初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

ヴァイオリンソナタ第25番

2006年05月27日 | モーツァルト
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はモーツァルト:ヴァイオリンソナタ第25番です。

モーツァルトのヴァイオリンソナタは、他の作曲家のそれに比べて、とても聴きやすいですね。もちろんヴァイオリンソナタですから、ピアノ伴奏にヴァイオリンソロのふたつの楽器の演奏なので他の作曲家の作品でも、基本的にはどの作曲家でも聴きやすい事には違いないんですが、ヴァイオリンソナタなら、たいていの場合は全3楽章で、演奏時間は30分程度なんですが、モーツァルト、特にこのソナタなんかは、全2楽章で、ふたつの楽章をあわせても、せいぜい12・3分程度ですから、時間的にもあっさりしていて聴きやすいんじゃないでしょうか?

曲の内容も、明るく、生き生きとした曲調は聴いていてもワクワクしてきますし、それにモーツァルトのこの曲って、なんだか可愛らしいんですよね。それに、CDでも上に紹介したように、一曲あたりの演奏時間が短いので、今回のオススメCDみたいに1枚で4曲入ってたりする事も多いですから、たくさんの作品が1枚に録音されていると、なんだか、得した気分になりますよね。(CDのトータル時間は変わらないんですけど。)


 第1楽章:自然に流れてくるヴァイオリンのメロディは、耳ざわりもよく、全然違和感
 なく聴ける曲ですね。以前友人にこの曲を聴いてもらったところ、「歯医者さんで流れ
 てる曲みたい。」と言われた事がありましたが、確かに歯医者さんに行くとBGM
 としてモーツァルトを流しているところもあるかもしれないなぁ、なんて妙に納得して
 しまいましたが、それだけ、自然で落ち着ける曲という事だと思います。テンポも軽快
 に流れてくるこの曲は、普通に聴いても普通にいい曲だと思いますよ。

 第2楽章:ピアノとヴァイオリンがゆっくりとテンポを確かめるように合わせてきます。
 お互いに少しずつ気を使いながら、とても楽しく世間話でもしているようにも聴こえて
 きますね。聴いていると、話の仲間に入りたくなってくるような、思わず肩を揺らして
 聴いてしまう曲ですね。

別に何をするでもなく、CDを流しているだけ・・・。なんて事が、誰にでもたまにはあると思いますが、この曲もそんな、くつろげるひとときにぴったりの曲じゃないでしょうか?特に「クラシックを聴いているんだ!」なんて肩に力を入れなくても、自然に親しみのあるメロディがここちよく体に響いてくる曲ですね。

≪オススメCD≫

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番&第25番&第26番&第27番&第29番
パールマン(イツァーク), バレンボイム(ダニエル), モーツァルト
ユニバーサルクラシック

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
仕事や勉強をしながら聴いていても全然邪魔にならないくらい自然な感じがいいですね。

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