たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はグローフェ:組曲「グランドキャニオン」です。
この曲は・・・というか作曲家グローフェがそうなのか、タイトルどおりにグランドキャニオンの雄大な姿を思い描いてしまいそうな雄大な曲ですね。きっとオーケストラの生演奏を聴いても迫力満点のサウンドを聴かせてくれるんだと思います。
グローフェ自身がアメリカの作曲家という事もあるかもしれませんが、ベートーヴェンやモーツァルト他ヨーロッパの作曲家とは違った作風ですから、独特の魅力的な音楽を聴かせてくれます。≪オススメCD≫のジャケットにもあるとおりグランドキャニオンの赤い山肌は、西部劇を思わせるような雰囲気ですが、この曲もどことなくそんな感じに聴こえてしまうのは、曲名に影響されすぎなんでしょうか?
日の出:クラリネット他木管楽器が日の出前の静かな大地を朝もやで包み込むような
静かな幻想的な演奏で始まります。その後はピッコロ・フルートが鳥のさえずりを連想
させる響きが一層朝の雰囲気を掻き立てます。そして、チラッとその姿を見せかけた
太陽の光ようなヴァイオリンが綺麗に大地を照らし出していくようです。徐々にその姿
を見せてくる太陽のように、曲も徐々に盛上がってきます。やがて太陽がその全貌を
表したかのようなその堂々としたオーケストラは聴き応え十分に鳴り響きます。
赤い砂漠:昼になり日差しも強くなり、ひとり、暑さにゆらめく砂漠のなかをただよう
ように、ふらふらになりながら、杖をついて歩いているかのような音楽です。
照りつける日差しに、思わず「み、み、水を・・・。」という声が聞こえてきそうな
印象的な音楽ですね。
山道を行く:ようやくの思いで砂漠を抜け、サボテンや木立の生い茂る緑の地にたどり
ついたんでしょうか?ようやく一息つけるような雰囲気の曲になります。ロバ?もしくは
ラバ?にまたがりのんびり山道を越えていくようなゆったりとしたのんきなフレーズ
はとても楽しい気分ですね。コミカルなリズムも楽しんで聴けますね。
日没:トロンボーンとホルンのファンファーレが夕暮れ時のグランドキャニオンの
赤い大地を更に紅く染めるようなムードたっぷりの曲ですね。フルートやオーボエの
やさしいメロディは沈み行く大自然の情景をとてもうまく表現していると思います。
まるで西部劇のラストシーンを思わせるこの曲はとても落ち着きますね。
豪雨:夕日も沈みすっかり静まりかえったグランドキャニオンの静寂な夜更けが
今度は静かに大地を包み込んでいきます。空に輝く星々は大自然ならではの醍醐味
でしょうか。そしてチェロが妖しくその星々を覆い隠す雨雲のように空を埋め尽くして
いくようです。シンバルの稲光とともに、ピアノの音色はパラパラと降り出した雨音
のようです。やがてティンパニ(大太鼓)の鋭い響きとともに正に豪雨が大地に降り
そそいでいるようです。トランペットの厳しい音色もあいまって正に大自然の脅威を
思わせますが、やがて、朝のおとずれと供に豪雨も嘘のように止み、朝日が再び何事
も無かったかのように雄大に大地を照らし出すようにして、盛大に曲は終わります。
この曲はメロディを聴くというより、大自然の情景をそのまま音にしたようなとてもダイナミックな響きに聴こえます。単純に音を聴く楽しみを味わえる、クラシックの中でも特徴的な魅力を持っている曲ですね。それに確か音楽の教科書にも載っていて曲だとおもいますから、その中の解説を読みながらもう一度聴き直してみてもいいかもしれないですね。
≪オススメCD≫
アメリカの大自然の魅力的な情景を音楽でお楽しみください。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆☆☆☆★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆☆☆ →雄☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
聴いているだけでグランドキャニオンに行った気になれますね。
→同じグローフェの作品 組曲「ミシシッピー」の記事はこちら←
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今日はグローフェ:組曲「グランドキャニオン」です。
この曲は・・・というか作曲家グローフェがそうなのか、タイトルどおりにグランドキャニオンの雄大な姿を思い描いてしまいそうな雄大な曲ですね。きっとオーケストラの生演奏を聴いても迫力満点のサウンドを聴かせてくれるんだと思います。
グローフェ自身がアメリカの作曲家という事もあるかもしれませんが、ベートーヴェンやモーツァルト他ヨーロッパの作曲家とは違った作風ですから、独特の魅力的な音楽を聴かせてくれます。≪オススメCD≫のジャケットにもあるとおりグランドキャニオンの赤い山肌は、西部劇を思わせるような雰囲気ですが、この曲もどことなくそんな感じに聴こえてしまうのは、曲名に影響されすぎなんでしょうか?
