雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

自閉症スペクトラム学会研究大会(1)

2006年08月19日 | 「発達障碍」を見つめる眼
私は今朝6時に家を出て、東京行きの新幹線に乗りました。
目的地は新宿区の目白大学。
そこで、今年の自閉症スペクトラム学会研究大会が開かれるのです。
大会テーマは「支えあう社会を目指して」。

自閉症の子を持つ母親である私たちは、自閉症の子が最初に出会う
「共に生きる」人間です。
去年の自主シンポの成功(?)に気を良くした私たち、
学会に参加される専門家の先生方に今年も私たちの考えを
聞いていただこうと、再び自主シンポを企画しました。
「自閉と一緒に楽しく生きる~保護者の視点から~」

企画・司会はまつこさん
話題提供者はこくっぱの母さんと私
指定討論者がひいろさんと朝倉玲さん
という構成です。

学会でご自分の研究を口頭発表する場合の持ち時間が20分
学会企画のシンポジウムでさえ話題提供者の持ち時間は
20~25分だというのに、私がもらった発表の持ち時間は30分。

せっかく聞きに来てくださった方がおもしろいと思ってくださるよう、
また、「おみやげ」を持って帰っていただけるよう、
10日ほどのあいだ、ブログの更新もさぼって
持ちネタの中から厳選して選んで、過去の写真からおもしろいと思われるのを選び、
30分の原稿を仕上げました。

当日配布する資料の印刷にも走り、前日には準備完了。
夫が出張中なので実家に息子を預かってもらうため、前日夜に
実家へ共に泊まり、19日の朝、1人で東京へ向かったのでした。

西武新宿線高田馬場駅のホームで福島からきた朝倉玲さんにばったり。
かんかん照りの中、ふーふー言いながら会場の目白大学についたところで
こくっぱの母さんに遭遇。
受付を済ませて昼前から始まった学会企画プログラムの会場に入ると
スムーズにまつこさん、ひいろさんにも会えました。

午前の部が終わってから、自分たちのシンポの会場に移動し
打ち合わせを兼ねて一緒に昼ごはん。
ところが、打ち合わせどころか、われわれ5人は「説明の要らない同志」に
会えたからかテンション上がりっぱなし。

いよいよシンポ開始の2時になりました。