初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

「神童」アマデウス・モーツァルト(第2話)

2006年11月30日 | 作曲家の生涯
たまには、作曲家の生涯にふれてみてはいかがですか?

今日は「神童」ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(第2話)です。

≪作曲家の肖像≫
女帝マリアテレジアにもらった大礼服を着たモーツァルト
モーツァルト:ロンドン・ソナタ
浦川宜也 粟田口節子, 粟田口節子, 浦川宜也, モーツァルト
フォンテック

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【Wolfgang Amadeus Mozart】


さて、神聖ローマ皇帝から招待されたモーツァルト。今日はその続きからです。

(第2話)【ウィーンからパリへ】
 いよいよ女帝マリア・テレジアと皇帝フランツ1世に招待されて、シェーンブルン宮殿に向かうモーツァルト親子でした。姉ナンネルと弟モーツァルトは御前演奏を見事に弾きこなすのでした。初めてのシェーンブルン宮殿にはしゃいだ6歳のモーツァルトは、よほど嬉しかったんでしょうか、マリア・テレジアのひざに跳び乗り首に抱きついて、さんざんキスをしたという事ですから、付き添いだったレオポルトはさぞかし冷や汗モノだった事でしょう。

 シェーンブルン宮殿での有名なエピソードとしては、モーツァルトが宮殿でつまずいて転んだのを、ひとつ年上の皇女マリー・アントワネットが優しく手を貸して起こしたというものです。このときモーツァルトがマリーに「大きくなったらボクのお嫁さんにしてあげるね」とニッコリ返したという。

 多少のハプニングはあったものの、無事に御前演奏を終えたモーツァルト姉弟には女帝から大礼服が贈られたようです。

 見事に宮殿デビューを果たしたモーツァルトにはその後も貴族から、招待を受け演奏を続けるのですが、再びシェーンブルン宮殿に招待されたあたりから、モーツァルトは発熱してしまうのでした。

 まあ、なんだかんだ言っても子供ですからね。長旅の疲れと度重なる招待に応えての演奏がこたえたんでしょうね。10日ほど寝込んでしまっていたようですが、なんとか回復して帝都を後にして故郷ザルツブルクへ帰るのでした。

 ウィーン旅行で確信を掴んだレオポルトは1763年1月にザルツブルクに戻ると、今度は半年も経たないうちに再び一家で演奏旅行へ向かうのでした。

 レオポルトが次に目指したのはザルツブルクからは西の都パリとロンドンでした。
まずはドイツの諸都市ミュンヘン・アウグスブルク・マンハイム、フランクフルトの演奏会では14歳のゲーテが父親に連れられて、見物に来ていたという事ですから、ちょっとビックリです。

 ドイツを後にベルギーを経由してパリに着いたのはザルツブルクを出発して半年近く経っていた11月頃でしたから、昔は大変ですね。移動手段も馬車だし・・・。

 1764年、パリに到着したモーツァルト一家は、それまでの各地での演奏が評価を受けた事もあり、後援者の援助もあって、パリのヴェルサイユ宮殿でまたしても御前演奏を行うことが出来たモーツァルトでした。

 ここでもやはり、大絶賛を受けたモーツァルト一家には膨大な下賜金や、王族・貴族からも高価な品々を授かり、パリの晩餐会まで招待されていたようですから、当時としても異例の好待遇だったようです。



パリでも大絶賛を受けるモーツァルト。明日はいよいよ海を越えてイギリスへ、当時は大旅行ですが、ブログだとすぐに行けるからいいですね。という訳で、つづきはまた明日。


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「神童」ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(第1話)

2006年11月29日 | 作曲家の生涯
たまには、作曲家の生涯にふれてみてはいかがですか?

今日は「神童」ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(第1話)です。

有名な作曲家にはその真偽はともかくとして、たくさんの興味深いエピソードがあります。
そんな興味深いエピソードを中心に作曲家の生涯をたどっていきます。

≪作曲家の肖像≫
左は父レオポルト
真ん中で演奏してるのがモーツァルト
右に立ってるのが姉ナンネル
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番/第4番/第5番
藤川真弓, モーツァルト, ヴェラー(ヴァルター), ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサルクラシック

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【Wolfgang Amadeus Mozart】

【オーストリア】
【1756~1791】
【古典派】

今年はモーツァルト生誕250年という事で、世間でもかなり盛り上がっていてイベントや記念CDなどが発売されています。
「神童」と呼ばれ現在でも「アイネくクライネ」や「魔笛」また「トルコ行進曲」などのピアノソナタ、「ジュピター」を始めとする数々の交響曲を残したモーツァルトは一体どんな生涯を送っていたんでしょうか。


