ブログではアップしていませんでしたが
先日、フラスカティさんにある媒体の取材でお世話になりました。
基本的に取材はお断りになっているそうですが
今携わっている媒体の主旨をお話したところ
賛同してくださってご対応いただいたんです。
感謝してもしきれなく、涙が出そうでした。
撮影時は営業時間に差し掛かってしまったので
インタビューは後日行う事に。
それが今週月曜で、気付いたら2時間超お話してました^^;
お料理に対する思い、人生観、ご家族を大切にされている姿…
このお人柄だから真っすぐで力強い料理ができるのだな~、
と改めて感じた次第です。
こうお話に花が咲いては食べずにはいられません。
ということで繁忙期を乗り切る「ちからメシ」(←シェフがそうおっしゃる)
を昨夜いただきにあがった訳です。
食べたいもの目白押しのアラカルトメニューを眺めながら
まずは白ワインでのどを潤しまして…
瞬間燻製の鱒の助の香草マリネ
青森産のキングサーモン「鱒の助」を
軽く燻製してありますが滑らかな生の食感。
この分厚さがフラスカティさんらしい。
鱒特有の臭みなど全くありません。とにかく旨い。
トマトにゼラチンを少し加えて濃度を出したという
酸味豊かなソースも絡み、ハーブも賑やかでおいしー!
目をつぶって余計な情報をシャットアウトし
鼻から息を長く吐いて香りと味を余すところなく楽しみました。
ホワイトアスパラと生ハム
実はこのホワイトアスパラ、
先日インタビューで訪れた際に
冷蔵庫にあるのを見かけて目が釘付けになってたんです。
だって、もんのすごい太かったんですもの!
産地を聞こう聞こうと思いつつタイミングを失って。
で、目出たくいただくことができました^^
ホワイトアスパラはオランダ産だそう。
今年は当たり年で極太の上物が手に入るみたい。
それを茹でて急冷してシャキシャキ感を残しています。
こんなホワイトアスパラ初めて!美味し過ぎる。
皮をむいてもこれぐらいボリュームが欲しいから
超極太でないとダメなんですって。
甲州地鶏の卵で作ったソースと相まって旨い!
パルマのプロシュートの塩分と
パルミジャーノのフリットの塩分も素晴らしいハーモニー。
幸せの骨頂。
赤ワインとポルチーニ茸風味の短角牛のラグー フェットチーネ
ラグーにはシェフが納得のいく赤ワインをドボドボ使用。
飲みたくもないワインで美味しいラグーが作れる訳ない、
というのがシェフの持論だそうです。そのお考え、大賛成!
飲めもしない料理酒で旨い和食が作れる訳ない、
と常日頃から私も思っておりますので。
もちろんラグーは余韻が長く奥深く美味しいです。
そしてこのパルミジャーノのハンパない量ときたら、アナタ。
しかもフェットチーネは大量の発酵バターで和えられてます。
自分だったらちょっと怖くて使えない量。
だからこそ信頼できる方に作っていただいて
とことん楽しむのです。それが外食の醍醐味。
カロリー?そんなの関係ねぇ(←古っ)。
お腹にも心にもガツンッと来る美味しさでした。
熊野地鶏の炭火焼 玉葱のオーブン焼きとラディッシュ添え
いつもはついつい短角牛のビステッカやタリアータに走ってしまいますが
今日は鶏にしてみよう、とオーダー。
色々な部位を外パリパリ、中レア&ジューシーに焼き上げてます。
このレバーとハツ…旨い!
平飼いした熊野地鶏は歯を押し返すような弾力で
余分な水分や脂分が無く味が凝縮されています。
骨の隅々までしゃぶりついてキレイに完食。
マダムが食べ終えた骨を見て笑ってました^^
ラディッシュも露地物だそうで味が濃い。
とにかく素材が全部元気だというのが分かるんです。
バルベーラ・デル・モンフェラート・スペリオーレ
ワイナリーが自ら飼っている牛の堆肥などを使用し
完全有機栽培のぶどうを使ったヴィオワイン。
最初に酸味と土の香りを感じましたが
抜栓して時間が経過すると酸味がこなれ
その後から熟した果実味が現れます。
香りも非常に高くて本当に美味しかった。
マダムがオススメしてくれるワインで
「あれ?」ということは一度も無いです。
最高のひとときでした。
人に感動を与える料理が作ることができるシェフ。
師匠と勝手に呼ばさせていただきます。
私は何の為に生まれてきたのか…と
哲学的なことを考えさせられるほど
心に響く料理でした。
素材の生命力をたっぷりいただいたので
私もいろいろ頑張らなくっちゃ。
本当にご馳走さまでした!
