初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

G線上のアリア (バッハ作曲)

2006年05月31日 | バッハ
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はバッハ:G線上のアリアです。

タイトルもどこかで聞いた事があると思いますが、曲もきっと聴いた事ある曲だと思いますよ!しっとりとしたメロディは、やはり不屈の名曲ですし、落ち着いた雰囲気には癒されますよね。

曲名に出てくるG線というのはヴァイオリンの4本の弦のひとつの弦の名前で、この曲はこのG線という1本の弦で演奏できてしまう曲なんですね。でも、実際に演奏されるときは、1本で演奏されている事は少ないようですが・・・。でも、そんな事を知っていると、友達にちょっとした自慢もできますから、是非明日、学校とか職場とかで自慢してみてください。(でも有名な話だから、話した人も既に知ってるかも?)

 静かな曲調の中に、どこか淋しげな美しいメロディがしっとりと流れてきます。
 落ち着いた雰囲気は、こころにもしみわたってきますね。ゆったりとした、何もかも
 忘れて、この曲に身をゆだねてしまえそうな、包容力たっぷりの曲です。
 決して急がず、焦らず、ゆっくりと流れるフレーズは、時の流れさえも忘れさせて
 くれそうな、そんな気持ちにさせてくれます。何か嫌な事があったとしても、
 「そんな事、いつまでもきにしなくていいんだよ。」なんてやさしく語りかけて
 くれているような、大きな世界観を楽しませてくれる、壮大な曲にも聴こえてきます。

演奏時間も5分程度ですし、このゆったりとした曲調はまさに癒しの名曲ですね。CDでは、ヴァイオリン1台で演奏されているもの、ピアノ伴奏がついたもの、小編成で演奏されるもの、フルオーケストラで演奏されているもの、などなど、様々な形態で演奏されていますから、いろんな「G線上のアリア」を楽しんでみてください。



  ※【管弦楽組曲第3番】の記事はこちら  (2009年3月 追記)


≪オススメCD≫
G線上のアリアだけがいろんなヴァージョンでたくさん入ってます。
G線上のアリア100%
オムニバス(クラシック), ラ・プティット・バンド, クイケン(シギスヴァルト), バッハ, ハンニバル(ラルス), ペトリ(ミカラ), スコット(ピーター), ショーンヘルツ(リチャード), フォックス(バージル), ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
BMG JAPAN

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★
怒:★★★★★
哀:☆☆☆★★  →癒☆☆☆☆☆
楽:☆☆☆★★

≪おすすめシチュエーション≫
癒しのメロディっていうのは昔から変わらないんでしょうか?
今聴いても癒されますね。

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弦楽四重奏曲第77番「皇帝」

2006年05月30日 | ハイドン
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はハイドン:弦楽四重奏曲第77番「皇帝」です。

「皇帝」と言っても近寄りがたく、手の届かない雲の上のような曲。と言う訳ではないですね。さわやかでスッキリしたメロディは、親しみやすく、自然に聴けますね。上品なところは、それを感じるところがあるかもしれませんが、このタイトルはもともと2楽章のメロディが「オーストリア国家と皇帝を讃える歌」として、の曲をアレンジした事に由来しているようですが、現在ではそのメロディはドイツ国家として歌われている曲のようですね。

・・・と、言う事は、ドイツ国家の作曲者はハイドン!?ってことですか?(ちょっと言いすぎかな?)でも、そう考えると、スゴイですよね。


 第1楽章:明るく快活なメロディはとてもここちよく響いてきますから、聴いていても
 楽しくなってくる曲ですね。とても元気に弾んだ曲ですから、力が湧いてくるような
 ハツラツと輝いて聴こえるこの曲は、皇帝という言葉の響きはどんな風に感じるか、
 分かりませんが、この曲みたいに明るい皇帝なら親しみも持てて気軽な感じがしますね。

 第2楽章:ヴァイオリンが静かにゆったりとやわらかいメロディを奏でてきます。国家
 と言われると、そうも聴こえますが、こんな美しいメロディならいいですよね。
 その後、この同じフレーズをチェロがしっとりと繰り返しますが、何度もアレンジして
 様々な姿に形を変え演奏されますが、何度聴いてもいいやさしく、いいフレーズですね。
 こんな曲なら、いろいろな問題とかも起きたりしないんでしょうね。きっと。

