雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

盆疲れ(その2)

2007年08月24日 | 時には泣きたいこともある。
あまりの「お客さん」気取りに腹を立てて手伝うように言うと
(本人には悪気はなく、「盆休みなのでゆっくりしたい」と思った
とおりに行動しているだけで、「一方的に世話になるだけでは気まずい」とか
「自分のために病人を働かせては悪い」とかいう発想が
 全くできないだけ、らしい)割と素直に動いてはくれるのですが、
食器を洗うと水をじゃーじゃーと大量に使う割には
汚れが落ちていないのであとで洗いなおしが必要、
台所の床と流し台の周りは水浸し、
洗濯をさせると洗濯機のマニュアルがないと洗濯機を
使うこともできないし、洗剤と水を無駄遣いするばかりで
汚れは落ちていないし、干し方もしわくちゃのまま、
形崩れなどものともせず、なので
あとで全部干しなおす羽目に・・・(T_T)ああ、使えない。


彼は息子の障碍がはっきりし始めたころから数年間にわたって
「母親の性格が悪いからこうなるんだ、育て方が悪いんだ」と
私を責め続けた当の本人ですが

じゃあ、どんな性格の母親がどんな育て方をしたら
これほど周囲への配慮ができないうえに使えない人間ができるのか
ぜひともお伺いしたいものだ、と常々思います。

やっと盆休みが終わって、彼が汚したまま去っていったシーツや
枕カバーなどを全部洗濯して、トイレとお風呂場の大掃除をして
大量に発生したごみ(なぜか普段の2倍)を出してしまったら

どっと疲れが出て、約1週間、とけかけのナメクジのように(爆)
動けなくなってしまいました。
こんなに調子が悪いと、再入院になるのではないかと、
真剣に怖かったのですが、どうやらたまりにたまったストレスの
せいだったようで、ようやくお盆前の状態にまでは回復しました。
いやはや、盆休みならぬ、とんだ「盆疲れ」です。

世の中の「お嫁さん」には、盆暮れごとにこういう試練に耐えて
いらっしゃる方がいっぱいいらっしゃるのでしょうが、
元気なときならいざ知らず、病状が思わしくないときに、
こちらの心身の負担を増やすだけのこういう帰省は、
ホントに勘弁していただきたいものです。

本来なら、こういう輩には「今後我が家への出入り禁止」をきっぱりと
言い渡したいところですが、一番の問題は、彼が

私の配偶者で、息子の父親であるということです。