goo blog サービス終了のお知らせ 

まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

続 クッキー缶を作る。 ジャムクッキー編

2021-02-27 23:41:18 | お菓子作り

前回トライしてみて大変悲しい結果となったので

ちゃんと本を買ってきた、というところまでは書いた通り。

材料もツールも揃い、まとまった時間が取れた今日

まずはジャムクッキーを作ってみた。

本の作り方だと、シュクレの仕上げに台の上でこねるっていうのがあるけど

なんとなくそれはどうしてもしたくなくて(ごめん)

いつもの通りカードで押し付ける製法で。

寝かせる時間は6時間取った。

遅い朝に起き出してまずはシュクレを仕込み、それからゆっくり朝ごはん食べて

洗濯物干してギター弾いて買い物に行って。

土曜日って最高じゃないか。

仕込んだ生地の半量を使う。残りは違うアレンジにする予定。

可愛い3.5センチの菊型が42個。うち半分は口金の後ろや和菓子の小さい抜き型で真ん中に穴を。

170度12分ってあったけど、やっぱりそれだと足りなくて2分追加。

穴のあいてるクッキーには粉糖をふりかける。ジャムはイチゴと杏、それぞれ小鍋で温める。

穴のあいてないクッキーにジャムを適当に置いて、その上から穴あきクッキーを重ね、

ゆっくり押し付けると穴の中にジャムが盛り上がってきて可愛い。

缶に並べてみたけど高さがある缶なのでちょっとスカスカだな。

他にも焼いて詰め合わせてみようっと。

試食してみた。あれ?あんまり甘くない。何でだろう。それともこのくらいの甘さでいいのか?

あと、もうちょっと生地が薄くてもいいな。やっぱりベーキングパウダー要らなかったのかな。

見た目には大変満足。Zoom飲み会でカメラに見せびらかして食べた。意地悪か。

みんなにも食べて欲しいよ。いつか集まれるその日にまた作るね。


メモ☆自家製コーラ

2021-02-21 18:20:59 | お菓子作り
オーガニックレモン嬉しい、と同僚さんにお礼言ったら、ゲラゲラ笑って、あ、いやこれシノハラ村のおばあちゃんちの庭のレモンですから、そんなかっこいい呼び方しないで、だって。

これが手に入ればレアチーズケーキだってレモンクッキーだってマドレーヌだって作れちゃうよ。

ですが今回わたしが一番やりたかったのは、コーラです。

小さい頃、骨が溶けるよって脅かされて、なかなか飲むチャンスのなかったやつ。
大人になった今も、なんか絶妙にテンションあがってる時にしか手が出ません。

しかしクラフトコーラという言葉を目にして、いろいろ調べてみると、砂糖が大量なこと以外はむしろスパイスがたくさんで体に良さそうな気がする。って、砂糖が大量なことが問題なのか。

本日のレシピ。

(材料)
シナモンスティック 2本
バニラビーンズ 1本
クローブ 3g
カルダモンシード 2g
レモン 1個
てんさい糖 500g
水 500g

(作り方)



レモンは輪切り、バニラのさやは割いて、すべての材料を鍋にいれ、かきまぜながら沸騰させる。火をとめて冷蔵庫で半日寝かす。



炭酸割りの他、ミルク割りもいけるらしいです。
色のないお砂糖なら透明なコーラができます。

いつか伊良コーラ飲んでみたいなぁ。


ママはぴば。

2021-02-19 23:13:44 | お菓子作り
家族でズームパーティしました。
ママは30年前に買っていちどしか着たことのない、かわいいスーツを着ていました。
冒頭わたしのギターでパパが歌うハピバソング。
からの、演歌三曲。
84才のジャイアン、やばいわ。
ズームの背景はおひなさま。豪華七段飾り。何しろ三姉妹だもんでね。しかし、段の組み立ては重労働なので、もう今年でよすわ、とのことでした。

贔屓の菓子屋のめちゃうま焼き菓子はすでに送り届けてもらってたんだけど、やっぱり誕生日なのでショートケーキを作りました。といっても、ママに食べてもらえはしないんだけど。メール添付できたらなあ。

家族の誕生日に集まる、なんて、
そんないたってふつうのことが
ふつうにできるようになる日を
心待ちにしています。

クッキー缶を作る。後編 レシピあり

2021-02-17 19:40:03 | お菓子作り

平日の21時から仕掛かり始めて3種類全て焼き上がったのが24時頃。教室でアントルメ一台仕上げるのと変わらない。あらためて、クッキーって手軽だなあと思う。しかし色々侮ったせいで残念な仕上がりになってしまった。なので見せしめのため(誰のだよ)ここに反省点を列挙する。

・生地のまとまり 教室だとシュクレの類は一晩寝かせて作業する。ここで言う一晩とは大体8時間を意味する。今回は最低ラインの1時間〜1時間半しか取らなかったので、食べた時の一体感がいまいち。