(第1話)【神童】
 1756年、モーツァルトはオーストリアのザツツブルクに生まれました。父親は宮廷音楽家のレオポルトで、ヴァイオリンの名手だったようです。
モーツァルトの幼少期のエピソードは多く、3歳になる頃からクラヴィア(昔のピアノ)で和音を探して遊ぶようにしていたとか、放っておくとクラヴィアからいつまでも離れずに音を鳴らしていたとか、クラヴィアから離れずに楽しそうに遊んでいるので、試しに弾かせてみるといとも簡単に弾いてしまったとか、誰も教えていないのにヴァイオリンを既に弾き始めていたりとか、・・・。

 とにかく、挙げるときりが無い程天才の幼少期を語るエピソードはたくさんあるようです。早くも、小さな頃からその才能の片鱗を覗かせていたのです。そんな小さな息子モーツァルトを見て「ウチの息子は天才だ!」と思った父レオポルトは、息子に音楽の指導をしていくのでした。

 父レオポルトはこの頃既に宮廷でも合唱や得意のヴァイオリンを教えていたようですから、息子の類稀なる才能を伸ばすべく、自分の持てる全ての音楽を息子に教えていくのでした。

 父親の愛情を一身に受けたモーツァルトは、父の教育に見事に応え5歳になる頃には既にクラヴィアのための曲を作曲したという事ですから、もはや尋常ではありません。
クラヴィアが弾ける幼児が居るらしい・・・という噂はあっという間にザルツブルク中に広がると、レオポルドは「神から賜った息子の才能をこの地に埋もれさせてはいけない!」と考え、当時5歳になったモーツァルトと、10歳になった姉のナンネルを連れて、この才能を全国に広げるため、ヨーロッパ演奏旅行を決意するのでした。

 1762年、レオポルトに連れられたモーツァルトは、まずバイエルンの都ミュンヘンを訪れ選帝侯マクシミリアン3世の前で姉のナンネルと一緒に御前演奏を行います。この演奏も大評判となり、手応えを掴んだレオポルトは一度ザルツブルクへ帰り、今度は妻も同伴して、家族で神聖ローマ帝国の都ウィーンを目指すのでした。

 同1762年9月、モーツァルト一家はウィーンへ向かって馬車を走らせるのでした。
ウィーンへ到着すると、「神童モーツァルト」の噂は既にウィーンにも伝わっており、多くの貴族たちから、招待を受けウィーンでの演奏会デビューを果たすのでした。
やがて、貴族の間でも瞬く間にモーツァルトのピアノ演奏の話題で持ちきりとなり、その噂はやがて、かの女帝マリア・テレジアの耳へも伝わり、6歳のモーツァルトは神聖ローマ皇帝に招待されると、皇帝の前で御前演奏をする事になるのでした。



いきなり6歳の子供時代に皇帝から招待を受けるモーツァルトでしたが、一体どうなる事でしょう?つづきはまた明日。


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ドラマ「のだめカンタービレ」(第7話)

2006年11月28日 | テレビでクラシック
たまには、テレビでクラシックを見てはいかがですか?

今日はドラマ「のだめカンタービレ」(第7話)です。

 今週は、のだめ(上野樹里)が練習室で講師を待っていると、現れたのはハリセン教師こと江藤先生(豊原功補)でしたが、(登場シーンに流れてたのはシベリウスの「フィンランディア」でしたね。)そんな江藤先生の関西弁の怒号が飛び散る熱血指導?!にのだめも九州弁で応戦するというスゴイシーンから始りました。

 一方、全国から精鋭を集めた千秋の勇士による学生アマチュアオーケストラは、順調に・・・選曲が進むように見えましたが、コンチェルト(協奏曲)の線に固まり、結局モーツァルトのオーボエ協奏曲に決まったのでした。
 先週から「Aオケ」の入団を条件にされていた、峰くん(瑛太)や桜(サエコ)ちゃんも無事に条件をクリアして千秋(玉木宏)のオーケストラに合流するのでした。(それにしても、あっさりAオケに入っちゃいましたが・・・まあ、ドラマだし、原作もマンガだし、)

 早速アマチュアオケの練習が始ると、千秋もSオケのときとは違い、名演奏に乗って軽やかに指揮を振るのですが、マンションに帰ってのだめに話をすると・・・、「モーツァルトはピンク色なのに千秋には似合わない」と言われ、千秋もあらためてオケを指揮すると「ピンク色と言うよりは、いぶし銀だな」なんて言ってましたけど・・・、

 新妻きどりで、差し入れを持ってきたのだめに、どうやらオーボエの黒木くんはどうやら、のだめに一目惚れ?!みたいな感じになり、休憩中にメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾いていた清良(水川あさみ)ちゃんは峰くんに「好きだ!!(清良のヴァイオリンが・・・)」と言って、清良にヴァイオリンの弟子入りを申し込んだりしてましたが・・・、

