雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

初めての期末テスト(その2)

2007年07月01日 | 楽しい学校生活
すると、連絡帳の短い記述だけですばやく私の意図を察してくれたK先生、
2つ返事で次のようなスケジュールを組んでくれました。

27日 1限目:パソコン室でインターット
   2限目:数学(百ます計算:普段どおり)
   3限目:音楽のテスト(通常級と同じ問題で)

28日 1限目:国語(絵本の音読:普段どおり)
   2限目:K先生と2人だけでプール
   3限目:保健体育のテスト(通常級と同じ問題で)

29日 1限目:美術のテスト(通常級と同じ問題で)
   2限目:技術家庭のテスト(通常級と同じ問題で)
   3限目:障級1年生3人とK先生でプール

もちろん、ちびくまは大喜び。毎日楽しそうに、ニコニコ笑顔での
テスト期間と相成りました。

問題用紙・解答用紙は通常級と同じでも、受験するのは
障級の教室でK先生とマンツーマン、問題は本人が音読、
解答用紙の書き方や答え方を先生と一緒に確認しながら、という
変則的なやり方です。

テスト自体の出来は、答えられたのが音楽2問、保体2問、
美術は0問、と惨憺たるものでしたが(笑)、
技術家庭の、パソコンに関するところだけはかなり良い確率で
正解が出たようです。

今回のテストで、問題文自体は思っていたより理解できていること、
でも指定された解答形式を理解するのは難しいこと、
そして、通常級の授業で万遍なく情報を取り込むことは非常に
難しいのだけれど、自分の好きなこと、興味の向いたことだけは
きっちりインプットされているということがよくわかりました。

今回は生まれて初めてのぺーパーテストで、しかも半分も
授業に出ていなくてこれですから、今後授業にも出て、
テストにも慣れてくると、またちがってくるのではないか、というのが
K先生の感想で、「今後が楽しみですね」と言ってもらい、

テストの点数そのものには全く関心のない私も、
「テスト受けてみてよかったな~」と
すっかり嬉しくなってしまったのでした。