 第3楽章:すべるような、なめらかなフレーズが軽やかに聴こえてきます。
 楽しく、あどけない表情はとても楽しめますよね。その後少し雰囲気を変えて、影が
 差すようなフレーズにもなりますが、それもちょっとしたアクセント程度ですから、
 またすぐに明るいフレーズになります。

 第4楽章:それまでの軽快なリズムから一転、ちょっと問題が起こったような、フレーズ
 から、始まりますが、それも、ひとつずつ解決していくように、だんだん明るい曲調
 へと形を変えていきます。最後は綺麗に明るく終っていますから、安心して聴けますね。

そう言えばこの曲。ドイツのF1ドライバー:ミハエル・シューマッハが優勝したときに、表彰台に乗っているときに、流れてきてますね。そうやって聴くと、また違った感じにも聴こえるかもしれませんが、そう考えると・・・今度のドイツサッカーワールドカップとかでも、この曲が聴けるって事なんですね!?ワールドカップで流れるとどんな風に聴こえるんでしょうか?

≪オススメCD≫
弦楽四重奏でドイツ国家を聴いてみましょう。
ハイドン:弦楽四重奏曲第77番&第78番
タカーチ弦楽四重奏団, ハイドン, ドヴォルザーク
ユニバーサルクラシック

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆☆

≪おすすめシチュエーション≫
国家とか皇帝とか聞くと大それた感じもしますが、この曲は全然そんなことを感じさせず気軽に聴けますね。

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幻想交響曲  (ベルリオーズ作曲)

2006年05月29日 | その他の作曲家
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はベルリオーズ:幻想交響曲です。

これは、交響曲なんですけど・・・、ちょっと変わってますね。交響曲なら普通は全4楽章なんですが、この曲は全5楽章あります。特にこの曲でオススメなのは、2楽章のワルツですね。このワルツがとても豪華絢爛でこれぞワルツ!!って感じがしますが、どうでしょう?まあタイトルがそう思わせるのかも知れませんが、どこを聴いても普通の交響曲とは違った幻想的なムードたっぷりですから、これはこれで楽しめると思います。

作曲家ベルリオーズは、この曲を当時恋していた女優に対する恋心ををイメージして作ったとも言われていますし、各楽章にはそれぞれタイトルもついていますから、交響曲と言うよりは、組曲のイメージの方が強くなっているのかもしれないですね。

 第1楽章(夢、情熱):フルートやオーボエ、クラリネットなどの木管楽器がやわらかく
 リズムを刻むところからはじまりますが、弦楽器が入ってくると、どこと無く切なく
 なるムードが、締め付けられる思いがしてしまいますね。その後は少し楽しい雰囲気
 も見せますが、やはりどこかに影がさしているようなメロディが続きます。
 想いを寄せているような、ぼんやりとした雰囲気は正に幻想的な曲ですね。

 第2楽章(舞踏会):序盤はコントラバスの低音が妖しげに曲を進めていきますが、
 トランペットの明るいファンファーレとともにハープがポロロロロン♪と鳴り響くと
 そこはもう、舞踏会のステージに早変わりですね。魅力的なワルツのメロディが豪華な
 シャンデリアの輝く宮殿の中で華麗に繰り広げられているパーティーはとても楽しそう
 に聴こえますね。このワルツだけでも十分聴いていられる曲だと思いますからとても
 オススメですね。

 第3楽章(野辺の情景):イングリッシュホルンとオーボエの渇いたフレーズがお互い
 を呼び合っているようにも聴こえますが、2楽章での派手なワルツがまるで嘘のように
 聴こえるほど、淋しく音の少ない曲ですね。ただ、音が少ないだけに、その少ない音の
 ひとつずつが、妙にすっきり、透明に聴こえてきます。悲しみのような諦めにも似た
 そのフレーズは脱力感を感じてしまいます。

 第4楽章(死刑台への行進):ティンパニ(大太鼓)の忍び寄るような、そしてだんだん
 大きくなってくるリズムはだんだんと圧迫感を感じてしまいます。そしてその圧迫感を
 一層増すのが、途中にいきなり入ってくるトランペットとトロンボーンのフレーズです
 ね。そしてこの時代に初登場した低音金管楽器チューバの野太い重低音が鋭く響き渡る
 と、死刑台への行進というのもどこかうなずける気がします。

