気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

新年度

2022年04月03日 | つぶやき
令和4年度が始まりました。

宮仕えは65歳まで定年が年次的に延長されていきますが、私たちの世代は60歳を迎えた年度の3月31日が定年です。
その後は素行が良ければ、65歳まで再雇用されるシステムです。
私の執務室から追い出されて、10年前の役職に戻って現場で陣頭指揮となりました。
過去の経験やポストがかみ合って極めて恵まれた形なので、ありがたいと思っています。
だから定年という感傷的な気分は一瞬だけでした。

退院してきた父の状況は厳しいです。
介護施設に戻って1週間余りで転倒して足首をねじってしまいました。
訪問医の診察日だったので、骨折はしてなさそうですが、打ち身になっていて足の甲にヒビが入っているかもしれないとの連絡がありました。
在任中に処理しなければ山のような決裁、も出かけているし、すぐにはとても無理。
施設長からはどこまで痛いのか分からないので診断は必要だが、痛がっている訳ではないので明日でもいいとのことでした。
翌日の診療でレントゲンやCTも撮りましたが、靭帯が少し伸びたかもというぐらいで湿布のみとなりました。
入院時もリハビリの効果がなく歩行困難で現状の筋力では立ち上がることもできないのに、どうして歩こうとして転んだのか分からないとのことでした。

病院に付き添っていたいわく、退院時よりも痩せているようで、反応も明らかに鈍く動きも悪いとのことです。
食事中も水分がうまく飲み込めず口から垂れてしまっていて、ストロー使用で行くとのことでした。
昨日は歯茎がやせたのか入れ歯が合わなくなっており、歯科医を呼んで入れ歯をあきらめるかどうか判断したいとのことでした。
入院時に食事がうまくできないとのことだったので、飲み込みやすいものを食べさせてあげないと難しいようです。
衰弱が進んでいる状況にありケアプランも全介助に近い状況となっていますが、動けた場合は事故や問題行動につながるリスクが高いことが記されていました。

徐々に衰弱が進んでいて床ずれができていること、食事が自力で厳しい状況であることから、医師も時計の進みを止めることはできないという感じです。
祖父母や母、義父を看取ってきましたが、骨折してからの父の状況は「余命」という言葉が頭をよぎりますし、も同じ思いのようです。
施設の方も終末期に差し掛かっていることを遠回しに説明してきます。

介護区分の再認定を申し出ていますが、要介護4以上となれば特別養護老人ホームの申請を行います。
今までも家の近くの施設に移したかったのですが環境を変えるのはまずいと思って見送っていました。
もうそんな状況ではありませんし、病院が設置している特別養護老人ホームの方が望ましいと思います。
まずはそこからかな・・・
コメント
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