たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はヘンデル:組曲「王宮の花火の音楽」です。
この曲はヨーロッパの国々を巻き込んだオーストリアの王位継承戦争が終わったことを祝う祝典で演奏された曲のようですね。イギリス王室で行われた祝典はかなり盛大に開催されたようです。それにしても花火って日本の夏を彩る文化だと思っていんですが、ヨーロッパでもやってたんですね。花火
そこで、花火について少し調べてみると、もともと火薬が発明された中国で6世紀ごろから同時にロケット花火みたいなやつを武器として使用していたようです。その後ヨーロッパに伝わったのは、13世紀頃で当初はイタリアでの生産が盛んだったようです。16世紀になるとイギリスで王室の庇護のもとに大きく技術的に進歩したようです。日本に伝わったのもこの頃で16世紀に鉄砲伝来と同時期のようです。最初に花火を見たのは徳川家康が江戸城で花火見物をしたとか、伊達政宗が仙台で花火見物をしたとか、の諸説があるようですね。その後江戸時代に夏の風物詩として楽しまれるようになったようです。
さて、曲の話に戻ると、イギリスで行われた祝典では花火を打ち上げる前の序曲と次の花火を打ち上げる前の間に演奏されていたようですね。まあ、何と言っても花火大会ですから、いくらなんでもバンバン打ち上げている途中で演奏しても聴こえないでしょうからね。
序曲:堂々とした王室の雰囲気をたっぷりと含んだ感じで始まります。序奏が
終わるとトランペットのゆっくりとしたファンファーレから、テンポを上げてにぎやか
に舞い上がる花火を思わせるような曲が鳴り響きます。特にトランペットの甲高い音色
がとても印象的な曲ですね。
ブーレ:ちょこまかとした木管楽器を中心にした曲が進みます。あっという間に終わって
しまいますね。ちょっとした間奏曲のようです。
平和:おだやかな曲調は戦争の終結をホットした気分で聴ける曲です。オーボエと
ホルンのゆったりとした演奏がなんともこころが和むフレーズですから、花火の合間
にはいいのかもしれないですね。
歓喜:おそらくこの曲が一番有名な部分だと思います。トランペットの高音をなめらか
に軽やかに演奏する部分は面白いですね。次いでファゴットとオーボエが同じフレーズ
を繰り返していきますが、とてもテンポ感があってここちよい響きの曲だと思います。
メヌエット:コミカルなファゴットのリズムに乗せてオーボエが流れてきます。そして
軽快なメヌエットのリズムに乗せて楽しく聴ける曲が続きます。浪々と堂々と続く
メロディは、とてもさわやかな曲だと思いますよ。
曲とは全く関係ありませんが、花火の歴史が日本よりヨーロッパの方が古かったのがちょっとびっくりでした。これからは花火の季節ですから、夕涼みがてらこんな曲を聴いてみるのもいいかもしれないですね。基本的に明るい曲ですし、ヨーロッパの花火大会ってどんなだろう?なんて想像しながら聴いてみると楽しめるのかな??
≪オススメCD≫
王宮にも花火職人とか居たんでしょうか?
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
テレビなんかで花火をやってるときにはいいかもしれないですね。
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今日はヘンデル:組曲「王宮の花火の音楽」です。
この曲はヨーロッパの国々を巻き込んだオーストリアの王位継承戦争が終わったことを祝う祝典で演奏された曲のようですね。イギリス王室で行われた祝典はかなり盛大に開催されたようです。それにしても花火って日本の夏を彩る文化だと思っていんですが、ヨーロッパでもやってたんですね。花火
そこで、花火について少し調べてみると、もともと火薬が発明された中国で6世紀ごろから同時にロケット花火みたいなやつを武器として使用していたようです。その後ヨーロッパに伝わったのは、13世紀頃で当初はイタリアでの生産が盛んだったようです。16世紀になるとイギリスで王室の庇護のもとに大きく技術的に進歩したようです。日本に伝わったのもこの頃で16世紀に鉄砲伝来と同時期のようです。最初に花火を見たのは徳川家康が江戸城で花火見物をしたとか、伊達政宗が仙台で花火見物をしたとか、の諸説があるようですね。その後江戸時代に夏の風物詩として楽しまれるようになったようです。
さて、曲の話に戻ると、イギリスで行われた祝典では花火を打ち上げる前の序曲と次の花火を打ち上げる前の間に演奏されていたようですね。まあ、何と言っても花火大会ですから、いくらなんでもバンバン打ち上げている途中で演奏しても聴こえないでしょうからね。
序曲:堂々とした王室の雰囲気をたっぷりと含んだ感じで始まります。序奏が
終わるとトランペットのゆっくりとしたファンファーレから、テンポを上げてにぎやか
に舞い上がる花火を思わせるような曲が鳴り響きます。特にトランペットの甲高い音色
がとても印象的な曲ですね。
ブーレ:ちょこまかとした木管楽器を中心にした曲が進みます。あっという間に終わって
しまいますね。ちょっとした間奏曲のようです。
平和:おだやかな曲調は戦争の終結をホットした気分で聴ける曲です。オーボエと
ホルンのゆったりとした演奏がなんともこころが和むフレーズですから、花火の合間
にはいいのかもしれないですね。
歓喜:おそらくこの曲が一番有名な部分だと思います。トランペットの高音をなめらか
に軽やかに演奏する部分は面白いですね。次いでファゴットとオーボエが同じフレーズ
を繰り返していきますが、とてもテンポ感があってここちよい響きの曲だと思います。
メヌエット:コミカルなファゴットのリズムに乗せてオーボエが流れてきます。そして
軽快なメヌエットのリズムに乗せて楽しく聴ける曲が続きます。浪々と堂々と続く
メロディは、とてもさわやかな曲だと思いますよ。
曲とは全く関係ありませんが、花火の歴史が日本よりヨーロッパの方が古かったのがちょっとびっくりでした。これからは花火の季節ですから、夕涼みがてらこんな曲を聴いてみるのもいいかもしれないですね。基本的に明るい曲ですし、ヨーロッパの花火大会ってどんなだろう?なんて想像しながら聴いてみると楽しめるのかな??
≪オススメCD≫
王宮にも花火職人とか居たんでしょうか?
ヘンデル:王宮の花火の音楽マリナー(サー・ネヴィル), ヘンデル, アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ, ティルニー(コリン)ユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:★★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
テレビなんかで花火をやってるときにはいいかもしれないですね。
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