 第5楽章(悪魔の祝日の夜の夢-魔女のロンド):おどろおどろしいフレーズを低音の
 弦楽器が奏でます。そして更にあざけり笑うかのようなヴァイオリン等の弦楽器が、
 けたたましい響きを上げながらつないでいきます。しばらくはどうしていいか分からない
 ような感じになってしまいますが、クラリネットが曲をまとめようと、必死に音を鳴ら
 すと、少し曲は落ち着いてきます。すると今度はチャイムの鐘の音が、また、妖しい
 雰囲気を思い出すかのように単調に音を響かせていきます。
 しかし、また金管楽器が曲を立て直そうと、フレーズを鳴らします。そして、何とか
 エンディングにむけて形を作っていきますが、最後はもうやけっぱちですね。
 これまでのメロディやフレーズを大集合して、みんな好き放題で鳴らしまくって曲を
 終えます。

幻想交響曲とはホントによく名付けたものだと思います。幻を追いかけているような、一見つかみ所が無いような曲にも思えますが、ひとつひとつのフレーズやメロディは何故か美しく聴こえてしまうのが、とても不思議な曲です。滅びの美学とでもいうやつなんでしょうか?それとも「恋は盲目」なんて言葉もありますから、そっちの方がこの場合は当てはまるんでしょうか?

≪オススメCD≫
このジャケットみたいな不思議な世界を聞かせてくれると思いますよ。

ベルリオーズ:幻想交響曲
フィラデルフィア管弦楽団, ベルリオーズ, オーマンディ(ユージン), イベール, フィラデルフィア管弦楽団合唱団, ルジェ=ド=リール
BMG JAPAN

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★
怒:☆☆☆★★
哀:☆☆☆★★   →幻☆☆☆☆☆
楽:☆☆★★★

≪おすすめシチュエーション≫
恋をすると、色んな感情が自分の意思とは関係なくあふれ出してくるんですね。

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交響曲?協奏曲?ソナタって何?

2006年05月28日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は「クラシックの曲名について」です。

クラシックの曲が一般的に認知度が低い理由として、基本的に曲名がついているものが無いから・・・と言う事もあるんだと思います。もちろん曲名はあるんですが、「交響曲第○番」とか「○○ソナタ第○番」とか言われても、そりゃあはじめての人がタイトルだけ聞いたら、「いや、クラシックはちょっと・・・」ってなっちゃいますよね。と言っても今更、タイトルをつけるなんてのも、無理ですし・・・。

そこで今日は、せっかクラシックを聴こう!と思って見た人のために、そんなクラシックの曲名を簡単に紹介してみようと思います。・・・と言っても専門家ではないので、雰囲気とかイメージだけで書いてますから、曲選びの参考までに気楽に読んでみてください。


≪交響曲≫
  クラシックといえば交響曲が代表的な作品になりますが、でも、響きがどうも堅苦し
  いですよね。ベートーヴェンの「運命」とかハイドンの「時計」とかサブタイトルと
  かが、ついていると、まだいい方なんですが、サブタイトルは無い事の方が多いです
  ね。時間も30分~1時間を越えるものまで、長いものが多いですが・・・。
  交響曲はフルオーケストラが大迫力で迫ってくるような曲が多いですし、オーケストラ
  の個々のソロなんかも楽器の特徴を活かした、素晴らしいメロディも聴けますから、
  色々な魅力が楽しめる曲だと思います。それに、どの曲でも聴き応えは満点ですから、
  どうせ聴くなら、聴こうと思ってしっかり聴いた方が、曲の良さも伝わってくるん
  じゃないでしょうか?

≪協奏曲≫
  ピアノ協奏曲とかヴァイオリン協奏曲が代表的な作品ですね。この曲は曲名について
  いるピアノやヴァイオリンを中心にオーケストラがそのサーポートを、伴奏するように
  作曲された曲です。全3楽章で演奏時間は30分程度です。時間的には交響曲よりは
  聴きやすいかもしれないですね。それに、ソロ楽器のテクニックや技術なんかが聴き
  どころですから、そんなところも楽しめると思いますよ。
  特にベートーヴェンやモーツァルトの曲なら、作曲家が演奏家のために「カデンツァ」
  と呼ばれるアドリブソロの部分を楽譜に残していますから、これは、現代の演奏家
  も自分のアレンジで自由に演奏していますから、同じ曲でもカデンツァ部分は皆、
  違った曲になるんですね。モーツァルトの協奏曲のカデンツァをベートーヴェンが
  作曲したものは今でも演奏されていますから、スゴイですよね。
  ピアノやヴァイオリンの他にも数は少ないですが、チェロ、クラリネット、フルート
  ホルン協奏曲なんていうのもありますから、それぞれの楽器の特徴で選んでみるのも
  いいですよね。

