雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

トライやる第3日

2008年06月06日 | 楽しい学校生活
いよいよトライやるも最終日。息子の場合は期間中に
事業所さんの定休日が2日もあったので、わずか
3日間の体験となりましたが、平日に休みのない事業所さんへ
行った子どもたちにとっては5日目の体験となるので

買い物に行ったスーパーなどでは、職員さんの付き添いなしに
品出しをしている中学生を沢山見かけました。
学校で見る彼らは、まだ子ども子どもして、ふにゃふにゃなところも
沢山あるのだけれど、

額にうっすら汗をかきながら、真剣な表情で働いている彼らは
なんともかわいらしく、頼もしく見えました。

息子は最終日も洗車をしたり、掃除機で車の中の掃除をしたりして
過ごしたようです。
マンツーマンでボラさんについてもらったこともあり、
特に大きな混乱もなく、スムーズに過ごせたようでした。

実習日誌の最後に、責任者の人からサインやコメントを
もらってくるところがあるのですが
「嫌な顔をせずに、きっちり仕事をしてくれました。
 車のタイヤをつけたりはずしたりしたら、もっと車が
 好きになるかもね」
と書いてありました。

夕方、障担K先生から様子を尋ねる電話をもらいましたが
結局ボラさんからも一度もSOSはなく、
「大変スムーズでした」との報告だったとのこと。

障碍のある子の受け入れ経験のない事業所さんや
自閉症児とこれまで接点のなかったボラさんに子どもを預けるにあたっては
子ども自身が楽しく過ごせるかどうかということと同じくらい
事業所さんやボラさんに「障碍のある子は大変、もう関わりたくない」という
思いをさせないことが大切に思っていたので

その両方がかなったらしいことにほっとしました。

息子はニコニコして帰ってきて「またお仕事に行きたいです」と
言いました。
元気で明るく働く大人。
漠然と抱いている息子の将来のイメージが少しだけ具体像に近づいたような
気がします。