英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

凜と硝子の葦立ちて

2017-05-20 | 日記
家で、アマゾンプライムの動画を見ていた。
あちこち、色々飛びながら、結局「硝子の葦」というドラマに行き当たった。

あら?
「ホテルローヤル」という場所が出てくる。
もしかして、原作は「ホテルローヤル」で直木賞を取った桜木紫乃氏の作品かな?


あたり!
けれど「硝子の葦」という小説は知らなかった。

この中に、なんども出てくる短歌がある。
この歌にヤられた。

湿原に
凜と硝子の葦立ちて
うつろらさら
砂流れたり

求めども
与へられざる業なりや
開くてのひら
闇を掴めり

手探りの
愛ゆへ生きとし生けるもの
天を仰いで
暗闇をきく 

などなど

これらが掲載されている短歌集は、主人公の幸田節子が書いたもの、という設定だ。
ということは、桜木紫乃氏が書いた短歌なんだ。

・・・凄い。

しばらく本から離れていたけれど、ちょっとこれから「桜井紫乃」作品を、時系列に沿って読んでみよう。

などとグダグダと考えながら、テレビをつける。
「美女と野獣」をやっている。

あんまり興味ないな、と思いながら、ぼんやり見ていたら、どんどん引き込まれる。
ドレスの美しさ、映像の美しさ
魔法で野獣に変えられた王子の、元の姿の、なんと野卑なこと。

そこかよ!」と、突っ込まれるかもしれませんが。ww

大体が、「シンデレラストーリー」は幼い頃から苦手だった。
「末長く幸せに暮らしました」という最後の決め台詞を読んで、うっとりとため息をつくことなど一度もなかった。
「そこからが人生長いんやろが!」などとホザく、可愛げのない子供だったのだ。

うだうだと自分語りに移行するという、最悪のパターンに陥りそうなので、ここで「猫との暮らしブログ」にふさわしく、猫にご登場願います。


今日はキリッと賢そう♪

え?
いつもと違いすぎる?

ごめんなさい。
よっぱらいねこさんのブログより拝借したのです。

この子、とっても格好いい。

















コメント (6)
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