本日二回目の投稿。
ちょっと長くなります・・・。
昨日は、8/6、
広島に原子力爆弾が投下された日。
そして、あさって9日は、
長崎に原爆投下された日です。
以前にも記しましたが、
広島原爆投下時、
私の夫の母と祖父は、
まさに広島に居たのです。
爆心地から少し離れた所に居たおかげで、
「被爆」はしなくて済みましたが、
いわゆる「被曝」が本当に免れたかは
まったくわかりません。
義母が幼い時に見た光景は、
聞いただけでぞっとしました。
「爆心地から離れていても、
川には魚がたくさん死んでいた・・・」と。
その光景が現実ならば、
義母達も影響が全くなかったとは言い切れません。
義母は、体質的に腫瘍ができやすいようですし、
祖父は70代で亡くなりました。
義母と祖父は、元々関西出身で、
戦争を境に、青森に疎開して、
そのまま居を構えました。
義母の知人も青森に疎開してきたらしく、
その方は、まさに被爆者です。
その方の息子さんは、ノブさんのクラスメイト。
とても優秀な息子さんは、日本一の国立大に入学、
しかし、彼は、被曝二世で、
小さな頃からよく鼻血を出していたそうです。
今、どうしているのか。
そんなわけで、広島については
他人事ではありません。
原爆も原発も、根っこは同じです。
元々、原発を造りたかった理由は、
原爆を造りたい為でした。
それを戦後、原発を進めたいために、
「核の平和利用」など
隠れ蓑の名前を付けて、
正当化したんです。
当時の広島市民も、原爆は嫌だが、
原発の「平和利用」ならいいと、
言葉のマジックに引っかかったようです。
日本は本当に、原爆や原発に関わりやすい
不思議な国です。
広島、長崎、第五福竜丸、そして福島。
そして、1945年7月26日(広島へ投下11日前)に、
静岡県の島田で、アメリカ軍による模擬原爆投下で、
40人以上の人々が犠牲になったこと。
模擬爆弾なので、原爆投下とは違っても、
そこにも普通の人達が巻き込まれてしまった
事実がありました。
同時に当時、島田では、日本軍が新兵器として、
秘密裏に造ろうとしていたのは、
強力な電磁波を使ったレーダーで打ち落とす兵器。
これは結局、失敗に終わっていたようですが。
今、日本は曲がり角に来ています。
戦後69年、「平和」をもたらす為と称して、
「武力」による「平和作り」を目論んでいます。
ここにも言葉のマジックがあります。
「集団的自衛権」と「個別的自衛権」の違いさえ、
若い人達には誤解されていると言われています。
日本を攻撃されたら、自衛できる。
これが個別的自衛権。
これはすでに認められているんです。
しかし、集団的自衛権は別です。
アメリカや連合国の戦争に荷担できる、
そういう権利なんです。
自国のためではなく、
他国のために日本が戦争に加わる。
自衛隊がやがては軍隊と改名されるかも
しれません。
自衛隊員の早期退職増加や
入隊者の減少も聞こえてきます。
自衛隊の皆さんだとて、
きっと進んで戦争に加わりたいとは
思わないと思いますし、
そのご家族は、もっと心痛でしょう。
憲法改正(悪)できないから、
憲法解釈からやっておいて、
やがては改正(悪)するという下ごしらえ。
日本人は、徐々にされることには
麻痺しやすい国民のように感じます。
来年は戦後70年。
被爆者も戦争体験者も
どんどん亡くなっていく現実です。
年に1度だけ戦争について考えることは
本当は不足ですが、
せめてこの日だけでも、
平和や戦争のことを考えてみて下さい。
もう少ししたら、本当に平和とは何かと
考えざるを得ない現実が訪れるのです。
その前から、じっくりとご家族で
語り合って下さい。
特に子供さんのいるご家庭では
是非、そうしてほしいですね。
ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんから
戦争体験のことを聞く夏休みもいいですね。