 そんな、場の空気も和みメンバーもウキウキとした心持ちで演奏をすると、メンバーもにこやかな表情になり「さっきまでイブシ銀だったこのオケが、ピンク色のモーツァルトに・・・」と千秋まで満足してましたが、演奏者の気持ちひとつでいろんな演奏になってしまうんですね。

 一方、のだめに逃げられてしまったハリセン教師、江藤先生は、どうにかのだめにレッスンを受けさせるべく千秋に「のだめの扱い方」を聞いて、プリごろたのキャラクターグッズによって練習室にまんまとおびき出し、やっとの思いで「おなら協定」(停戦協定?)を結びレッスンを始めますが・・・、

 ハリセン教師が「おなら体操」を振りつきで始めると、さすがにお腹を抱えて笑っちゃいましたね。(歌詞の字幕までついてたし)

 そして、選曲に悩む千秋は、もう1曲オーケストラで演奏する曲を探して、ようやくブラームスの交響曲第1番に決めて、本格的に指揮を振ろうとしますが・・・、オーケストラのメンバーは・・・、
 どうやらコンクール(自分の将来)の練習のためにオケの練習をサボりがちになってしまいます。峰くん一人がこのオケに懸ける想いを熱く語りますが、どうもメンバーはしらけてしまい、結局千秋の一声で、コンクール終了まで練習は延期になってしまうのでした。




 まあ、それにしても難しいところですね、コンクールで優秀な成績を修めると将来へ向けての第一歩としては、申し分ないですし、でも自分の好きな音楽を勇士の集まるオーケストラで演奏する魅力っていうのもあるでしょうし、う~ん、なんとも微妙なジレンマに陥ってしまい早速、雲行きの怪しくなってきた新生R☆S(ライジングスター)オーケストラですが、果たしてどうなるのか来週がたのしみですね。


≪原作マンガ≫
のだめカンタービレ第7巻
のだめカンタービレ (7)

講談社

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≪今週のドラマに出てきた曲≫

♪シベリウス交響詩「フィンランディア」の記事はこちら
♪モーツァルトのオーボエ協奏曲の記事はこちら
♪メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の記事はこちら
♪ブラームスの交響曲第1番の記事はこちら

ドラマ「のだめカンタービレ」第6話の記事はこちら


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きらきら星の主題による変奏曲

2006年11月27日 | モーツァルト
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はモーツァルト:きらきら星の主題による変奏曲です。

「き~らき~らひかる~♪おーそーらの星よ~♪」で歌詞までついてるこの曲ですが、モーツァルトはこの曲をピアノ用にアレンジしてるんですね。
もともとはフランスの民謡(シャンソン)だったこの曲をモーツァルトがピアノ曲にしたようです。

今で言うと平井堅さんが「大きな古時計」をカバーしてCDを出したりとかされてますから、そんなイメージだと思います。(ちょっと違うかな?)

小学校とかの音楽の教科書に乗ってたキラキラ星は、たしか1ページくらいで終わる短い曲ですが、モーツァルトはこれを変奏曲としてアレンジを加えたいくつかのバージョンを繰り返すような作りをしていますから、いろんなアレンジが楽しめるようになっています。


 ドド、ソソ、ララソ・・・♪となつかしいメロディが始ると、なんとなく楽しく
 童心に返った気分になってしまいます。
 最初のオーソドックスなフレーズが静かに終わると、
 次は可愛らしく転がるような軽快なテンポで軽やかに鍵盤が弾みます、そして
 更に細かくテクニカルなキラキラ星は夜空を彩る流星群と言ったところでしょうか?
 時には、大胆なフレーズにもなり広大な夜空が限りなく広がる大きな世界にも
 連れて行ってくれます。
 次々に現れる様々なアレンジはどれも楽しくワクワクするメロディですが・・・、
 中盤では、少しもの悲しく雲がかかり、星の光に影を差すようなフレーズも出てきたり
 しますが、それも束の間で、すぐに明るい星空がよみがえります。
 そして、後半は夜空を少し長く眺めていたせいなのか、あくびが出てきて目を
 こすっているような、ゆっくりとしたフレーズに変わり、知らないうちに眠ってしまい
 おやすみなさい・・・と言われたように静かになっていきます。
 ・・・翌日(??)いつものように元気におはようございまーす。
 みたいな感じで、最後には流れるような素晴らしいピアノのフレーズが華麗な
 テクニックと共に堂々とラストを飾り、綺麗に終わります。
 