≪ソナタ≫
  ソナタというのは、もともと音楽用語で曲の形式を表した用語なんですが、曲名で
  ピアノソナタとかヴァイオリンソナタとかになっているものは、たいていは、ソロ
  楽器をピアノが伴奏している曲の事です。ピアノソナタに関してはピアノソロだけ
  ですが、基本的には全3楽章で、気軽に聴きやすい曲じゃないでしょうか?
  ピアノソナタとヴァイオリンソナタが有名ですが、チェロやフルート・クラリネット
  のソナタもありますが、録音も少ないですし、曲自体も少ないようです。
  
≪組曲≫
  交響曲や協奏曲は起承転結みたいな作曲にかんする作り方の決まりがありますが、
  組曲に関しては、そんな決まりごとに捕らわれず、メインタイトルののテーマに合わ
  せて、1曲ずつにタイトルをつけて、イメージしながら聴き易く作られたものが多い
  と思います。基本的にはフルオーケストラのための作品が多いのですが、ピアノの為
  の組曲の作品もありますし、あとはお好あみでしょうね。

≪歌劇(オペラ)≫
  タイトルのとおり劇ですから、オペラ歌手がオーケストラの伴奏でそれぞれの役に
  なって、ストーリーの展開に合わせた曲を歌います。オペラ歌手と聞くとこれも
  堅苦しいイメージがありますが、でもオーケストラをバックにマイク無しで情熱的に
  歌う姿はとても感動的ですし、美しい歌声に思わずうっとりする曲もたくさんあり
  ますから、食わず嫌いじゃなくて一度聴いてみると、案外ハマってしまうかも!?
  それに、コンサートに行くと派手でにぎやかな衣装も見所のひとつなんですよね。

≪序曲≫
  序曲は基本的に歌劇(オペラ)のストーリーが始まる前に一番最初に演奏される短め
  の曲のことで、これから始まる歌劇をイメージさせるようなものや、何が始まるか
  楽しみにさせる曲も多いですから、そんな曲はワクワクしながら聴けますね。
  ちなみに、曲の短さから、序曲だけで作曲されているものや、歌劇も作曲されている
  のに、序曲だけが有名になった曲もありますから、そんな曲は序曲だけ聴いても
  十分に楽しめますね。CDでも「序曲集」なんてのもありますからクラシックの入門
  編としてもオススメですね。


≪交響詩≫
  このブログでいうところの「ちょっとした曲」って感じだと思います。演奏時間も
  10~20分程度ですから、気軽に聴けると思いますよ。編成はフルオーケストラが
  演奏していますが、特に楽章がある訳ではないですから、聴きやすいと思いますよ。
  

もう少し早めにやりたかったんですが、今更ですけど、今日はちょっと変わった感じですすめてみました。「そんなの知ってるよ」なんて人にはちょっと退屈だったかも知れないですけど、まだ知らない人には今後、まだ聴いたことのない曲を聴くときの参考にしてみてください。ただ、いつものように個人的な独断と偏見に基づいたものですから、あくまで参考までに。



≪オススメCD≫

ピアノならこんなCDも出てますね。
100曲ピアノ ~10枚10時間3000円~
オムニバス(クラシック), ヤンドー(イェネ), モーツァルト, ソラコイ(バラーシュ), ベートーヴェン, プルニ(イロナ), チャイコフスキー, ドヴォルザーク, ナジ(ペーテル), バダジェフスカ
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

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こちらはヴァイオリンのベスト版ですね。
どこかで聴いたクラシック ベスト101(ヴァイオリン編)
オムニバス(クラシック), シルブ(マリアーナ), イ・ムジチ合奏団, ヴィヴァルディ, ハイドン, ベル(ジョシュア), コーカー(ポール), クライスラー, リュウ(アンドレ), ヨハン・シュトラウス・オーケストラ
ユニバーサルクラシック

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こちらはオペラのベスト版です。
ベスト・オペラ100
オムニバス(クラシック), ベルガンツァ(テレサ), イギリス室内管弦楽団, バレンボイム(ダニエル), モーツァルト, ハーパー(ヘザー), アレン(トーマス), ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団, ハイティンク(ベルナルト), ゲイル(エリザベス)
東芝EMI

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曲名でイメージがふくらんできたら・・・もくじで曲を選んでみましょう!
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ヴァイオリンソナタ第25番

2006年05月27日 | モーツァルト
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はモーツァルト:ヴァイオリンソナタ第25番です。

モーツァルトのヴァイオリンソナタは、他の作曲家のそれに比べて、とても聴きやすいですね。もちろんヴァイオリンソナタですから、ピアノ伴奏にヴァイオリンソロのふたつの楽器の演奏なので他の作曲家の作品でも、基本的にはどの作曲家でも聴きやすい事には違いないんですが、ヴァイオリンソナタなら、たいていの場合は全3楽章で、演奏時間は30分程度なんですが、モーツァルト、特にこのソナタなんかは、全2楽章で、ふたつの楽章をあわせても、せいぜい12・3分程度ですから、時間的にもあっさりしていて聴きやすいんじゃないでしょうか?

