今日は午前中、保健センターで開かれた地元の親の会の月例会に
出席していました。
話し合いの合間に、ふと窓から外を見ると、我が家のある方向から
真っ黒な煙がもうもうと立ち昇っています。
そのうち、会場の近くにある消防署から、サイレンを鳴らしながら
消防車が何台も走っていくのが見えました。
「あれ、やっぱり火事なんだ~」
思わず声を出した私に、メンバーが一斉に窓の外を見ます。
「でもあれ、ちびくまママさんの家の方角じゃない?」
「そうなのよ、それで気になって。近くかなあ」
私がそう答えた途端、携帯が鳴りました。息子の担任、K先生からです。
「あ、おかあさん、今、そこのマンションからものすごい煙が
出てますが、大丈夫ですか?」
ちびくまのいる障級の教室からは、うちのマンションがよく見えます。
反対に、うちのマンションからも中学校が良く見えるので、
私は時々、不審者よろしくバルコニーから双眼鏡で
プールを楽しむ息子の様子を眺めたりしているのでした。
「え?今、出先なんです。うちのマンションですか?まさか、
うちの部屋じゃないですよね?」
実は、雨続きで洗濯物が乾かないので、今朝家を出る前に、
たまった洗濯物をリビングにずらりと干して、
その下で除湿機をフル稼働させてきたのです。
まさか、と思うけれど、家電の部品の不具合から出火した、という
ニュースは後を絶ちません。
もし、うちの家だったら、と思うと、背筋が寒くなりました。
「いや、お宅や、その上下ではなさそうです」との返事に、
とりあえずはほっとしますが
「でも、真っ黒な煙がかなり出てますし、消防車もかなりの数
来たようです。それでお母さんが大丈夫かと気になりまして」
私はK先生にお礼を言って電話を切ると、すぐに家にとって返しました。
駐車場に車を入れることはできましたが、エントランスに向かうと、
そこには消防車が何台も止まっていて、まだ放水が続いているようです。
消防士さんたちだけでなく、おまわりさんの姿も見え、エントランスと
その奥のエレベーターは封鎖されていました。
あたりにはなんともいえないきな臭いにおいが漂っています。
そして、あちこちの廊下や階段には、マンションの住人たちが鈴なりに
なっていますし、私の後からも、外出先や仕事先からあわてて駆けつけた
らしい住人たちの数がどんどん増えてきます。
みな一様に不安そうな顔で事の成り行きを見守っていました。
出席していました。
話し合いの合間に、ふと窓から外を見ると、我が家のある方向から
真っ黒な煙がもうもうと立ち昇っています。
そのうち、会場の近くにある消防署から、サイレンを鳴らしながら
消防車が何台も走っていくのが見えました。
「あれ、やっぱり火事なんだ~」
思わず声を出した私に、メンバーが一斉に窓の外を見ます。
「でもあれ、ちびくまママさんの家の方角じゃない?」
「そうなのよ、それで気になって。近くかなあ」
私がそう答えた途端、携帯が鳴りました。息子の担任、K先生からです。
「あ、おかあさん、今、そこのマンションからものすごい煙が
出てますが、大丈夫ですか?」
ちびくまのいる障級の教室からは、うちのマンションがよく見えます。
反対に、うちのマンションからも中学校が良く見えるので、
私は時々、不審者よろしくバルコニーから双眼鏡で
プールを楽しむ息子の様子を眺めたりしているのでした。
「え?今、出先なんです。うちのマンションですか?まさか、
うちの部屋じゃないですよね?」
実は、雨続きで洗濯物が乾かないので、今朝家を出る前に、
たまった洗濯物をリビングにずらりと干して、
その下で除湿機をフル稼働させてきたのです。
まさか、と思うけれど、家電の部品の不具合から出火した、という
ニュースは後を絶ちません。
もし、うちの家だったら、と思うと、背筋が寒くなりました。
「いや、お宅や、その上下ではなさそうです」との返事に、
とりあえずはほっとしますが
「でも、真っ黒な煙がかなり出てますし、消防車もかなりの数
来たようです。それでお母さんが大丈夫かと気になりまして」
私はK先生にお礼を言って電話を切ると、すぐに家にとって返しました。
駐車場に車を入れることはできましたが、エントランスに向かうと、
そこには消防車が何台も止まっていて、まだ放水が続いているようです。
消防士さんたちだけでなく、おまわりさんの姿も見え、エントランスと
その奥のエレベーターは封鎖されていました。
あたりにはなんともいえないきな臭いにおいが漂っています。
そして、あちこちの廊下や階段には、マンションの住人たちが鈴なりに
なっていますし、私の後からも、外出先や仕事先からあわてて駆けつけた
らしい住人たちの数がどんどん増えてきます。
みな一様に不安そうな顔で事の成り行きを見守っていました。