たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はモーツァルト:交響曲第38番「プラハ」です。
モーツァルトの交響曲はだいたい20分~30分弱ですから、他の作曲家のそれに比べても演奏時間も短いですし、その分聴きやすいですよね。今回紹介する「プラハ交響曲」も25分程度ですから、交響曲にしては少し短めですね。それにこの曲は普通なら全4楽章構成なんですが、この「プラハ交響曲」は全3楽章で完成しています。以前紹介したシューベルトの交響曲のように、「未完成」と言う訳ではないんですね。それは、3楽章に「フィナーレ」とタイトルを打っている事でもわかりますね。
ちなみににタイトルの“プラハ”はチェコ共和国の首都で、当時モーツァルトが住んでいたウィーンからは北に位置しており、ドイツのベルリンからは南に位置する場所ですから、この辺をモーツァルトもよく行き来していたんでしょうか?
第1楽章:「ドーン!」という弦楽器とバスドラムのフレーズでものものしく始まり、
前半はモーツァルトにしては珍しく暗いフレーズ(しっかりとした、険しいフレーズ)
が続きますが、そんな序奏(イントロ)が終ると、テンポも少し早くなり、いつもの
明るいフレーズが顔を出してきます。やっぱりモーツァルトはこうでなくっちゃね。
スカッと晴れた青空の下でプラハの街中を馬車が勢いよく進んでいくような、タイトル
からそんな事も想像させる曲ですね。
第2楽章:ヴァイオリンなどの弦楽器がやわらかくメロディを奏でる、落ち着いた優しい
フレーズから始まります。全体的にのんびりとしたフレーズが多いですが、のどかな
感じがいいですよね。ゆっくりとした、あたたかい曲調にフルートやオーボエが、
しっとりとしたソロ演奏をじっくり聴かせてくれるところもありますし、とっても
落ち着きますね。
第3楽章:スピードが早くなり、勢いもついてきます。でもとても軽快なリズムですから
圧倒される事はないですね。後半へ向かって、どんどん曲は進んでいきますが、とても
にぎやかで、晴れ晴れしい曲調は変わらず、聴いていると明るく晴れやかな気持ちに
なれますね。
明るく楽しいモーツァルトの特徴がこの曲でも十分に味わえますから、楽しめる曲だと思います。CDを買うときは、この曲を含めて他のモーツァルトの交響曲が、2・3曲を1枚に録音されたものが多いと思います。モーツァルトは交響曲もたくさん作曲していますし、いろんな組み合わせのCDがありますから、その他の交響曲もこれから、紹介していきますので、このブログも参考にしてみてもらってもいいかもしれないですね。(参考になるかなぁ?)
≪オススメCD≫
イケメンのデイヴィスの第41番「ジュピター」と一緒にどうぞ。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
ドライブする時なんかには、軽快でいいかもしれないですね。
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今日はモーツァルト:交響曲第38番「プラハ」です。
モーツァルトの交響曲はだいたい20分~30分弱ですから、他の作曲家のそれに比べても演奏時間も短いですし、その分聴きやすいですよね。今回紹介する「プラハ交響曲」も25分程度ですから、交響曲にしては少し短めですね。それにこの曲は普通なら全4楽章構成なんですが、この「プラハ交響曲」は全3楽章で完成しています。以前紹介したシューベルトの交響曲のように、「未完成」と言う訳ではないんですね。それは、3楽章に「フィナーレ」とタイトルを打っている事でもわかりますね。
ちなみににタイトルの“プラハ”はチェコ共和国の首都で、当時モーツァルトが住んでいたウィーンからは北に位置しており、ドイツのベルリンからは南に位置する場所ですから、この辺をモーツァルトもよく行き来していたんでしょうか?
第1楽章:「ドーン!」という弦楽器とバスドラムのフレーズでものものしく始まり、
前半はモーツァルトにしては珍しく暗いフレーズ(しっかりとした、険しいフレーズ)
が続きますが、そんな序奏(イントロ)が終ると、テンポも少し早くなり、いつもの
明るいフレーズが顔を出してきます。やっぱりモーツァルトはこうでなくっちゃね。
スカッと晴れた青空の下でプラハの街中を馬車が勢いよく進んでいくような、タイトル
からそんな事も想像させる曲ですね。
第2楽章:ヴァイオリンなどの弦楽器がやわらかくメロディを奏でる、落ち着いた優しい
フレーズから始まります。全体的にのんびりとしたフレーズが多いですが、のどかな
感じがいいですよね。ゆっくりとした、あたたかい曲調にフルートやオーボエが、
しっとりとしたソロ演奏をじっくり聴かせてくれるところもありますし、とっても
落ち着きますね。
第3楽章:スピードが早くなり、勢いもついてきます。でもとても軽快なリズムですから
圧倒される事はないですね。後半へ向かって、どんどん曲は進んでいきますが、とても
にぎやかで、晴れ晴れしい曲調は変わらず、聴いていると明るく晴れやかな気持ちに
なれますね。
明るく楽しいモーツァルトの特徴がこの曲でも十分に味わえますから、楽しめる曲だと思います。CDを買うときは、この曲を含めて他のモーツァルトの交響曲が、2・3曲を1枚に録音されたものが多いと思います。モーツァルトは交響曲もたくさん作曲していますし、いろんな組み合わせのCDがありますから、その他の交響曲もこれから、紹介していきますので、このブログも参考にしてみてもらってもいいかもしれないですね。(参考になるかなぁ?)
≪オススメCD≫
イケメンのデイヴィスの第41番「ジュピター」と一緒にどうぞ。
モーツァルト:交響曲第38番&第41番デイヴィス(サー・コリン), BBC交響楽団, モーツァルトユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
ドライブする時なんかには、軽快でいいかもしれないですね。
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この度「プラハ」についての記事を書かせていただいたのですが、その際に初心者のクラシックさんのこちらの記事を参考にさせていただきました。
「プラハ」は始まりこそ重厚ですが、途中から「あ、やっぱりモーツァルトだ」という雰囲気が出てきて楽しいですね。
デイヴィスの音源をYouTubeで探してみたのですが、見つかりませんでした。
ほしいCDがたくさんあるので順番待ちとなりますが、そのうち入手したいと思います。
それと、誠に勝手ながら自ブログにて初心者のクラシックさんのこちらの記事のリンクを貼らせていただいたので、ぜひ遊びにいらしてください!