たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲です。
クラシックはどうも、この「協奏曲」とか「交響曲」とか言うたいそうな名前がいまいち
一般大衆を引き付ける魅力に欠けるんでしょうね、きっと。まあ今更そんな事を言っても
仕方がないので、どうしようもないんですが・・・。
改めまして「ヴァイオリン協奏曲」ですから、ヴァイオリンソロをフルオーケストラが
伴奏する曲ですね。
この曲を初めて聴いたときは、他の作曲家の協奏曲を聴いてから、「ベートーヴェンも
ヴァイオリン協奏曲を作曲してるんだ!?」なんて、(当然といえば当然ですが)なぜか
そんな事を思いながら、「じゃあ、さぞかしスペクタクルな曲を書いてるんだろうなぁ」
とか勝手に想像してましたが・・・いざ初めて聴いてみると、まあ、なんて甘い曲を作曲
してるんでしょうか?ちょっと意外な驚きがありました。ヴァイオリンの美しくつややか
な音をふんだんに、使って表現しています。いい意味で裏切られた感じがしましたが、
全然悔しくなかったのが不思議に思いました。
こんなエピソードもあるようです。
ベートーヴェンはこの曲の初演の前日まで作曲を続けていたため、ソリストが練習する
時間を十分に取れず、初演は失敗?!とまではいかないまでも、あまり良い評価は受け
なかったようです。その後ベートーヴェンの没後十数年の後、あのメンデルスゾーンが
わずか13歳の時に有名なヴァイオリニストを迎えて、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
管弦楽団の演奏会でこの曲を弾き、その後評価を得たこの曲がたびたび演奏されるよう
になったようです。(メンデルスゾーンありがとう!ヴァイオリニストも!)
そのうちメンデルスゾーンの協奏曲も掲載しますので、待っててね。
第1楽章:トン、トン、トン、と静かなティンパニ(大太鼓)の響きから、オーボエの
優しく明るいフレーズが入ります。そこから、もたったいぶっているかのように少し
長めの前奏(イントロ)が続きますが、もったいぶっただけあって、ヴァイオリンソロ
が始まると「待った甲斐があった!」と思わせるような、とても綺麗であま~いメロディ
が流れてきます。「これぞヴァイオリン!!」と言わんばかりの高音の魅力がたまら
ないですね。ちなみに後半には“カデンツァ”(アドリブソロ)もありますから、聴き
どころはたっぷりですね。
第2楽章:弦楽器の静かな伴奏から始まります。ホルンに包まれて始まるヴァイオリン
は、どこか悩ましげな感じが、とってもいいですね。男性が女性に、「ねぇ、あの指輪
買ってよ~」とあま~くおねだりされているような、男性もしかたなく、でも悪い気は
していないような?「仕方がないな~コイツぅ~」とか言ってそうな、(これじゃ、
まるでバカップル?」みたいな曲ですが、ヴァイオリンの演奏はとっても魅力的です。
第3楽章:ヴァイオリンのしっかりとした、演奏が2楽章と比べて対照的で、その効果が
とても、メリハリが効いていて良いと思います。又、3楽章は早い演奏のフレーズも多く
含まれていますから、テクニックの素晴らしさも楽しめると思います。
更に、オーケストラとの絶妙なコンビネーションも聴き所のひとつでしょうね。
ベートーヴェンにも、こんなに甘い曲が作れるんですね。(言いすぎかな?)最初から
最後まで明るい曲調が続きますから、とても聴きやすい曲だと思います。
ただ、1楽章だけでも約20分少々ありますし、全曲だと40分程度と、ちょっと長いですが
ヴァイオリンの魅力に取り付かれたら最後、聴き始めたらきっと最後まで聴かずにはいら
れないでしょう。
ベートーヴェンがヴァイオリン協奏曲をこの1曲しか作曲していないのが、とても残念で
なりません。せめて、あと2・3曲ほど作って欲しかった・・・!
≪オススメCD≫
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は優しいメロディですよ!
