気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

2022 師走

2022年12月30日 | つぶやき
父の葬儀を終えて4週間近くが経ちました。

認知症の兆候が顕著に表れたのが、2011年だったと思います。
なんとかとりなして病院に連れていったところ血管性認知症という診断が出ました。
同時に要介護4だった母も認知症の初期症状でもある老人性うつや緑内障の進行もあって、自宅介護は困難な状況になっていました。
父との折り合いも悪くなり、ケアマネや介護施設めぐりを始めたのが2012年の春先。
そこで父に腎臓がんが見つかり、母をショートステイに入れている間に父の手術を終えました。
父はこの入院時で認知症が、母はショートステイで老人性うつが顕在化して、ここからが大変でしたね・・・

母は物心ついた時には歩行障害があって、高学年になった頃には外出にも私の手が必要でした。
父が出不精ということも手伝って家族で旅行にも行けなかったのですが、それを苦に思ったことはありませんでした。
結婚後はが色々と担ってくれましたが、それほど気にはならなかったようです。

人によるのだろうと思いますが、老人性うつや認知症はグッときましたね・・・
予測がきかないのと、会話のようで会話にはなっておらず、精神的、時間的な負担はかなりのものとなります。
安からぬ施設介護費を捻出するため貯金を取り崩したり土地を売ったり。
退職金をもらって一息つくという綱渡りが続いていました。
かといって出費を抑えるとストレスにもなりますしね・・・

怪我など急いで病院に運び込むことが次第に増えてきました。
状態の変化の説明など急に施設に呼ばれることも増えてきて、月に2回ぐらい仕事中に電話がかかってくるようになりました。

今年になってからは2月、8月に足の骨折1~2月の入院、その間に要介護4となり有料介護施設から特養になり、11月の誤嚥性肺炎による入院と、自分の定年や骨折もあって、大変な1年となってしまいました。

そんな中での父の死、色々な気持ちが交錯してしまいますが、肩の荷をおろしたというのが正直な気持ちです。

10年余の施設生活で付き合いも希薄になっており、コロナ禍の感染拡大、叔母(父の妹)とも連絡が取れなかったことから、葬儀は子供と孫による告別式のみの家族葬としました。
喪中はがきを出しましたが、叔母からは未だに連絡がないので、叔母も体調が悪いのかもしれません。

4週間たって、市役所の各種手続きや不動産関係の税務署、浄化槽、入居人への連絡や家賃保証会社などの手続きは終わりました。
残るは準確定申告と不動産の相続登記のみです。
本籍と住所の所在市町村が違うし、それぞれに小さな賃貸物件があります。
特養入所で市外に出たため、前の住所地の介護保険となっていたりで、忌引きをフルに取って手続きを進めました。
不動産の相続登記ですが、本籍の所在が2市しかないようですし、相続人は私1人なので、自分でできそうです。

やっと落ち着いたかなと思ったら、もう晦日です。
気が抜けたと思うことも何度かありましたが、色々と吹っ切れてきたところです。

どうか新しい年はいい年となりますように!
コメント
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