たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はオッフェンバック:「天国と地獄」序曲です。
この曲は、運動会とかでよく流れていた曲ですね。“フレンチカンカン”なんて呼ばれたりもしていますが、きっと曲名だけ聞いても音楽が想像できるくらい有名な曲じゃないでしょうか?
この曲もやはり、序曲だけが有名なんですが、実際は、喜歌劇「天国と地獄」の序曲だったんですね。もともとは、「地獄のオルフェウス」というギリシア神話を題材にして、その話の内容をパロディ化したもののようです。
「地獄のオルフェウス」では、最愛の妻を失ったオルフェオが神の導きで、地獄から妻を連れ戻そうとするのですが、「振り向いてはいけない。」という神との約束を、妻の悲痛の叫びに耐えられず、破ってしまったために、悲しくも永遠に妻を失うという悲恋の悲しい物語なんですが・・・、
喜歌劇「天国と地獄」では・・・、オルフェオの妻が地獄の王にさらわれてしまうと、主人公オルフェオは「願ったり叶ったり」とばかりに喜ぶ始末。しかし世間体もあり、周りが気をつかうもんだから、仕方なく妻を迎えに地獄に向かうハメになってしまいます。しかし、妻も妻で地獄の王や天上の神ジュピターと楽しく過ごしている始末。(どっちもどっちだけど、)だから、妻も今更迎えに来られても、あんまり帰りたくない様子。そこで、一計を案じたオルフェオ。わざと振り返って、妻と永遠の別れをすませてしまいます。という訳で、めでたしめでたし。で物語は終るようですが、いや~なんともめでたい話なんですね。
トランペットを中心としたにぎやかなオーケストラの演奏で華々しく始まります。
派手な序奏が終ると、すっとんきょうなクラリネットが、少しもどかしげに、ソロを
演奏します、その後オーボエが続きますが、しばらくすると、チェロのやわらかい、
安心感のあるメロディが流れてきます。少し落ち着いた雰囲気になりますね。
ファゴットの面白いリズムにフルートが軽やかにメロディをつけるところは幸せたっぷり
な感じですね。
そして、また場面が変わったようにオーケストラが派手な演奏を繰り広げていきます。
そのあと、今度はヴァイオリンソロが、なめらかにツヤっぽく美しい調べを奏でますが
ここも聴きどころですね。
そして、序曲は徐々にクライマックスを迎えるべく盛上がって行きます。
今度はそれが治まったかと思うと、フルートが小首をかしげたようなフレーズを演奏し
ます。そして、トランペットが勢いよく鳴り響くと・・・もうみなさんご存知の曲ですね。
「3時のおやつは文明堂!」でおなじみのあのメロディがここちよく鳴り響いてラスト
を飾ります。
序曲なんですが、各楽器のソロもたくさん聴けますから、聴きどころ満載の曲ですね。最初から最後まで明るいフレーズが鳴り響きますから、飽きる事はないと思いますよ!それに、序曲ですから、演奏時間も10分弱。オーケストラの派手な魅力から、ソロ楽器の美しいメロディまで、初心者の人でも存分に楽しめる曲ですね。最後の部分だけが特に有名なんですが、最初から聴いても面白いので、是非全部聴いてみてください。
喜歌劇はまだ、全部聴いたことは無いんですが、話の内容からしてもかなり面白そうです
よね。機会があればこちらも聴いてみて、、また紹介してみようかな??なんて思ってます。
≪オススメCD≫
「天国と地獄」序曲の他にも楽しい序曲がたっぷり詰まってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
スッキリしたいときに聴くと、気持ちよく聴けますね。
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今日はオッフェンバック:「天国と地獄」序曲です。
この曲は、運動会とかでよく流れていた曲ですね。“フレンチカンカン”なんて呼ばれたりもしていますが、きっと曲名だけ聞いても音楽が想像できるくらい有名な曲じゃないでしょうか?
この曲もやはり、序曲だけが有名なんですが、実際は、喜歌劇「天国と地獄」の序曲だったんですね。もともとは、「地獄のオルフェウス」というギリシア神話を題材にして、その話の内容をパロディ化したもののようです。
「地獄のオルフェウス」では、最愛の妻を失ったオルフェオが神の導きで、地獄から妻を連れ戻そうとするのですが、「振り向いてはいけない。」という神との約束を、妻の悲痛の叫びに耐えられず、破ってしまったために、悲しくも永遠に妻を失うという悲恋の悲しい物語なんですが・・・、
喜歌劇「天国と地獄」では・・・、オルフェオの妻が地獄の王にさらわれてしまうと、主人公オルフェオは「願ったり叶ったり」とばかりに喜ぶ始末。しかし世間体もあり、周りが気をつかうもんだから、仕方なく妻を迎えに地獄に向かうハメになってしまいます。しかし、妻も妻で地獄の王や天上の神ジュピターと楽しく過ごしている始末。(どっちもどっちだけど、)だから、妻も今更迎えに来られても、あんまり帰りたくない様子。そこで、一計を案じたオルフェオ。わざと振り返って、妻と永遠の別れをすませてしまいます。という訳で、めでたしめでたし。で物語は終るようですが、いや~なんともめでたい話なんですね。
トランペットを中心としたにぎやかなオーケストラの演奏で華々しく始まります。
派手な序奏が終ると、すっとんきょうなクラリネットが、少しもどかしげに、ソロを
演奏します、その後オーボエが続きますが、しばらくすると、チェロのやわらかい、
安心感のあるメロディが流れてきます。少し落ち着いた雰囲気になりますね。
ファゴットの面白いリズムにフルートが軽やかにメロディをつけるところは幸せたっぷり
な感じですね。
そして、また場面が変わったようにオーケストラが派手な演奏を繰り広げていきます。
そのあと、今度はヴァイオリンソロが、なめらかにツヤっぽく美しい調べを奏でますが
ここも聴きどころですね。
そして、序曲は徐々にクライマックスを迎えるべく盛上がって行きます。
今度はそれが治まったかと思うと、フルートが小首をかしげたようなフレーズを演奏し
ます。そして、トランペットが勢いよく鳴り響くと・・・もうみなさんご存知の曲ですね。
「3時のおやつは文明堂!」でおなじみのあのメロディがここちよく鳴り響いてラスト
を飾ります。
序曲なんですが、各楽器のソロもたくさん聴けますから、聴きどころ満載の曲ですね。最初から最後まで明るいフレーズが鳴り響きますから、飽きる事はないと思いますよ!それに、序曲ですから、演奏時間も10分弱。オーケストラの派手な魅力から、ソロ楽器の美しいメロディまで、初心者の人でも存分に楽しめる曲ですね。最後の部分だけが特に有名なんですが、最初から聴いても面白いので、是非全部聴いてみてください。
喜歌劇はまだ、全部聴いたことは無いんですが、話の内容からしてもかなり面白そうです
よね。機会があればこちらも聴いてみて、、また紹介してみようかな??なんて思ってます。
≪オススメCD≫
「天国と地獄」序曲の他にも楽しい序曲がたっぷり詰まってます。
![]() | 天国と地獄~オペラ名管弦楽曲集オムニバス(クラシック), ショルティ(サー・ゲオルグ), ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団, モーツァルト, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, クーベリック(ラファエル), バイエルン放送交響楽団, ウェーバー, フンパーディンク, アンセルメ(エルネスト)ユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
スッキリしたいときに聴くと、気持ちよく聴けますね。
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ちょうど天国と地獄を探していたので助かりました。これからも、なにか曲のことで知りたいことがあったらここのホームページを勝手ながら訪ねさせていただきます