 
「きらきら星」だったんで、星空をイメージした感じにしてみましたが、この曲に関して言えば、おそらくこのメロディを知らない人はいないと思いますから、それぞれの思い出や、自由な発想で聴ける曲だと思います。
タイトルだけだと一見簡単そうに見える曲ですが、アレンジがかなり効いているので、ピアノのテクニックを聴くにも聴き応えはある曲です。
 

≪オススメCD≫
ちょっとしたピアノ曲がたくさん入ってます。
エリーゼのために~P名曲集
アントルモン(フィリップ), ベートーヴェン, モーツァルト, ヘンデル, ドヴォルザーク, シューマン
ソニーミュージックエンタテインメント

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆☆

≪おすすめシチュエーション≫
たま~にしか聴かない曲ですけど、たまに聴くととても懐かしい曲です。



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カルメン幻想曲 (サラサーテ作曲)

2006年11月26日 | ちょっとした曲
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はサラサーテ:カルメン幻想曲です。

「カルメン」と言えばビゼーの歌劇として有名なんですが、そのカルメンをヴァイオリン協奏曲風にアレンジしたのがこの曲なんですね。
まあ、「カルメン」のヴァイオリンによるカバーヴァージョンみたいなもんですね。
そう考えると、今も昔も考えることは皆同じなんだなと思ってしまいます。

サラサーテは作曲家というよりヴァイオリニストとして当時は大活躍していたようですから、そんな自分のテクニックを存分に披露するために、この曲や前に紹介した「チゴイネルワイゼン」みたいな超絶技巧の曲を作っていたようです。


 最初は第4幕への前奏曲というカルメンでも有名なフレーズから颯爽と始まり、
 ヴァイオリンは低音からじんわりとアラゴネーズのメロディを歌い上げます。
 高音の艶やかな音色から様々なテクニックを駆使して幅広い魅力ある音を聴かせて
 くれます。
 次は独特なリズムを持つハバネラの部分ですね、歌劇ではカルメンが歌う部分
 ですが、ヴァイオリンで聴いてみても味のある編曲が加えられていて面白いと
 思います。ダイナミックな動きと繊細な音使いをひとまとめにして、躍動感のある
 フレーズは心地よく、細やかなフレーズも丁寧に聴かせてくれます。
 ヴァイオリンソロで悲しいメロディが流れてきますが、もだえるようなこの
 フレーズも、「カルメン」という先入観があるせいか、悲しい歌声に聴こえて
 きます。
 フルートの音色が流れてくると、今度は「セギリャーテ」のフレーズになりますが、
 悩ましげな旋律をヴァイオリンが奏でると、一層雰囲気がでますね。
 それから、明るい曲調になり伸びやかなヴァイオリンが朗々と歌い上げていきます。
 急に勢いが付き、テンポを上げていくとヴァイオリンが忙しく動き回りますが、
 素早いフレーズを素晴らしいテクニックで盛上げていき、迫力のあるヴァイオリン
 を聴き終わると、まるで自分が弾いてるみたいに爽快感が伝わり、聴き終わった後も
 スッキリする一曲です。
 
カルメンの名曲に乗せて、ヴァイオリンが見事にテクニックを聴かせるこの曲はオススメですね。カルメンのフレーズはクラシックを聴いたことが無い人でも、どこかで聴いた事のあるフレーズだと思いますから、カッコいいヴァイオリンと一緒に、一曲で二度おいしい曲でもあると思います。
もちろんカルメンを聴いてから聴くと、もっと曲を味わえると思いますが、こちらを聴いてからカルメンを聴いても、カルメンのオーケストラサウンドでの迫力も楽しめると思います。
演奏時間も12・3分ですから、ヴァイオリンの魅力を楽しみたい人にはオススメです。


≪オススメCD≫
ムターのヴァイオリンなら迫力満点だと思います。
カルメン幻想曲
ムター(アンネ=ゾフィー), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, レヴァイン(ジェイムズ), サラサーテ, ビエニアフスキ, タルティーニ, ラヴェル, マスネ
ユニバーサルクラシック

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★   →技☆☆☆☆☆
怒:☆☆★★★
哀:☆☆☆★★
楽:☆☆★★★

≪おすすめシチュエーション≫
ヴァイオリンのテクニックをコンパクトに楽しめる一曲です。

ビゼーの歌劇「カルメン」の記事はこちら


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「シュテファン王」序曲

2006年11月25日 | ベートーヴェン
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はベートーヴェン:「シュテファン王」序曲です。

この曲は劇音楽として作曲されていたようで、この序曲の他にも9つの曲があるようですが、現在はおそらく、この序曲だけで演奏される事がほとんどのようです。
クラシックの中でもたぶんマイナーなこの曲ですが、何故かこの序曲は聴いたことがあり、ワクワクするような楽しいこの序曲は結構好きな曲です。