ここあでした。
ちょっと長くなります・・・。
昨日は、8/6、
広島に原子力爆弾が投下された日。
そして、あさって9日は、
長崎に原爆投下された日です。
以前にも記しましたが、
広島原爆投下時、
私の夫の母と祖父は、
まさに広島に居たのです。
爆心地から少し離れた所に居たおかげで、
「被爆」はしなくて済みましたが、
いわゆる「被曝」が本当に免れたかは
まったくわかりません。
義母が幼い時に見た光景は、
聞いただけでぞっとしました。
「爆心地から離れていても、
川には魚がたくさん死んでいた・・・」と。
その光景が現実ならば、
義母達も影響が全くなかったとは言い切れません。
義母は、体質的に腫瘍ができやすいようですし、
祖父は70代で亡くなりました。
義母と祖父は、元々関西出身で、
戦争を境に、青森に疎開して、
そのまま居を構えました。
義母の知人も青森に疎開してきたらしく、
その方は、まさに被爆者です。
その方の息子さんは、ノブさんのクラスメイト。
とても優秀な息子さんは、日本一の国立大に入学、
しかし、彼は、被曝二世で、
小さな頃からよく鼻血を出していたそうです。
今、どうしているのか。
そんなわけで、広島については
他人事ではありません。
原爆も原発も、根っこは同じです。
元々、原発を造りたかった理由は、
原爆を造りたい為でした。
それを戦後、原発を進めたいために、
「核の平和利用」など
隠れ蓑の名前を付けて、
正当化したんです。
当時の広島市民も、原爆は嫌だが、
原発の「平和利用」ならいいと、
言葉のマジックに引っかかったようです。
日本は本当に、原爆や原発に関わりやすい
不思議な国です。
広島、長崎、第五福竜丸、そして福島。
そして、1945年7月26日(広島へ投下11日前)に、
静岡県の島田で、アメリカ軍による模擬原爆投下で、
40人以上の人々が犠牲になったこと。
模擬爆弾なので、原爆投下とは違っても、
そこにも普通の人達が巻き込まれてしまった
事実がありました。
同時に当時、島田では、日本軍が新兵器として、
秘密裏に造ろうとしていたのは、
強力な電磁波を使ったレーダーで打ち落とす兵器。
これは結局、失敗に終わっていたようですが。
今、日本は曲がり角に来ています。
戦後69年、「平和」をもたらす為と称して、
「武力」による「平和作り」を目論んでいます。
ここにも言葉のマジックがあります。
「集団的自衛権」と「個別的自衛権」の違いさえ、
若い人達には誤解されていると言われています。
日本を攻撃されたら、自衛できる。
これが個別的自衛権。
これはすでに認められているんです。
しかし、集団的自衛権は別です。
アメリカや連合国の戦争に荷担できる、
そういう権利なんです。
自国のためではなく、
他国のために日本が戦争に加わる。
自衛隊がやがては軍隊と改名されるかも
しれません。
自衛隊員の早期退職増加や
入隊者の減少も聞こえてきます。
自衛隊の皆さんだとて、
きっと進んで戦争に加わりたいとは
思わないと思いますし、
そのご家族は、もっと心痛でしょう。
憲法改正(悪)できないから、
憲法解釈からやっておいて、
やがては改正(悪)するという下ごしらえ。
日本人は、徐々にされることには
麻痺しやすい国民のように感じます。
来年は戦後70年。
被爆者も戦争体験者も
どんどん亡くなっていく現実です。
年に1度だけ戦争について考えることは
本当は不足ですが、
せめてこの日だけでも、
平和や戦争のことを考えてみて下さい。
もう少ししたら、本当に平和とは何かと
考えざるを得ない現実が訪れるのです。
その前から、じっくりとご家族で
語り合って下さい。
特に子供さんのいるご家庭では
是非、そうしてほしいですね。
ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんから
戦争体験のことを聞く夏休みもいいですね。
ここあでした。