たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はフォーレ:組曲「ドリー」です。
この曲はフォーレの妻が親しくなった友人の娘「エレーヌ」のために作曲した曲を6曲集めて、組曲としてエレーヌに献呈された曲です。
そしてタイトルの「ドリー」というのはエレーヌの愛称のようですが・・・、素人目にカタカナで見ると「(ー)のばし棒」しか合ってない!とか思ったりして・・・。
それはともかく、「献呈」というとおおげさかもしれませんが、実際にはエレーヌちゃんの誕生日にいくつかの曲が「プレゼント」されていたようです。
曲は、のんびりとした曲調のものが多く、「ピアノ連弾」(ふたりで演奏する)曲です。派手な動きや豪快なフレーズはありませんが、しっとりと聴ける曲ばかりです。
子守歌:
ほんのりと、なだらかな調べにゆるやかなメロディが響くと、
まぶたをこすりたくなってしまうような、やさしい曲です。
最後までゆっくりとしたリズムでオルゴールが流れるように、可愛らしい曲を
聴かせてくれます。
ミアウ:
軽快なリズムに、高く跳ね上がるメロディがとてもチャーミングな一曲です。
仔猫が毛糸の玉とじゃれあって、家の中をゴロゴロとあちこち飛び回るように
動き回ります。最後はしっかりと毛糸を捕まえてバッチリ終わります。
ドリーの庭:
ゆるやかに流れるピアノは、少し悲しげなメロディにも聴こえます。
中低音をさまようように、じんわりと聴かせる曲ですが、
優しいような、少し切ないような、ただよっているような曲調がなんとも
不思議な魅力を持った曲です。
仔猫のワルツ:
塀の上をちょこちょこと器用につたい、ひょいと次の屋根に飛び移っていく
ような、身軽で軽快な動きでスラスラと移動する仔猫の足取りは、
さながらワルツのステップと言ったところでしょうか、みるみる内に次へと
進み、あっという間に曲は終わります。
優しさ:
中低音のリズムが、しずしずと響くと、ゆるやかなフレーズに、だんだんと
力が入っていくように感じます。
やがてふたつのメロディがゆっくりと後を追っていくと、先に行ったフレーズが
後から来るフレーズを途中で待っているようかのように、ゆっくりと少しずつ
進んでいきます。
スペイン風の踊り:
にぎやかに甲高い音が響くと、はちきれんばかりのフレーズが、転がりだす
ように、広がっていきます。
ダイナミックなメロディも、どこか可愛らしく決まると、弾むように軽やかに
華麗なピアノのフレーズが生き生きとその明るい表情をふりまいて
綺麗にラストをまとめていきます。
可愛らしい曲や、ほのぼのとした曲ばかりで、演奏時間も全6曲で約15分少々と短めの曲ですから、サラッと流して聴いても、ストレスなくふんわりと聴ける曲です。
「連弾」の曲なんですが、そう言われなければ、一人で弾いてるのかと思ってしまうほど、サッパリとした作りになっていると思います。
≪オススメCD≫
聴いたのはラベック姉妹の演奏ですが、このCDに入ってます。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
なにげないひとときにサラッと聴ける一曲です。
今日はフォーレ:組曲「ドリー」です。
この曲はフォーレの妻が親しくなった友人の娘「エレーヌ」のために作曲した曲を6曲集めて、組曲としてエレーヌに献呈された曲です。
そしてタイトルの「ドリー」というのはエレーヌの愛称のようですが・・・、素人目にカタカナで見ると「(ー)のばし棒」しか合ってない!とか思ったりして・・・。
それはともかく、「献呈」というとおおげさかもしれませんが、実際にはエレーヌちゃんの誕生日にいくつかの曲が「プレゼント」されていたようです。
曲は、のんびりとした曲調のものが多く、「ピアノ連弾」(ふたりで演奏する)曲です。派手な動きや豪快なフレーズはありませんが、しっとりと聴ける曲ばかりです。
子守歌:
ほんのりと、なだらかな調べにゆるやかなメロディが響くと、
まぶたをこすりたくなってしまうような、やさしい曲です。
最後までゆっくりとしたリズムでオルゴールが流れるように、可愛らしい曲を
聴かせてくれます。
ミアウ:
軽快なリズムに、高く跳ね上がるメロディがとてもチャーミングな一曲です。
仔猫が毛糸の玉とじゃれあって、家の中をゴロゴロとあちこち飛び回るように
動き回ります。最後はしっかりと毛糸を捕まえてバッチリ終わります。
ドリーの庭:
ゆるやかに流れるピアノは、少し悲しげなメロディにも聴こえます。
中低音をさまようように、じんわりと聴かせる曲ですが、
優しいような、少し切ないような、ただよっているような曲調がなんとも
不思議な魅力を持った曲です。
仔猫のワルツ:
塀の上をちょこちょこと器用につたい、ひょいと次の屋根に飛び移っていく
ような、身軽で軽快な動きでスラスラと移動する仔猫の足取りは、
さながらワルツのステップと言ったところでしょうか、みるみる内に次へと
進み、あっという間に曲は終わります。
優しさ:
中低音のリズムが、しずしずと響くと、ゆるやかなフレーズに、だんだんと
力が入っていくように感じます。
やがてふたつのメロディがゆっくりと後を追っていくと、先に行ったフレーズが
後から来るフレーズを途中で待っているようかのように、ゆっくりと少しずつ
進んでいきます。
スペイン風の踊り:
にぎやかに甲高い音が響くと、はちきれんばかりのフレーズが、転がりだす
ように、広がっていきます。
ダイナミックなメロディも、どこか可愛らしく決まると、弾むように軽やかに
華麗なピアノのフレーズが生き生きとその明るい表情をふりまいて
綺麗にラストをまとめていきます。
可愛らしい曲や、ほのぼのとした曲ばかりで、演奏時間も全6曲で約15分少々と短めの曲ですから、サラッと流して聴いても、ストレスなくふんわりと聴ける曲です。
「連弾」の曲なんですが、そう言われなければ、一人で弾いてるのかと思ってしまうほど、サッパリとした作りになっていると思います。
≪オススメCD≫
聴いたのはラベック姉妹の演奏ですが、このCDに入ってます。
フォーレ:ドリーコラール(ジャン=フィリップ)EMIミュージック・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
なにげないひとときにサラッと聴ける一曲です。
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