そして、このブログで序曲を紹介するときは、そのストーリーをあらすじで紹介しているんですが・・・、今回は調べきれなかった!
まあ、音楽を聴く分には支障はないし・・・なんて逃げたりして、(スミマセン)

それはさておき、序曲なので演奏時間も5分程度と短めですし明るく元気な曲調は聴きやすいのがいいですね。


 第一声のトランペットそして、それに呼応するような低音弦楽器の響きに続いて
 ピチカートのリズムにフルートがさわやかなフレーズを乗せていきます。
 ゆっくりとした前奏(イントロ)が終わると、弦楽器とフルートが、はじけるような
 元気いっぱいの賑やかなメロディを歌い始めます。
 チェロなどの低音のリズムも楽しそうに踊りその上をヴァイオリン等が楽しそうに
 歌い始めると、ホルン、フルートもその勢いに誘われてふんわりと舞い上がるように
 聴こえてきます。
 大はしゃぎになった曲を「パーン!」と一声トランペットが一旦仕切りなおしますが、
 再び盛上がると今度はもう誰にも止められません。途中にはフルート一時が少し
 ささやくように静かに聴かせてみたり、クラリネット、ホルンが少し小首をかしげる
 ようなフレーズはありますが、最後までその勢いを失わず一気に駆け抜けていきます。

明るく楽しいドキドキワクワクの曲ですね。久しぶりに聴いてみたんですが、心も弾む陽気なリズムになんだか意味も無く楽しくなってしまいます。CDではベートーヴェンの序曲集とかに入っている事が多いようですが、交響曲とセットになっている事もあるので、交響曲とかの「ついで」で聴いてみるのもいいかもしれないですね。


≪オススメCD≫
交響曲と一緒に入ってます。
ベートーヴェン:交響曲第3番
クリーヴランド管弦楽団, ベートーヴェン, セル(ジョージ)
ソニーミュージックエンタテインメント

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≪お買い得CD≫
指揮者が全て同じになってしまいますが、ベートーヴェンの交響曲全曲+序曲ですし
何よりも5枚組みで3,000円はお買い得ですよね~。
ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団 ジンマン(デイヴィッド), ジンマン(デイヴィッド), チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団, ベートーヴェン
BMG JAPAN

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:☆★★★★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
明るく陽気なリズムはスキップしながら聴けますね。


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ヴァイオリン協奏曲 (シベリウス作曲)

2006年11月24日 | その他の作曲家
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はシベリウス:ヴァイオリン協奏曲です。

シベリウスはヴァイオリン協奏曲を1曲しか作ってませんから、特に番号は無いんですが・・・、よく考えてみると、ヴァイオリン協奏曲って、たいていの作曲家は1曲しか作ってないんですね。(もちろんいくつか作ってる人もいますが)

 さて、今回のシベリウスの作品は・・・、クラシック初心者の人から「ヴァイオリンの曲で何かいい曲ないかなぁ?」と聞かれたときに、「じゃあ、この曲!」とCDなんかを貸してあげようもんなら、返してくれたその日から二度と口を聞いてもらえなくなるんじゃないかとも思ってしまう曲です。(なんじゃそりゃ)

 ヴァイオリンの魅力にひかれて、協奏曲を聴き始めた頃に数あるヴァイオリン協奏曲の中でも「屈指の名作」とされるこの曲を期待に胸をふくらませ、いざ初めて聴いてみると・・・、
ヒステリックにかき鳴らされるヴァイオリンの響きに不快感さえ覚えてしまうこの音楽に苛立ちすら感じてしまいました。
ベートーヴェンの「悲愴」・「熱情」とか、チャイコフスキーの交響曲第4番とか、どん底のような暗い曲は聴いていたので、その手の曲には免疫があると思っていましたが、これはどうも違う。そう思ったので、そのときは、「二度と聞くまい…。」と心に決めて2・3年くらいホントに聴いてなかったんですが・・・、

 何故か再びこの曲を聴いてみると、複雑に絡み合い、もどかしくも必死に何かを訴えようとしているこの曲に、深い何かを感じた気がしたんですね。それから、何回か聴いてみると、なかなかどうして、良くも悪くも深い味のあるこの曲に少しずつ魅かれてしまうようになってしまったと言う訳です。

 なので、初めて聴く人はかなり気合を入れて聴かないと、冷やかし程度にちょっと聴いてみるか、じゃあとんだ返り討ちにあってしまう曲だと思います。(そこまでして聴く必要があるかは分かりませんが)