曲の内容も、明るく、生き生きとした曲調は聴いていてもワクワクしてきますし、それにモーツァルトのこの曲って、なんだか可愛らしいんですよね。それに、CDでも上に紹介したように、一曲あたりの演奏時間が短いので、今回のオススメCDみたいに1枚で4曲入ってたりする事も多いですから、たくさんの作品が1枚に録音されていると、なんだか、得した気分になりますよね。(CDのトータル時間は変わらないんですけど。)


 第1楽章:自然に流れてくるヴァイオリンのメロディは、耳ざわりもよく、全然違和感
 なく聴ける曲ですね。以前友人にこの曲を聴いてもらったところ、「歯医者さんで流れ
 てる曲みたい。」と言われた事がありましたが、確かに歯医者さんに行くとBGM
 としてモーツァルトを流しているところもあるかもしれないなぁ、なんて妙に納得して
 しまいましたが、それだけ、自然で落ち着ける曲という事だと思います。テンポも軽快
 に流れてくるこの曲は、普通に聴いても普通にいい曲だと思いますよ。

 第2楽章:ピアノとヴァイオリンがゆっくりとテンポを確かめるように合わせてきます。
 お互いに少しずつ気を使いながら、とても楽しく世間話でもしているようにも聴こえて
 きますね。聴いていると、話の仲間に入りたくなってくるような、思わず肩を揺らして
 聴いてしまう曲ですね。

別に何をするでもなく、CDを流しているだけ・・・。なんて事が、誰にでもたまにはあると思いますが、この曲もそんな、くつろげるひとときにぴったりの曲じゃないでしょうか?特に「クラシックを聴いているんだ!」なんて肩に力を入れなくても、自然に親しみのあるメロディがここちよく体に響いてくる曲ですね。

≪オススメCD≫

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番&第25番&第26番&第27番&第29番
パールマン(イツァーク), バレンボイム(ダニエル), モーツァルト
ユニバーサルクラシック

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
仕事や勉強をしながら聴いていても全然邪魔にならないくらい自然な感じがいいですね。

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「軽騎兵」序曲 (スッペ作曲)

2006年05月26日 | 序曲と前奏曲
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はスッペ:「軽騎兵」序曲です。

この曲は、喜歌劇「軽騎兵」の序曲なんですが、この曲の場合は、この「喜歌劇」として演奏される事は、ほとんど無く、この序曲のみで演奏されるケースの方が多いようです。ちなみに、歌劇がオペラと呼ばれているのに対して、喜歌劇はオペレッタと呼ばれています。

いつもなら、ここで、物語のあらすじは・・・と始めたいところなんですが、この曲は序曲だけが有名なので、ストーリーは知りません。(そんなんでいいのか!?)なので、その代わりと言ってはなんですが、軽騎兵についてちょっと触れると、大げさな鎧や甲冑を身に付けず、軽装備の騎兵の事のようで、親衛隊や護衛隊のような役割をしていたケースが多いようです。

内容が、曲とは少し離れてしまいましたが、肝心の曲の内容は、もちろん序曲ですから、演奏時間も7分少々と短めですし、なんと言っても閲兵式を思わせるような、トランペットの勇ましいファンファーレがなんと言っても聴きどころでしょうね。


 トランペットの見事なファンファーレがバシッと決まると、圧巻の一言ですね。
 とにかくカッコイイ!!その後はホルンが続いてファンファーレを演奏しますが、
 これも重圧感たっぷりで、爽快感は抜群の曲ですね。弦楽器はそのサポートに徹して
 いますし、トランペットをはじめ、トロンボーン、ホルンが大活躍するこの曲は
 とても気持ちよくさわやかに響きますね。
 中盤は雰囲気を変えて、チェロの演奏が、やや妖しげなメロディを奏でますが、
 緊張感は保っていますから、次にどんなメロディがはじまるか、楽しみになって
 きます。そして終盤へ向けて、ホルンの弾むリズムから、またトランペットが軽やか
 にメロディを刻んできますが、確かこのメロディは、JRの「そうだ、京都へ行こう」
 のCMでも流れていた曲だと思います。(今流れているCMではないんですが、)

スッペはこの他にもたくさんのオペレッタを作曲しているんですが、やはり、どの曲も序曲だけが有名なんですね。ただ、序曲だけが有名になるのもうなずける名作がありますし、元気になれる勢いのある曲なので、これからもそのいくつかを紹介してみますので、お楽しみに!