日の出:クラリネット他木管楽器が日の出前の静かな大地を朝もやで包み込むような
静かな幻想的な演奏で始まります。その後はピッコロ・フルートが鳥のさえずりを連想
させる響きが一層朝の雰囲気を掻き立てます。そして、チラッとその姿を見せかけた
太陽の光ようなヴァイオリンが綺麗に大地を照らし出していくようです。徐々にその姿
を見せてくる太陽のように、曲も徐々に盛上がってきます。やがて太陽がその全貌を
表したかのようなその堂々としたオーケストラは聴き応え十分に鳴り響きます。
赤い砂漠:昼になり日差しも強くなり、ひとり、暑さにゆらめく砂漠のなかをただよう
ように、ふらふらになりながら、杖をついて歩いているかのような音楽です。
照りつける日差しに、思わず「み、み、水を・・・。」という声が聞こえてきそうな
印象的な音楽ですね。
山道を行く:ようやくの思いで砂漠を抜け、サボテンや木立の生い茂る緑の地にたどり
ついたんでしょうか?ようやく一息つけるような雰囲気の曲になります。ロバ?もしくは
ラバ?にまたがりのんびり山道を越えていくようなゆったりとしたのんきなフレーズ
はとても楽しい気分ですね。コミカルなリズムも楽しんで聴けますね。
日没:トロンボーンとホルンのファンファーレが夕暮れ時のグランドキャニオンの
赤い大地を更に紅く染めるようなムードたっぷりの曲ですね。フルートやオーボエの
やさしいメロディは沈み行く大自然の情景をとてもうまく表現していると思います。
まるで西部劇のラストシーンを思わせるこの曲はとても落ち着きますね。
豪雨:夕日も沈みすっかり静まりかえったグランドキャニオンの静寂な夜更けが
今度は静かに大地を包み込んでいきます。空に輝く星々は大自然ならではの醍醐味
でしょうか。そしてチェロが妖しくその星々を覆い隠す雨雲のように空を埋め尽くして
いくようです。シンバルの稲光とともに、ピアノの音色はパラパラと降り出した雨音
のようです。やがてティンパニ(大太鼓)の鋭い響きとともに正に豪雨が大地に降り
そそいでいるようです。トランペットの厳しい音色もあいまって正に大自然の脅威を
思わせますが、やがて、朝のおとずれと供に豪雨も嘘のように止み、朝日が再び何事
も無かったかのように雄大に大地を照らし出すようにして、盛大に曲は終わります。
この曲はメロディを聴くというより、大自然の情景をそのまま音にしたようなとてもダイナミックな響きに聴こえます。単純に音を聴く楽しみを味わえる、クラシックの中でも特徴的な魅力を持っている曲ですね。それに確か音楽の教科書にも載っていて曲だとおもいますから、その中の解説を読みながらもう一度聴き直してみてもいいかもしれないですね。
≪オススメCD≫
アメリカの大自然の魅力的な情景を音楽でお楽しみください。
グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」イーストマン=ロチェスター管弦楽団, グローフェ, ハンソン(ハワード), ミケレ(ゲオルゲス), ハーバートユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆☆☆☆★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆☆☆ →雄☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
聴いているだけでグランドキャニオンに行った気になれますね。
→同じグローフェの作品 組曲「ミシシッピー」の記事はこちら←
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