 第1楽章:無機質にも思えるヴァイオリンの音色が淡々と続き、異様な迫力だけが
 強まっていくと、言い知れぬ不安を感じてしまいます。
 やがてあらわれるクラリネットやファゴットがその雰囲気を煽り立て、ティンパニが
 ド、ドン!と響くと、思わず肩がすくんでしまいます。
 チェロの沈んだフレーズから徐々に落ち着いた雰囲気にはなりますが、
 ヴァイオリンのフレーズが始ると、またしても不安感がぶり返し、今度はオーケストラ
 全体を巻き込んで嵐のようにかき乱されたフレーズが曲全体を支配します。
 少し静かになったかと思っても、強烈にヒステリックなヴァイオリンが悲痛の叫びにも
 似たフレーズを繰り返し、うなだれながらも何度も何度も必死に訴えかけているように
 聴こえてきます。
 どんなにヴァイオリンが訴えかけても、オーケストラによって一刀両断されてしまう
 悲痛の叫びをとうとう聞き入れられぬままに曲は終わります。

 第2楽章:悲しく無気力なクラリネットと、オーボエの音色から虚しく始ります。
 低音のヴァイオリンはどこか諦めにも似た響きにも聴こえますが、ピチカートのリズム
 が始ると、開き直ったかのように、やや明るい苦笑いを見せているようにも聴こえて
 きます。
 音量を上げたチェロからトランペットが鋭く鳴らすと、ヴァイオリンは再びもがき
 苦しむような音色を鳴らします。
 そして、散々もがいた挙句にどっと大声を出して泣き出してしまい、全てをさらけ出し
 てしまいますが、大泣きして涙をすすっていると、フルートやオーケストラ全体が
 なだめるように胸を貸してくれます。そして、言い尽くしたヴァイオリンは静かに
 目を閉じるように終わっていきます。

 第3楽章:ティンパニの堂々とした響きから、ヴァイオリンが踊るように弾んだ演奏
 を聴かせます。低音のコントラバスが入るとそれまでの悲痛の叫びとは違うヴァイオリン
 が今度は、それに立ち向かうように次々に思いのたけをぶつけてきます。
 真剣に、あらん限りのフレーズを次々に訴えてきます。
 最後はトランペット、トロンボーンのファンファーレを堂々と聴かせて見事に終わります。

実に味わいのある曲なんですが、さすがに一回聴いただけではなんとも理解し難い曲だと思います。それはやはり自分だけではないらしく、この曲が初演されたときにも、あまりいい評価を受けてはいなかったようです。
しかし、時が経つにつれて「名曲」の地位を得たようです。「食わず嫌い」とは違うんでしょうが、噛めば噛む程味の出るスルメみたいな曲かもしれないですね。
それと、一度聴いて好きになれなければ、無理して聴かなくても、しばらく置いておいてもいいのかもしれないですね。


≪オススメCD≫
いろんなヴァイオリン協奏曲とのカップリングで選んでみるといいかも。
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ツィンマーマン(フランク・ペーター), ヤンソンス(マリス), フィルハーモニア管弦楽団, シベリウス, プロコフィエフ
東芝EMI

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【コレってどんな曲】
喜:☆★★★★
怒:☆☆☆☆☆  
哀:☆☆☆☆★
楽:☆☆★★★

≪おすすめシチュエーション≫
慣れるまでは、寝る前に聴くと眠れなくなってしまう曲です。


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弦楽四重奏曲第78番「日の出」

2006年11月23日 | ハイドン
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はハイドン:弦楽四重奏曲第78番「日の出」です。


 この曲のタイトル「日の出」は第1楽章に出てくるゆっくりと上るフレーズが日の出を連想させる事から名付けられたようですが、それは聴いてのお楽しみ!ですね。
この曲のようにタイトルがついている作品がハイドンの作品には多いですが、タイトルに関する由来はともかくとして、単純に第○番という番号だけのタイトルよりもイメージがしやすくなりますし、見分けやすくなりますから個人的には名前が付いてた方が親しみも持てていいんじゃないかと思いますが、どうなんでしょう?

さて、曲の方はハイドンらしいさわやかなメロディのあふれる曲です。演奏時間も25分程度ですから、ちょうどいいサイズだと思います。

 第1楽章:低音のチェロに艶のある美しいヴァイオリンのフレーズが合わせていきます。
 ゆっくりとした序奏(イントロ)が終わると、賑やかな音が騒ぎ始めます。ヴァイオリン
 を中心に勢いのあるフレーズが続いていきます。何度かゆっくりとしたフレーズを挟み
 元気な雰囲気の曲調が続くと、心も弾むメロディに聴く耳を奪われてしまいます。

 第2楽章:チェロと低音のヴァイオリンがしっとりと静かに始ります。ヴァイオリンが
 やがて高音を美しく伸びやかに聴かせると、ゆったりと落ち着いた曲調になります。
 低音のチェロを基調に、しなやかなヴァイオリンが絡み合う、とてもしっとりした音楽
 を味わえると思います。