≪オススメCD≫
軽騎兵の他にも有名な聴いた事のある序曲がたっぷり入った1枚です。
序曲集(軽騎兵・ウィリアム・テル)
フィラデルフィア管弦楽団, スッペ, オーマンディ(ユージン), ロッシーニ, エロール, オッフェンバック, メンデルスゾーン
BMG JAPAN

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆   →勇☆☆☆☆☆
怒:☆☆★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
トランペットのファンファーレは、青空の下での閲兵式を想像させます。

「そうだ、京都へ行こう」と思ったら・・・。
京都をはじめお寺の紹介ブログ⇔☆お寺さんぽ☆
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ピアノ協奏曲第1番 (ベートーヴェン)

2006年05月25日 | ベートーヴェン
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番です。

今日はベートーヴェンのピアノ協奏曲の記念すべき第1番です。ベートーヴェンはモーツァルトやハイドンとほぼ同時代の作曲家なんですが、第1番はベートーヴェンと言うより同時代のこの二人の影響をかなり受けているというか、この時代がそうなのか、その後のベートーヴェンの協奏曲に比べてもちょっと違った雰囲気の曲ですね。

ちょっと突っ込んだ話の内容になってしまいましたが、モーツァルトやハイドンの作風に似ていると言う事は、初心者の方でも、気軽に聴けるとっても明るい曲なんですね。軽やかに流れるピアノは、実に鮮やかですから、クラシックが好きな人でまだこの曲を聴いてない人にも、オススメの一曲ですね。


 第1楽章:弦楽器のスッキリしたフレーズから始まります。目の覚めるような鮮やかな
 メロディが流麗にサラサラと流れていくのはとても気持ちのいい音楽ですね。
 かなり、もったいつけてピアノがようやく聴こえてきますが、待った甲斐があるって
 もんですね。なめらかなピアノはベートーベンを初めて聴く人にもとても新鮮で彼の
 イメージも変わるんじゃないでしょうか?忘れてはいけないのは、最後のカデンツァ
 (ピアニストによるアドリブソロ)ですね。ピアニストの腕の見せ所ですね。

 第2楽章:ピアノのやさしく、綺麗なメロディがしっとりとやわらかに伝わってきます。
 途中に出て来るクラリネットやフルート、弦楽器がピアノ演奏をなめらかに演出して
 くれます。全体的におおらかなこの楽章は和みますね。疲れがふうっと取れるような
 とにかくいいですよ。この曲!暖かい雰囲気はもう絶品ですね。

 第3楽章:軽やかで軽快に流れるピアノはとてもいいですよ。その後は弦楽器が勇ましく
 曲を作っていきますが、力が湧いてくるような、明るく元気な曲ですね。どんどん加速
 していくピアノはとても快感ですし、オーケストラとも、とってもマッチしてますから
 とても聴きやすくていいですね。

ベートーヴェンは暗い曲も多く作っていますが、この曲に関しては違いますね。明るい曲で、ベートーヴェンに対するイメージが変わるかもしれないですね。軽快でさわやかなこの曲は、イージーリスニングやBGMにもいいかもしれないですね。


≪オススメCD≫
シフのピアノは、ベートーヴェンを軽やかに聴かせてくれます。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番/同第2番
シフ(アンドラーシュ), ドレスデン・シュターツカペレ, ベートーヴェン, ハイティンク(ベルナルト)
ワーナーミュージック・ジャパン

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
日曜日に出かける前に聴くと楽しい1日が始まる予感がしますね。

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ヴァイオリン協奏曲第2番 (バッハ作曲)

2006年05月24日 | バッハ
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はバッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番です。

