ひょんなことから、村上春樹の「図書館奇譚」という本を手にいれた。
アマゾンのサイトからなのだけれど。
「奇譚」という言葉に異常に惹かれる。
早い話が「ミステリー」というほどのことなのだけれど、漢字になると、なんだか魅力が百倍になる。
「東京奇譚」「家守綺譚」は私の好きな本ベスト10に入る。
「図書館奇譚」ね。
これは読まずばいられまい。
アマゾンから届いた「図書館奇譚」は、しかし、薄い短い大人用の「絵本」だった。
挿画がもう一つ気に入らない。
本も、今回で4度目の筆入れらしい。
タイトルも「不思議な図書館」から変更したらしい。
いろいろブーたれながら、読み始めた。
図書館の地下室から昏い階段を下りていく。
このシーンで、幼い頃の父の仕事場を思い出した。
大体が古い建物で、使われなくなった石炭室が地下にあった。
外から滑り台のような台が付いていて、そこから石炭を流し入れていたらしい。
家の内側から入れる、地下の石炭室への扉は、重たい鍵がかけられていて、子供達には入れなかった。
表の石炭口から中を覗くと、奥の方に石炭の残滓が、かすかな表の光を受けて、時々煌めいた。
あの奥には、必ず別の世界が続いている、と思い続けて何十年。
今では思い出すこともなくなっていたのだけれど。
という訳で、「図書館奇譚」は私のベスト10入りになったのでした。
(アマゾンより)
ところで栗吉にも秘密の部屋がある。
こんなあずま屋だけれど。ww
閑話休題
以前里親募集をさせていただいていた、黒猫ズ、こんなに幸せな写真が送られてきたそうです。
よかった♪
アマゾンのサイトからなのだけれど。
「奇譚」という言葉に異常に惹かれる。
早い話が「ミステリー」というほどのことなのだけれど、漢字になると、なんだか魅力が百倍になる。
「東京奇譚」「家守綺譚」は私の好きな本ベスト10に入る。
「図書館奇譚」ね。
これは読まずばいられまい。
アマゾンから届いた「図書館奇譚」は、しかし、薄い短い大人用の「絵本」だった。
挿画がもう一つ気に入らない。
本も、今回で4度目の筆入れらしい。
タイトルも「不思議な図書館」から変更したらしい。
いろいろブーたれながら、読み始めた。
図書館の地下室から昏い階段を下りていく。
このシーンで、幼い頃の父の仕事場を思い出した。
大体が古い建物で、使われなくなった石炭室が地下にあった。
外から滑り台のような台が付いていて、そこから石炭を流し入れていたらしい。
家の内側から入れる、地下の石炭室への扉は、重たい鍵がかけられていて、子供達には入れなかった。
表の石炭口から中を覗くと、奥の方に石炭の残滓が、かすかな表の光を受けて、時々煌めいた。
あの奥には、必ず別の世界が続いている、と思い続けて何十年。
今では思い出すこともなくなっていたのだけれど。
という訳で、「図書館奇譚」は私のベスト10入りになったのでした。
(アマゾンより)
ところで栗吉にも秘密の部屋がある。
こんなあずま屋だけれど。ww
閑話休題
以前里親募集をさせていただいていた、黒猫ズ、こんなに幸せな写真が送られてきたそうです。
よかった♪