 第3楽章:軽快なヴァイオリンのフレーズは、昼寝から目を覚ましてキョロキョロと
 あたりを見回す子猫のような、可愛らしいフレーズで始ります。
 その後は、ツンとすましてそのあたりをヒョイヒョイとお散歩でもしているような
 軽快な感じですね。さわやかなフレーズが続いていきます。

 第4楽章:スッキリとしたヴァイオリンのフレーズから緩急を織り交ぜた綺麗な
 ハーモニーを作り上げます。
 中盤ではヴァイオリンが鋭く強調される場面があり、若干の緊張感を持ちますが
 基本的にはなめらかで、すがすがしいフレーズが続きます。
 後半ではテンポを上げて加速し、盛り上がり綺麗に終わります。
 
絵に描いたようにバランスの取れた弦楽四重奏は、聴いていても落ち着きますね。さわやかでスッキリした無駄の無い作りがこの曲を含む弦楽四重奏の魅力なんでしょうね。
安心感と爽快感を同時に堪能できる曲なんだと思います。

≪オススメCD≫
「日の出」と一緒に「皇帝」とドヴォルザークの「アメリカ」も入ってます。
ハイドン:弦楽四重奏曲第77番&第78番
タカーチ弦楽四重奏団, ハイドン, ドヴォルザーク
ユニバーサルクラシック

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆

≪おすすめシチュエーション≫
小春日和の穏やかな午後を過ごすのには最適の曲ですね。


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ジークフリート牧歌 (ワーグナー作曲)

2006年11月22日 | その他の作曲家
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はワーグナー:ジークフリート牧歌です。

この曲はワーグナーが妻のコジマの誕生日(クリスマス)に贈った曲のようです。前年に息子(ジークフリート)を生んでくれた感謝の気持ちも込めて・・・、という事だったようですが、コジマには誕生日の当日まで内緒にしていたらしく、サプライズプレゼントとして贈ったようです。(ニクイねぇ~。)
 
 とてもおだやかなこの曲は奥さんの事を想うワーグナーの気持ちが十分に表れているように思います。それにしても音楽家はいいですよね、こういう粋なプレゼントが出来ますから。誕生日に「君のために」とか言ってピアノとかヴァイオリンを弾くだけでもカッコイイですし、ましてや、送ってもらう方も感激ですよね。(今だと若干キザっぽい気もしますが)

演奏時間は20分程度と若干長めですが、ゆったりとしたこの曲を聴いていると、時間の経つのも忘れてしまう癒しの曲だと思います。


 おだやかな、やわらかい風が草原にそよいでいるように、弦楽器のしっとりとした響き
 から始ります。
 やがて、フルートやオーボエが自然に加わると、暖かな日差しを一身に浴びるような
 感覚でしょうか?そよぐ風はとても心地よく長い髪を揺らしているようです。
 ホルンの響きで一時、風は止むと、まるで時間が止まったような神秘的な表情を見せ
 ます。
 チェロのしっとりとした響きから再び曲が盛上がりますが、とても暖かい響きに感じます。
 オーボエの音色が始ると弦楽器はやや暗い表情を見せるのは太陽が雲間に少し隠れた
 感じでしょうか、少しずつ静かになり、ひっそりと静まり返ります。
 弦楽器のトリルからクラリネット、ホルン、オーボエ、フルートがメロディをつなぎ
 合いながらそれぞれの音色を美しく聴かせてくれます。
 しっとりとした弦楽器の中からオーボエがリードして曲を盛上げていきます。
 弦楽器がしっかりと強調しはじめると、角笛のようなホルンの響きにクラリネット、
 フルートが応えていきます。
 美しくも凛とした響きを聴かせる弦楽器に、管楽器が惜しみないアシストを加えて
 曲がクライマックスを迎えると、ホルンやクラリネットが余韻を残しつつ、
 最後まで続く消え入りそうなヴァイオリンを、ホルン、オーボエ、フルートなどの
 管楽器がいつまでも見守っている中で、ゆっくりと曲を終えていきます。


いや~もう言葉は要らないですね。曲が終わった後もしばらくその余韻にひたって、うっとりとしていられる曲だと思います。おだやかな曲調は何も考えずにいつまでもただ、聴いてられる。とてもゆとりのある曲ですね。比較的小編成で演奏される作りになっているようですが、全ての楽器が決して背伸びをせずに、そばに居て静かに語りかけてくれる。そんな、初心者にもオススメの一曲です。


≪オススメCD≫
ワーグナーの他の作品と一緒に入ってます。
ワーグナー管弦楽曲集2
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団, ワーグナー, クナッパーツブッシュ(ハンス)
ユニバーサルクラシック

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★  →癒☆☆☆☆☆
楽:☆☆☆★★

≪おすすめシチュエーション≫
一日の終わりに、暖かい布団の中で聴くと疲れもフウッと消えていくんじゃないでしょうか。


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ドラマ「のだめカンタービレ」(第6話)

2006年11月21日 | テレビでクラシック
たまには、テレビでクラシックを見てはいかがですか?