バッハの音楽をはじめ、この時代の音楽はいわゆる「バロック音楽」と言われるクラシックでも初期の頃の音楽なんですが、いかにもクラッシクと言った感じの、豪華で上品な感じのする曲が多いのですが、それと同時に、楽器や作曲法もまだまだ初期の頃なので、比較的単調なものが多いですから、ハッキリ言って、この曲調に慣れるまでには時間がかかるかも知れませんね。(個人の好みにもよりますが。)

ただ、さすが音楽の父とも呼ばれるバッハのこの作品は、そんなイメージを振り払うような曲だと思います。自分自身も敢えて避けていた訳ではないのですが、クラシックに興味を持って聴き始めた頃には、バッハはあんまり聴いていませんでした。
しかし、バッハのこの協奏曲を始めて、FMラジオで聴いたときから、この曲のファンになってしまいました。なので、初心者の方も、無理なく聴ける(とまでは言えないかもしれませんが、)と思いますから、バロック音楽入門にはいいと思いますよ!


 第1楽章:全体のやわらかで上品なヴァイオリン伴奏に乗って同じメロディをヴァイオリン
 が更に上品にかぶせてきます。気分はもうお城の宮殿にいるようですね。
 さわやかで、爽快感たっぷりですから、振り返ると「爺や」が紅茶を持って勧めて
 くれそうな、そんな豪華な気分になってしまいます。ヴァイオリンもなめらかに
 聴かせてくれますから、バロックの時代にタイムスリップした感じですね。

 第2楽章:1楽章とは変わって、静かに暗いフレーズが続きます。悲しく途方に
 暮れてしまいそうな、少しあきらめにも似た、そんな感じの音楽になります。
 しかし、悲しいんですが、その悲しみ方も、とても上品なので、「爺や、お紅茶
 がこぼれて、じゅうたんが汚れてしまったではではありませんか・・・」みたいに、
 とても、浮世離れした悲しみは、上品さも手伝って美しく聴こえてしまいますね。

 第3楽章:急に明るくなりますが、たぶんすぐに「爺や」が新しいじゅうたんに
 変えてくれたんでしょうね。「爺や、この品はどこで手に入れたのだ?とても
 いいではないか。前のものとは比べ物にならないぞ。」とばかりに上品に喜びを
 表現しているような、明るい曲になります。とても快活に聴こえますから、
 無理なく聴けると思うんですが、どうでしょう?

「バロック音楽」という言葉を意識し過ぎてをこんな風に紹介しましたが、決してバカにしてるわけじゃないんですよ。雰囲気を伝えようと思ってるだけですから、悪意はありません。初めにも書きましたが、結構この曲は好きなので、CDもヴァイオリニスト違いで3枚くらい持ってますから、なんだかんだ言って大好きなんですよ。だから皆さんも聴いてね。

≪オススメCD≫
(ヴァイオリン)アリス・アーノンクールは、指揮ニコラウス・アーノンクールの奥さんなんですね。
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集[全5曲]
アーノンクール(アリス), ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス, プファイファー(バルター), バッハ, アーノンクール(ニコラウス), シェフトライン(ユルク)
ワーナーミュージック・ジャパン

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆☆☆★★
楽:☆☆☆☆★   →貴☆☆☆☆☆

≪おすすめシチュエーション≫

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ヴァイオリン協奏曲 (ブラームス作曲)

2006年05月23日 | その他の作曲家
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はブラームス:ヴァイオリン協奏曲です。

この曲も一般的にはあまり有名ではないかもしれませんが、ベートーヴェンやメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と並んで三大ヴァイオリン協奏曲のひとつとして、クラシックの中では有名な曲のひとつなんですね。

ただ、やはり三大協奏曲と言われるだけの事はありますから、いい曲なんですね。1楽章を含めた前半は厳しく悲しいメロディが続きますが、後半からはヴァイオリンの魅力も含めて、明るく美しいメロディも増えてきますから、初心者の方にはそこがオススメなんですが、前半部分もヴァイオリンのテクニックなんかは聴き応えがあると思いますから、いろんな聴き方をしてみて欲しい一曲ですね。

 第1楽章:コントラバス・チェロ、ホルン等の中低音の穏やかなフレーズから始まり、
 それを弦楽器が更に盛上げながら、曲は始まります。ヴァイオリンソロは悲劇的な
 フレーズから始まりますが、しばらくすると、ヴァイオリンの持つ穏やかで暖かい
 音色をたのしませてくれるフレーズへと変わっていきます。特に高音部分は美しい
 メロディを華麗に聴かせてくれますから、悲しい部分との掛け合いも絶妙にマッチ
 していて、緩急のバランスをうまく使い分けている曲だと思います。

