たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はハイドン:ホルン協奏曲第1番です。
ホルン協奏曲というと「モーツァルト」を思い出す人も多いでしょうが、(かく言う自分もそのひとり)ハイドンもこれを作曲しています。
そして、そしてなんと「ウィキペディア」によると第2番も作曲しているので、ちょっとビックリでしたが、詳細は不明です。
そして今回はその第1番、というのも例によって持ってるCDがそれだから…という事だけなんですが、
そのCDによると、チェンバロが入っているせいか、ハイドンは古典派の作曲家なんですが、どうもバロックっぽく聴こえてきます。
おそらく、チェンバロが無ければ古典派として聴けると思うんですが、どうもそんな感じがしてしまう。
そうかと言ってチェンバロをピアノで演奏しようものなら、曲名が「ピアノとホルンのための・・・」みたいになりそうでアレですが・・・。最初の印象はそんな感じでした。
ただ、ホルンの音色に耳を傾ければ、もちろんその弾む音色と、のびのびとした音が心地よく響き、曲の作りもわかりやすく明るくゆったりとした感じがとても気持ち良く聴ける一曲です。
第1楽章:さわやかな弦楽器がスルリと始まると、チェンバロのリズムに乗せて、
軽やかならリズムからスッキリとしたフレーズが流れます。
そこへゆるやかにホルンの音色がはじまると、小刻みなリズムにゆったりとしたホルンの音色が
とてもおおらかに流れていきます。
しばらく、オーケストラの間奏が入ると、低音のホルンが響きそして高音へ、
一音、一音をゆっくりと聴かせるように、
ゆったりと朗らかな音色を聴かせます。
そして、最後はホルンのソロを聴かせると、
弦楽器がサラッと締めくくって終わります。
第2楽章:低音から徐々に高音の弦楽器へと、しっとりと、そして涼しげに始まると、
おだやかな表情が、とてもリラックスした雰囲気を作り上げていきます。
少し長めの前奏(イントロ)が終わると、
ゆったりとしたホルンが穏やかな日差しが木陰を照らし出すように
温かな心地よい音色を広げていきます。
ホルンが少し細かい音を出すところも、
のんびりとした草原に木漏れ日がチラチラと照らされるように
とても平和な時間が流れていくようです。
弦楽器が途中に入っても、ゆるやかな風が軽く髪をなでるようなスッキリとした
感覚で、ゆっくり、ゆっくりと時間が流れていくようです。
伸びやかなソロを、ふわふわと聴かせると、そのままゆっくりと終わっていきます。
第3楽章:うつらうつらとしていた午後から、ふと目が覚めたように
やや速めになった弦楽器が走り出すと、
それ程焦った様子もなく、心地よい目覚めと共に、しっかりとリズムを進め、
ホルンもポコポコと弾むように進んでいきます。
それでも、おおらかな音色はそのままに、ゆらりゆらりとマイペース。
じっくりとその音を聴かせるように、細かいフレーズもひとつずつを
ポンポンと聴かせてゆき。
最後は朗々とソロを歌い、最後を締めくくるとあっさりと終わります。
上にも書きましたが、「ホルン協奏曲」というとモーツァルトを思い出してしまいますが、ハイドンのそれを、というかモーツァルト以外のホルン協奏曲を聴いた事が無かったので、なんとも新鮮という感じで聴けましたが、
その割にはとても聴きやすいので、なんだか初めて聴いた気がしない。というのもホントのところだと思います。
ホルン好きの人はもちろんですが、それ以外の人でもゆったりとしたホルンの音色をのびやかに聴ける一曲ですし。
演奏時間も約15分とそれ程長くもないので、初心者の方にもオススメだと思います。
≪オススメCD≫
ナクソス版でどうぞ。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
ちょうど今頃の温かい季節にちょうどいいかも?!
今日はハイドン:ホルン協奏曲第1番です。
ホルン協奏曲というと「モーツァルト」を思い出す人も多いでしょうが、(かく言う自分もそのひとり)ハイドンもこれを作曲しています。
そして、そしてなんと「ウィキペディア」によると第2番も作曲しているので、ちょっとビックリでしたが、詳細は不明です。
そして今回はその第1番、というのも例によって持ってるCDがそれだから…という事だけなんですが、
そのCDによると、チェンバロが入っているせいか、ハイドンは古典派の作曲家なんですが、どうもバロックっぽく聴こえてきます。
おそらく、チェンバロが無ければ古典派として聴けると思うんですが、どうもそんな感じがしてしまう。
そうかと言ってチェンバロをピアノで演奏しようものなら、曲名が「ピアノとホルンのための・・・」みたいになりそうでアレですが・・・。最初の印象はそんな感じでした。
ただ、ホルンの音色に耳を傾ければ、もちろんその弾む音色と、のびのびとした音が心地よく響き、曲の作りもわかりやすく明るくゆったりとした感じがとても気持ち良く聴ける一曲です。
第1楽章:さわやかな弦楽器がスルリと始まると、チェンバロのリズムに乗せて、
軽やかならリズムからスッキリとしたフレーズが流れます。
そこへゆるやかにホルンの音色がはじまると、小刻みなリズムにゆったりとしたホルンの音色が
とてもおおらかに流れていきます。
しばらく、オーケストラの間奏が入ると、低音のホルンが響きそして高音へ、
一音、一音をゆっくりと聴かせるように、
ゆったりと朗らかな音色を聴かせます。
そして、最後はホルンのソロを聴かせると、
弦楽器がサラッと締めくくって終わります。
第2楽章:低音から徐々に高音の弦楽器へと、しっとりと、そして涼しげに始まると、
おだやかな表情が、とてもリラックスした雰囲気を作り上げていきます。
少し長めの前奏(イントロ)が終わると、
ゆったりとしたホルンが穏やかな日差しが木陰を照らし出すように
温かな心地よい音色を広げていきます。
ホルンが少し細かい音を出すところも、
のんびりとした草原に木漏れ日がチラチラと照らされるように
とても平和な時間が流れていくようです。
弦楽器が途中に入っても、ゆるやかな風が軽く髪をなでるようなスッキリとした
感覚で、ゆっくり、ゆっくりと時間が流れていくようです。
伸びやかなソロを、ふわふわと聴かせると、そのままゆっくりと終わっていきます。
第3楽章:うつらうつらとしていた午後から、ふと目が覚めたように
やや速めになった弦楽器が走り出すと、
それ程焦った様子もなく、心地よい目覚めと共に、しっかりとリズムを進め、
ホルンもポコポコと弾むように進んでいきます。
それでも、おおらかな音色はそのままに、ゆらりゆらりとマイペース。
じっくりとその音を聴かせるように、細かいフレーズもひとつずつを
ポンポンと聴かせてゆき。
最後は朗々とソロを歌い、最後を締めくくるとあっさりと終わります。
上にも書きましたが、「ホルン協奏曲」というとモーツァルトを思い出してしまいますが、ハイドンのそれを、というかモーツァルト以外のホルン協奏曲を聴いた事が無かったので、なんとも新鮮という感じで聴けましたが、
その割にはとても聴きやすいので、なんだか初めて聴いた気がしない。というのもホントのところだと思います。
ホルン好きの人はもちろんですが、それ以外の人でもゆったりとしたホルンの音色をのびやかに聴ける一曲ですし。
演奏時間も約15分とそれ程長くもないので、初心者の方にもオススメだと思います。
≪オススメCD≫
ナクソス版でどうぞ。
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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
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