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★ →甘☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
あま~い雰囲気に浸りたくなったらこの曲でしょうね。
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今日はベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲です。
クラシックはどうも、この「協奏曲」とか「交響曲」とか言うたいそうな名前がいまいち
一般大衆を引き付ける魅力に欠けるんでしょうね、きっと。まあ今更そんな事を言っても
仕方がないので、どうしようもないんですが・・・。
改めまして「ヴァイオリン協奏曲」ですから、ヴァイオリンソロをフルオーケストラが
伴奏する曲ですね。
この曲を初めて聴いたときは、他の作曲家の協奏曲を聴いてから、「ベートーヴェンも
ヴァイオリン協奏曲を作曲してるんだ!?」なんて、(当然といえば当然ですが)なぜか
そんな事を思いながら、「じゃあ、さぞかしスペクタクルな曲を書いてるんだろうなぁ」
とか勝手に想像してましたが・・・いざ初めて聴いてみると、まあ、なんて甘い曲を作曲
してるんでしょうか?ちょっと意外な驚きがありました。ヴァイオリンの美しくつややか
な音をふんだんに、使って表現しています。いい意味で裏切られた感じがしましたが、
全然悔しくなかったのが不思議に思いました。
こんなエピソードもあるようです。
ベートーヴェンはこの曲の初演の前日まで作曲を続けていたため、ソリストが練習する
時間を十分に取れず、初演は失敗?!とまではいかないまでも、あまり良い評価は受け
なかったようです。その後ベートーヴェンの没後十数年の後、あのメンデルスゾーンが
わずか13歳の時に有名なヴァイオリニストを迎えて、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
管弦楽団の演奏会でこの曲を弾き、その後評価を得たこの曲がたびたび演奏されるよう
になったようです。(メンデルスゾーンありがとう!ヴァイオリニストも!)
そのうちメンデルスゾーンの協奏曲も掲載しますので、待っててね。
第1楽章:トン、トン、トン、と静かなティンパニ(大太鼓)の響きから、オーボエの
優しく明るいフレーズが入ります。そこから、もたったいぶっているかのように少し
長めの前奏(イントロ)が続きますが、もったいぶっただけあって、ヴァイオリンソロ
が始まると「待った甲斐があった!」と思わせるような、とても綺麗であま~いメロディ
が流れてきます。「これぞヴァイオリン!!」と言わんばかりの高音の魅力がたまら
ないですね。ちなみに後半には“カデンツァ”(アドリブソロ)もありますから、聴き
どころはたっぷりですね。
第2楽章:弦楽器の静かな伴奏から始まります。ホルンに包まれて始まるヴァイオリン
は、どこか悩ましげな感じが、とってもいいですね。男性が女性に、「ねぇ、あの指輪
買ってよ~」とあま~くおねだりされているような、男性もしかたなく、でも悪い気は
していないような?「仕方がないな~コイツぅ~」とか言ってそうな、(これじゃ、
まるでバカップル?」みたいな曲ですが、ヴァイオリンの演奏はとっても魅力的です。
第3楽章:ヴァイオリンのしっかりとした、演奏が2楽章と比べて対照的で、その効果が
とても、メリハリが効いていて良いと思います。又、3楽章は早い演奏のフレーズも多く
含まれていますから、テクニックの素晴らしさも楽しめると思います。
更に、オーケストラとの絶妙なコンビネーションも聴き所のひとつでしょうね。
ベートーヴェンにも、こんなに甘い曲が作れるんですね。(言いすぎかな?)最初から
最後まで明るい曲調が続きますから、とても聴きやすい曲だと思います。
ただ、1楽章だけでも約20分少々ありますし、全曲だと40分程度と、ちょっと長いですが
ヴァイオリンの魅力に取り付かれたら最後、聴き始めたらきっと最後まで聴かずにはいら
れないでしょう。
ベートーヴェンがヴァイオリン協奏曲をこの1曲しか作曲していないのが、とても残念で
なりません。せめて、あと2・3曲ほど作って欲しかった・・・!
≪オススメCD≫
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は優しいメロディですよ!
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ムター(アンネ=ゾフィー), マズア(クルト), ニューヨーク・フィルハーモニック, ベートーヴェンユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★ →甘☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
あま~い雰囲気に浸りたくなったらこの曲でしょうね。
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