 第2楽章:木管楽器の柔らかな和音に乗せて、しっとりとしたオーボエのメロディが
 おだやかに流れてきます。やさしくゆったりとしたメロディは、心が洗われるような
 フレーズですが、どこか、悲しい雰囲気もあります。同じメロディをヴァイオリンが
 繰り返しますが、こちらは綺麗に美しくまとめてきていますね。途中からは少し感情
 的なフレーズになりますが、叶わぬ想いを訴えかける女性的な印象を想像してしまい
 ますが、終盤には美しいメロディに戻り、その健気な一途な想いを感じてしまいます。

 第3楽章:この曲の中でも有名な部分かも知れないですね。元気いっぱいなヴァイオリン
 のメロディから始まりますが、2楽章での想いが通じたんでしょうか?とても楽しそう
 に明るいフレーズになっています。途中はやはり、少し不安を感じる部分もありますが
 終盤には堂々と華麗なエンディングを迎えて派手に終わりますから、聴き応えも十分に
 あると思いますよ。

1楽章は少し悲しいメロディが多いですが、2・3楽章になると、次第にやさしく美しいメロディも増えて、明るい曲になっていきますから、そんな変化を楽しみながら聴ける曲ですね。


≪オススメCD≫
ムターとベルリンフィルの共演をお楽しみください。
ブラームス : ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ムター(アンネ=ゾフィー), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ブラームス, カラヤン(ヘルベルト・フォン), メネセス(アントニオ)
ユニバーサルクラシック

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【コレってどんな曲】
喜:☆★★★★
怒:☆☆☆★★
哀:☆☆☆☆★  →艶☆☆☆☆☆
楽:☆☆☆★★

≪おすすめシチュエーション≫
艶やかで美しく、どこか物悲しいヴァイオリンの魅力がたっぷりです。

→メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の記事はこちら
→ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の記事はこちら

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夜想曲(ノクターン)

2006年05月22日 | ショパン
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はショパン:ノクターンです。

ノクターンはピアノ曲で「夜想曲」なんて言われたりもしますね。穏やかな曲が多く、夢見ごこちで聴けますが曲中では、ほぼ必ず激しくなる部分がありますから、実際にはこれを聴きながら眠るのは難しい気もします。

でも、ピアノの大御所とも言える作曲家ショパンですから、とてもムードたっぷりにメロディを聴かせてくれる曲が多いですね。ショパンはノクターンを全部で21曲、作曲しています。CDでは、全曲が録音されたものや、抜粋で15曲程度が録音されているものが多いようです。ショパンのオムニバスCDでもおそらく1・2曲は入っていると思います。


 第1番(作品9-1):少し切ないメロディですね。漆黒の闇夜に明かりも付けずに
 ひとり淋しく過ごしているような、そんな悲しいフレーズに聴こえます。全体的に
 静かな曲調ですし、淋しさを心の底から味わってしまいそうな、そんな曲です。
 でも、たまにはそんな曲を聴いて物思いにふけってみるのも、いいかもしれない
 ですね。

 第2番(作品9-2):恋人同士が静まりかえった夜の部屋に二人、少しだけ明かりを
 付けて愛を語りあっているような・・・。とてもロマンチックな曲ですね。優しいピアノ
 の響きに思わずうっとりしてしまいそうな、いい雰囲気に思わず時間を忘れてしまい
 そうな、そんな曲です。

 第4番(作品15-1):しっとりとした曲ですね。楽に聴けますし、聴いているうちに
 和んできますから、オススメなんですが、途中、いきなり何かを思い出したかのような
 不安に駆り立てられている怖く激しいフレーズになりますが、すぐにおさまり、元の
 メロディに戻ります。

くつろいで聴けますが、単純にそれだけではなく、どこか切なくこころに響くメロディはショパンならではの魅力なんでしょうね。1曲あたりなら、だいたい、3~5分程度ですから、聴きやすいですし、分かりやすいですよね。なめらかで、鮮やかなピアノのメロディも自然に聴けるんじゃないでしょうか?

≪オススメCD≫
ワイゼンベルクの、なめらかなピアノでお楽しみ下さい。
ショパン:ノクターン選集
ワイセンベルク(アレクシス), ショパン
東芝EMI

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★
怒:☆☆☆★★
哀:☆☆☆☆★  →安☆☆☆☆☆
楽:☆☆☆★★

≪おすすめシチュエーション≫
やっぱり夜に聴くと、ムードがたっぷり楽しめますね。

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