千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

電気料金値上げで思うこと 

2023年04月02日 | 徒然の記
今、電気料金の激しい値上げが騒がれている。
これは発電のための燃料調達が、ウクライナ情勢、円高などの市場の変動によるものと、加えて原子力発電の停止により電力安定供給ができないためかと考えたりもする。
昨日のテレビに、1ヶ月分の電気料が2倍、3倍の請求だったという幾つかの家庭が映されていた。これは小売電力会社の請求のようだが、小売り電力会社は電気料金の価格競争を起こすために「電力小売り自由化」を掲げた国の施策の結果生まれたものだ。この施策の初めの頃は大手電力会社より割安感に多くの人が満足したように思う。私は手続きが億劫で電力会社を変えずにそのままでいた。
その大手電力会社のホームページで2年間の自分の電気使用量と電気料金を見ることができる。前年と今年を各月毎に比べてみた。それによると各月の使用料は1割ほど減っている(節電の結果)にも関わらず料金は1割超えの金額である。結構大きい値上げ幅だ。
先の報道は全ての小売電力会社にあてはまるものではないと思うが、自由化というのは何かしら歪みが起るものかも知れない。
コメント
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