7月1日、生肉や生レバーが禁止となった次の日に、焼き肉屋へ行った。
なんという天邪鬼♪ww
6月中の生レバーフィーバーも治まり、空いているだろうと期待したのだが、大きな間違いで、満員盛況の状態だった。
もちろん、生ものは一切メニューから消えている。
元々、ユッケも生レバーも好きではないから、7月になって、これらが食べられなくなっても、全然構わないのだけれど、こんな形で貴重な食文化が歪められるのは、少し残念だ。
食中毒で命を落とす人が続出したのだから、当然の事ではあるけれど。
行きつけの焼き肉屋は、伏見稲荷神社の近くで、もう30年近く通っている店だ。
安い、小さな、家族だけでやっている店だ。
もう亡くなった、先代のご主人のつくるタレが、それは絶品で、初めて食べたときは、文字通り「魂が震えた。」
その後も、ここの焼き肉を食べる度に、「生きていてよかった!」と心の底から思わせる味だった。
先代がなくなっても、タレの味は変わらない。
それはそれで、とても美味しい。
けれど、あの心が震えるような感動はない。
レシピは昔と全く一緒なのだろう。
それでは、何が違うのだろう?
もう一度、口に入れたとたんに広がる、あの至福を味わってみたいな。
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