フラスカティさんのこととなると
料理のコメントがついつい長くなってしまいます^^;
フラスカティ
先日、フラスカティさんにある媒体の取材でお世話になりました。
基本的に取材はお断りになっているそうですが
今携わっている媒体の主旨をお話したところ
賛同してくださってご対応いただいたんです。
感謝してもしきれなく、涙が出そうでした。
撮影時は営業時間に差し掛かってしまったので
インタビューは後日行う事に。
それが今週月曜で、気付いたら2時間超お話してました^^;
お料理に対する思い、人生観、ご家族を大切にされている姿…
このお人柄だから真っすぐで力強い料理ができるのだな~、
と改めて感じた次第です。
こうお話に花が咲いては食べずにはいられません。
ということで繁忙期を乗り切る「ちからメシ」(←シェフがそうおっしゃる)
を昨夜いただきにあがった訳です。
食べたいもの目白押しのアラカルトメニューを眺めながら
まずは白ワインでのどを潤しまして…
瞬間燻製の鱒の助の香草マリネ
青森産のキングサーモン「鱒の助」を
軽く燻製してありますが滑らかな生の食感。
この分厚さがフラスカティさんらしい。
鱒特有の臭みなど全くありません。とにかく旨い。
トマトにゼラチンを少し加えて濃度を出したという
酸味豊かなソースも絡み、ハーブも賑やかでおいしー!
目をつぶって余計な情報をシャットアウトし
鼻から息を長く吐いて香りと味を余すところなく楽しみました。
ホワイトアスパラと生ハム
実はこのホワイトアスパラ、
先日インタビューで訪れた際に
冷蔵庫にあるのを見かけて目が釘付けになってたんです。
だって、もんのすごい太かったんですもの!
産地を聞こう聞こうと思いつつタイミングを失って。
で、目出たくいただくことができました^^
ホワイトアスパラはオランダ産だそう。
今年は当たり年で極太の上物が手に入るみたい。
それを茹でて急冷してシャキシャキ感を残しています。
こんなホワイトアスパラ初めて!美味し過ぎる。
皮をむいてもこれぐらいボリュームが欲しいから
超極太でないとダメなんですって。
甲州地鶏の卵で作ったソースと相まって旨い!
パルマのプロシュートの塩分と
パルミジャーノのフリットの塩分も素晴らしいハーモニー。
幸せの骨頂。
赤ワインとポルチーニ茸風味の短角牛のラグー フェットチーネ
ラグーにはシェフが納得のいく赤ワインをドボドボ使用。
飲みたくもないワインで美味しいラグーが作れる訳ない、
というのがシェフの持論だそうです。そのお考え、大賛成!
飲めもしない料理酒で旨い和食が作れる訳ない、
と常日頃から私も思っておりますので。
もちろんラグーは余韻が長く奥深く美味しいです。
そしてこのパルミジャーノのハンパない量ときたら、アナタ。
しかもフェットチーネは大量の発酵バターで和えられてます。
自分だったらちょっと怖くて使えない量。
だからこそ信頼できる方に作っていただいて
とことん楽しむのです。それが外食の醍醐味。
カロリー?そんなの関係ねぇ(←古っ)。
お腹にも心にもガツンッと来る美味しさでした。
熊野地鶏の炭火焼 玉葱のオーブン焼きとラディッシュ添え
いつもはついつい短角牛のビステッカやタリアータに走ってしまいますが
今日は鶏にしてみよう、とオーダー。
色々な部位を外パリパリ、中レア&ジューシーに焼き上げてます。
このレバーとハツ…旨い!
平飼いした熊野地鶏は歯を押し返すような弾力で
余分な水分や脂分が無く味が凝縮されています。
骨の隅々までしゃぶりついてキレイに完食。
マダムが食べ終えた骨を見て笑ってました^^
ラディッシュも露地物だそうで味が濃い。
とにかく素材が全部元気だというのが分かるんです。
バルベーラ・デル・モンフェラート・スペリオーレ
ワイナリーが自ら飼っている牛の堆肥などを使用し
完全有機栽培のぶどうを使ったヴィオワイン。
最初に酸味と土の香りを感じましたが
抜栓して時間が経過すると酸味がこなれ
その後から熟した果実味が現れます。
香りも非常に高くて本当に美味しかった。
マダムがオススメしてくれるワインで
「あれ?」ということは一度も無いです。
最高のひとときでした。
人に感動を与える料理が作ることができるシェフ。
師匠と勝手に呼ばさせていただきます。
私は何の為に生まれてきたのか…と
哲学的なことを考えさせられるほど
心に響く料理でした。
素材の生命力をたっぷりいただいたので
私もいろいろ頑張らなくっちゃ。
本当にご馳走さまでした!
フラスカティさんのこととなると
料理のコメントがついつい長くなってしまいます^^;
フラスカティ