が本州ですね。

来るときは対岸のにある松浦鉄道の"たびら平戸口駅"に着いて、そこからタクシーに乗ったのだけど、運転手さん曰く「この橋ができてからみんな車で行ってしまうようになった」ので、平戸口周辺は活気がなくなってしまったのだとか。
便利になることにも考えさせられます。



橋の上からの景色も綺麗でしたよ。
右側が平戸、左側が本州ですね。

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佐世保駅1



さて、バスに揺られて1時間半。
途中すっかり眠りこけてしまったので、気づけば佐世保駅に到着。
ここで特急に乗り換えて博多へ向かい、そこから新幹線の予定です。

…が、特急の発車時間まではまだ少しの余裕が。
ということで少し写真を撮ったり、お土産を買う時間が取れました。



駅の中には、佐世保名物の佐世保バーガーのオブジェ。
とてつもなく手作り感が漂ってるんだけど、製作費はいかほどなのか?



ちなみにこの佐世保駅はJRの日本最西端の駅なのです。
こんなところまでやってきたのかと思うと、なんだか感慨深いなあ…。
(普通電車の最西端は松浦鉄道の"たびら平戸口駅"。)

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佐世保駅2



ホームに上がるとそこには松浦鉄道の車両が。
路線としては南側からくるJRの終着駅で、ここから北へは松浦鉄道が走ってます。
上の写真はそのホームですね。
車両はなかなか新しい感じで綺麗でした。



そしてそのホームの反対側を向くとこれから乗る特急"みどり"が到着済み。
この時点でちょうどお昼だったので、せっかく来たのだから佐世保バーガーを買って乗り込みました。



それにしても佐世保バーガーは…デカい!
初めて食べたけど、レギュラーサイズのそのボリューム感たるや、俺の普段の2食分くらいあるんじゃなかろうか。

車中、頑張って食べたけど…苦しいったらありゃしないw

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おわりに(記 2011年3月27日)

この日は2011年3月11日。
佐世保発の特急に乗ったのは13時過ぎで、15時前には博多に到着する予定でした。
しかしその途中、鹿児島本線で人身事故があり1時間近くの遅れが発生。
その時はまあ仕方ないかと思っていたのだけど、遅れて博多に到着するその少し前、車内で周りの客が「地震があったらしい」と言い出しました。

平成23年東北地方太平洋沖地震、いわゆる東北関東大震災がその日の14時46分に発生。
戦後最悪の被害を出しているその震災によって、多数の方々が亡くなられ、原発事故も解決の見通しがいまだに立ちません。
東京電力管内では計画停電が実施され、日本経済全体への影響も懸念されます。

俺自身は大阪に住んでますが、その地震で大きく世間の空気が変わってしまったと実感してます。
今回の旅行記はその震災が起きる直前に見て回った九州のことですが、この文章を書くにつれ、その瞬間まで日本は平和だったとつくづく思い知った次第です。


震災で被害にあわれた方々へ心からのお見舞いを申し上げますとともに、亡くなられた方々へのご冥福をお祈りいたします。

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(おわり)

ホームページに載せている旅行記、
「思いのままに足がフラフラ」はこちら
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平戸~佐世保 前編

2011年03月11日 23時59分30秒 | 旅行・観光
イントロ

最近の仕事内容的に、地方出張が増えてきた今日この頃。
ついに一度も自分では足を踏み入れたことのない長崎県に行く機会が出来ました。
仕事とはいえ、せっかくそんな遠くまで足を延ばしたのだからその風景を楽しんできた次第です。

まあ実際には作業が終わってから日が暮れるまでの1時間半くらいしか時間はなかったけど、今回はその平戸で見た少しの風景と、その翌日に大阪への帰途で立ち寄った佐世保です。

★「平戸~佐世保 前編」(このページ)
「平戸~佐世保 後編」はこちら
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平戸の港



平戸といえば歴史の授業にも出てくる様に、江戸の鎖国前は対外貿易の拠点として栄えた町です。
1550年にポルトガル船が入港した地には、その石碑がありました。
(なんか新しい感じだったけど。)



平戸桟橋にはその船をかたどったモニュメントもあります。



桟橋あたりからは対岸の山の上に平戸城が見えていい感じですね。

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幸橋



港から城の方へ行く途中には幸橋と呼ばれる石橋が架かってます。
タクシーの運転手も観光名所の一つだと紹介してくれたんだけど、実際に1702年の築造というのだから、300年以上前の橋ということか。
そう思うと貫録のある橋だなと。

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平戸城



平戸城は丘陵上に築城された平山城なので、天守へ行くには少し上ります。
そして頂上に着けばそこには天守がそびえ…



改修中でした。
なんと間の悪い。
それでも中には入れるので良しとしますかね。

平戸城自体は昭和時代の復興天守なので、中は復興天守によくある博物館的な感じ。
しかし最上階は平山城の良さの一つでもある眺望が楽しめます。



平戸瀬戸。



そして玄界灘方面。
写真ではわかりにくいですが、壱岐と思しき島影も見えました。
実に良い眺め!

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寺と教会

平戸城まで行ったところですでに日没まであとわずか。
時間もないのであとは目的地を決めてさっと移動。

平戸といえば先にも書いた通り昔の貿易港。
宣教師フランシスコ・ザビエルが来航したことでも有名ですが、さすがこの地には聖フランシスコ・ザビエル記念教会という教会もあります。



ただこの教会は単独だけじゃなくて、ある地点に行くと周辺の寺院と尖塔が一緒に見えるという平戸らしい景色を楽しませてもくれるそうなんだけど。





とりあえず城からその見える地点に向かって移動…。
裏道っぽい路地感や、長い坂道などの雰囲気が良いですね。



そしてポイントに到着。
ああ…写真では伝えきれないけど、その異国情緒感は何とも言えない感じでした。


「平戸~佐世保 後編」はこちら
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2011年3月11日

2011年03月11日 23時54分33秒 | 日々雑記
本日平戸より大阪に帰ってきました。

福岡に着く頃、東北地方での地震のことを耳にしたけれど、ほとんど情報が入らず。
この時点で福岡駅と福岡空港で足止めされたものの、しばらくして山陽新幹線の運行が再開されたのでなんとか予定より6時間遅れで大阪に帰ってこれました。

道中はニュースサイトとTwitterで情報を見ながら過ごしていました。
そしてさっきようやくTVでニュースを見ることが出来たのだけれど、そのあまりの被害の映像に絶句です。

震災を経験しているので揺れの恐ろしさは知っているつもりだけれど、津浪の映像は本当に言葉になりません。
多くの方々が亡くなられたという報道もされていますが、地域の方々の被害がこれ以上大きくならないよう切に願います。
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