たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はブラームス:ヴァイオリン協奏曲です。
この曲も一般的にはあまり有名ではないかもしれませんが、ベートーヴェンやメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と並んで三大ヴァイオリン協奏曲のひとつとして、クラシックの中では有名な曲のひとつなんですね。
ただ、やはり三大協奏曲と言われるだけの事はありますから、いい曲なんですね。1楽章を含めた前半は厳しく悲しいメロディが続きますが、後半からはヴァイオリンの魅力も含めて、明るく美しいメロディも増えてきますから、初心者の方にはそこがオススメなんですが、前半部分もヴァイオリンのテクニックなんかは聴き応えがあると思いますから、いろんな聴き方をしてみて欲しい一曲ですね。
第1楽章:コントラバス・チェロ、ホルン等の中低音の穏やかなフレーズから始まり、
それを弦楽器が更に盛上げながら、曲は始まります。ヴァイオリンソロは悲劇的な
フレーズから始まりますが、しばらくすると、ヴァイオリンの持つ穏やかで暖かい
音色をたのしませてくれるフレーズへと変わっていきます。特に高音部分は美しい
メロディを華麗に聴かせてくれますから、悲しい部分との掛け合いも絶妙にマッチ
していて、緩急のバランスをうまく使い分けている曲だと思います。
第2楽章:木管楽器の柔らかな和音に乗せて、しっとりとしたオーボエのメロディが
おだやかに流れてきます。やさしくゆったりとしたメロディは、心が洗われるような
フレーズですが、どこか、悲しい雰囲気もあります。同じメロディをヴァイオリンが
繰り返しますが、こちらは綺麗に美しくまとめてきていますね。途中からは少し感情
的なフレーズになりますが、叶わぬ想いを訴えかける女性的な印象を想像してしまい
ますが、終盤には美しいメロディに戻り、その健気な一途な想いを感じてしまいます。
第3楽章:この曲の中でも有名な部分かも知れないですね。元気いっぱいなヴァイオリン
のメロディから始まりますが、2楽章での想いが通じたんでしょうか?とても楽しそう
に明るいフレーズになっています。途中はやはり、少し不安を感じる部分もありますが
終盤には堂々と華麗なエンディングを迎えて派手に終わりますから、聴き応えも十分に
あると思いますよ。
1楽章は少し悲しいメロディが多いですが、2・3楽章になると、次第にやさしく美しいメロディも増えて、明るい曲になっていきますから、そんな変化を楽しみながら聴ける曲ですね。
≪オススメCD≫
ムターとベルリンフィルの共演をお楽しみください。
【コレってどんな曲】
喜:☆★★★★
怒:☆☆☆★★
哀:☆☆☆☆★ →艶☆☆☆☆☆
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
艶やかで美しく、どこか物悲しいヴァイオリンの魅力がたっぷりです。
→メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の記事はこちら
→ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の記事はこちら
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今日はブラームス:ヴァイオリン協奏曲です。
この曲も一般的にはあまり有名ではないかもしれませんが、ベートーヴェンやメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と並んで三大ヴァイオリン協奏曲のひとつとして、クラシックの中では有名な曲のひとつなんですね。
ただ、やはり三大協奏曲と言われるだけの事はありますから、いい曲なんですね。1楽章を含めた前半は厳しく悲しいメロディが続きますが、後半からはヴァイオリンの魅力も含めて、明るく美しいメロディも増えてきますから、初心者の方にはそこがオススメなんですが、前半部分もヴァイオリンのテクニックなんかは聴き応えがあると思いますから、いろんな聴き方をしてみて欲しい一曲ですね。
第1楽章:コントラバス・チェロ、ホルン等の中低音の穏やかなフレーズから始まり、
それを弦楽器が更に盛上げながら、曲は始まります。ヴァイオリンソロは悲劇的な
フレーズから始まりますが、しばらくすると、ヴァイオリンの持つ穏やかで暖かい
音色をたのしませてくれるフレーズへと変わっていきます。特に高音部分は美しい
メロディを華麗に聴かせてくれますから、悲しい部分との掛け合いも絶妙にマッチ
していて、緩急のバランスをうまく使い分けている曲だと思います。
第2楽章:木管楽器の柔らかな和音に乗せて、しっとりとしたオーボエのメロディが
おだやかに流れてきます。やさしくゆったりとしたメロディは、心が洗われるような
フレーズですが、どこか、悲しい雰囲気もあります。同じメロディをヴァイオリンが
繰り返しますが、こちらは綺麗に美しくまとめてきていますね。途中からは少し感情
的なフレーズになりますが、叶わぬ想いを訴えかける女性的な印象を想像してしまい
ますが、終盤には美しいメロディに戻り、その健気な一途な想いを感じてしまいます。
第3楽章:この曲の中でも有名な部分かも知れないですね。元気いっぱいなヴァイオリン
のメロディから始まりますが、2楽章での想いが通じたんでしょうか?とても楽しそう
に明るいフレーズになっています。途中はやはり、少し不安を感じる部分もありますが
終盤には堂々と華麗なエンディングを迎えて派手に終わりますから、聴き応えも十分に
あると思いますよ。
1楽章は少し悲しいメロディが多いですが、2・3楽章になると、次第にやさしく美しいメロディも増えて、明るい曲になっていきますから、そんな変化を楽しみながら聴ける曲ですね。
≪オススメCD≫
ムターとベルリンフィルの共演をお楽しみください。
ブラームス : ヴァイオリン協奏曲ニ長調ムター(アンネ=ゾフィー), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ブラームス, カラヤン(ヘルベルト・フォン), メネセス(アントニオ)ユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆★★★★
怒:☆☆☆★★
哀:☆☆☆☆★ →艶☆☆☆☆☆
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
艶やかで美しく、どこか物悲しいヴァイオリンの魅力がたっぷりです。
→メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の記事はこちら
→ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の記事はこちら
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こちらもさっそくヌブーの記事を見させてもらいました。ヌブーの演奏はたぶんまだ聴いたことないと思いますが、日曜の朝NHK-FMでやっている番組「20世紀の名演奏」でそのうちやるかもしれないですね。チェックして聞いてみます。