元日の昨日、14時10分頃、スマホに緊急連絡「エリアメール」の音ががけたたましく鳴った。すわっ地震かと身構えが特に揺れはこなかった。
テレビを点けると石川県能登半島周辺にに震度7級の大地震の発生が報じられていた。時間の経過につれて道路などの液状化、ビルの倒壊、道路の陥没などの被災状況が映し出されてくる。
加えて津波警報の発令があった。石川県、富山県、新潟県は海に接している。13年前の東日本大震災の様子が頭に浮かんだ。あの時、我が家は地震で家は傷んだが津波の被害はなかった。でも、近くの街ではあたかも街全体が流されるように家々が波に攫われていた。その光景が眼に浮かんだ。
今回の能登半島は津波の被害はなかったのでほっとしている。だが、火災が発生しその一帯がガレキの野となつた街、倒壊した家やビルがテレビ画面に映っていたのが痛ましい。
今回の災害は「令和6年能登半島地震」と命名されたようだ。地震で開けた新年、被災された人々に同情するほかはない。