今日はドラマ「のだめカンタービレ」(第6話)です。

 今回は、冒頭ではのだめ(上野樹里)が千秋(玉木宏)が弾いたラフマニノフのピアノ協奏曲に刺激されて、ピアノを弾いてましたが、なかなか迫力のある演奏をしてましたね。

 そして、学園祭の終わったSオケ・Aオケ共に音大生たちは進路についてそれぞれ悩む訳ですが・・・、みんな苦労してましたねぇ~。
 でもそりゃあそうでしょうね~。音大出たからって必ずしもみんながみんな音楽関係の仕事に就けるってわけじゃあないでしょうからねぇ。もちろん有名音大でトップクラスの優秀な学生たちは…、海外留学したり、真澄ちゃん(小出恵介)みたいにプロのオーケストラを受けたりするんでしょうが・・・、普通の一般的な音大生はなかなかそういう訳にはいかないんでしょうね、たぶん。

 普通の大学(他の学部とか)で言うと、文学部出身者がみんなベストセラー作家になったり、法学部出身者がもれなく弁護士や検事になったり、経営学部出身者がみんな会社経営者になったり・・・、なんて事が無いのと一緒なんでしょうね、きっと。(音大行ったことないので実際は分かりませんが、たぶんそんなイメージなんだと思います。)

 一方、ドラマではシュトレーゼマン(竹中直人)と競演して、雑誌にまで取り上げられて一躍た千秋は、当然海外留学と回りに期待されるのですが、なんせ飛行機や船に乗れないために、(幼い頃に恐怖体験がありトラウマになっているので)海外へは行けないのでした。

 そして、Sオケは解散となり、千秋は指揮をする場を失ってしまうのですが・・・、それを知ってか知らずか、Aオケの清良(水川あさみ)ちゃんが日本全国から優秀な学生を集めてオーケストラを編成するようでしたが、今後の展開が楽しみですね。

 真澄ちゃんは元々Aオケのメンバーだったので、清良ちゃんのメンバー表にも入ってましたが、峰くん(瑛太)や桜(サエコ)ちゃんは、千秋に入団を断られていたようですが、Aオケへの入団を条件にされていましたから、なんとか頑張るんでしょう、たぶん。

でも・・・のだめは!?千秋の隣に住んでるだけでいつもベタベタしてるだけだったような…学園祭でもマングースの着ぐるみ着てピアニカ吹いてただけだし…、たしか主人公だったような気が…、「のだめカンタービレ」だったハズなのに…??来週はハリセン教授(豊原功補)が、のだめ担当になってしまってましたが…のだめは一体どうなってしまうんでしょうか?



 ちなみに今回、清良ちゃんがチラッと言ってた「コンクール」ですが・・・、海外の有名なものだと、ショパンコンクール(中村紘子さんが過去に入賞)やチャイコフスキーコンクール、(諏訪内晶子さんがヴァイオリン部門で過去に優勝)パガニーニコンクール(庄司沙矢香さんが最近優勝)などがあり、指揮者でも、ブタペスト国際指揮者コンクール(小林研一郎さんが過去に優勝)なんかがあるようですが。(日本人も頑張ってますね。)

 日本でも「日本音楽コンクール」が各楽器別に部門分けされて開催されています。そして、な、な、なんと!その様子がNHK-FMラジオで現在も放送されています!!10月に演奏された様子が今週もpm7:30~毎日やってますね。ひょっとしたら未来の大演奏家になる貴重な演奏が聴けるかも??(どうだろう??)
興味のある人は、よかったら聴いてみてください。


≪原作マンガ≫
のだめカンタービレ第6巻
のだめカンタービレ (6)

講談社

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≪こんなCDまで出てるらしい≫
番組でも紹介されていたCDですが、ドラマのサントラみたいになっているようですが、(サントラは別にあるらしい)どうやら全曲が入っている訳ではないらしい。レビューにウマイ事書いてあるので、買う人は参考にしてみてください。
「のだめオーケストラ」LIVE!
のだめオーケストラ, 東京交響楽団
ERJ

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≪今週のドラマに出てきた曲≫
♪ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の記事はこちら

ドラマ「のだめカンタービレ」第5話の記事はこちら


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