・絞りの道具 変則的な5切の星口金を使い、絞り出し袋の切り口とのサイズがちょっと合わなかったのでものすごく作業しにくかった。絞るという作業があんまり好きではないため、手持ちの口金にちょうどいいのがない。星口金は生クリームのおまけでいいやって感じで生きてきたことを後悔。

・生地ののし ちゃんとした麺棒があったはずなのに見当たらず。そう言えば年末に娘が持っていったことを思い出す。合わせてバールも出張中。短い麺棒を使い、バールなしでのしたため厚みが均等でない。当たり前だよな。

・キャラメルの焦がし不足 水分が蒸発するのを心配して浅めに切り上げてしまった。色白のフロランタンって全然良くない。シュクレの焼きと並行してのキャラメル作業がタイミング合わなかった。

・ショートビスケットの揉み込み 全然足りなかったので、のす時に改めて揉み直し。おかげで焼いてる間にバター分離。形もいびつに。ついでに言うと、竹串の挿し方が適当すぎる。

・絞りの形 真ん中を完全な空洞にしたため、イチゴジャムが落っこちて下にへばりついてしまう。ジャムを使うならちゃんと底生地が無ければならない。または、ドレンチェリーを使ったほうがいい。そしてサイズを揃えることに注意しないと。と言うよりまず絞りやすい生地にするため構成を変更しないと。

・もっと基本的なこととして、生地が崩れやすいクッキーはクッキー缶には向かない。それと、缶のサイズに合わせてクッキーのサイズを測って作らないと綺麗に詰め込みできない。

ということを踏まえて、次回はもっと頑張る。そしてわたしのやったことは、インスタで素敵なクッキー缶を作ってる人を発見し、その人のレシピ本を本屋で見つけて購入(イルプルの卒業生だったよ)、cottaでツールを大人買い。本気だってば。

今回のレシピ

○フロランタン

(シュクレ)バター53、全卵16、粉糖33、薄力粉87、アーモンドパウダー13、ベーキングパウダー1

(ヌガー)スライスアーモンド(180度8分ロースト)65、水飴30、生クリーム30、バター25、塩1つまみ

作り方:バターを木べらで柔らかくし、粉糖、全卵の順によく混ぜ、アーモンドパウダーを混ぜ、薄力粉にbpを混ぜて振るったものを加える。25センチ四方にのして冷蔵庫で休ませる。180度で12分、ヌガーを広げてさらに12分焼成。(ヌガーはアーモンド以外を鍋で煮詰め、キャラメル色に色づいたらアーモンドを加える)少し冷めたらカット。

○ショートビスケット

薄力粉78、米粉42、グラ36、バター72、塩ひとつまみ

作り方:粉類を21センチボウルに入れてグルグル混ぜ、柔らかくしたバターを入れて揉み込むように混ぜる。混ざったら少しこねてまとめ、冷蔵庫で休ませる。1センチの厚みにのして型抜きし、竹串で穴を開けて再度休ませる。分量外のグラを振りかけて160度で30分焼成。

○絞り出しクッキー

薄力粉85、 粉糖35、バター60、卵黄1個、牛乳8

作り方:バターを柔らかくし、粉糖、卵黄、牛乳の順に入れてよく混ぜる。粉を混ぜて絞り、180度12分焼成。

⭐︎「よく混ぜる」=各材料を3回に分けて入れ、その都度50回並行楕円で混ぜる


クッキー缶を作る。前編

2021-02-16 13:31:00 | お菓子作り
ただ、作ってみたかっただけ
という、友達の奥様のクッキー缶。
小さくて可愛らしい焼き菓子たちが
お行儀よく缶の中に収まってる写真を見て
売ってませんか?と聞いたら、なんとプレゼントしてもらっちゃった。
いつも焚き火で遊んでくれてありがとう、ですって。こちらこそですよ。

ふだんからおいしそうなごはんやお菓子を作るお方だし、お花をデザインするお仕事だし、どれも見目麗しく美味しい四種類のお菓子。濃いチョコレートや、香ばしいキャラメルや、さくさくしゅわしゅわなメレンゲなど、賑やかで楽しい詰め合わせ。

お菓子を作るのに理由は要らないかもしれない、だけどこれだけ手間隙かかる作業を、ただやってみたかった、っていうところがまたすごい。

わたしもなんか作ってみたくなり、まずは過去に作ったお菓子のレシピをがーっと漁り、それからノートに下手くそなイラストを書く。友達の小さいお嬢さんがものすごく気に入ってくれたアイスボックスクッキー、愛してやまないフロランタン、メレンゲにはナッツを入れて、スノウボールは抹茶で、米粉がさくさくのショートビスケットも入れよう。

つぎにすべての材料をノートに書き出し、それから材料ごとに必要な総量を算出。バター360gとか、やっぱりクッキーってリッチだな。

とりあえず近所のスーパーで何が買えるかチェック。粉糖と抹茶が無いな。作れるものだけ作ってみようと、フロランタンとショートビスケット、あとは予定になかった絞り出しクッキー。

後編へ続く。