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おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

よかったら、コレもどうですか?の会

2013年09月17日 | イベント
前回の女子会で持ち上がった会話…
「開けるタイミングを失ったお酒って、あるよね」
そんなひと言で決まった今回の会。
私は若かりし頃に買ったはいいけど
完全に開けるタイミングを逃したワインを持参しました。




就職したての頃に
なけなしのお金で購入したワイン

薄給でいろいろ入り用だったので
正直、超貧乏でしたけれど
毎月無理してでも1本ずつ買いためようと
しばらく買い続けてきたワインの一部です。
買ったはいいけどセラーがあるわけでなく
実家の床下収納庫に預けた後に退去命令が出、
度重なる引っ越しで劣悪な環境下に置かれたという
何とも不遇なワインたち。申し訳ない…




シャトー・ジスクール1989/マルゴー

三級に格付けされたメドックはマルゴーの赤。
カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー40%、カベルネ・フラン5%。
安定したビンテージを誇るシャトーとしても有名です。




シャトー・スゥデュイロー1986/ソーテルヌ

世界三大貴腐ワインの一つ、ソーテルヌの白。
セミヨンの配合が高いのが特徴です。
これはセミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%。
プルミエクリュの格付けではありますが
グランクリュのイケムと地続きという好立地。
どちらもバブル真っ盛りのビンテージです(笑)


さて、蘊蓄はこの辺にしまして…



かんぱーい♪




S子さんのテーブルコーディネイト、素敵^^


お料理の紹介へと移ります。
今回も料理好きの面々が集まっているので
妥協の無い品々が食卓を彩ります。




フライパンの上でバターが溶かされてる。
しかも半パウンドまるまる!
このバターの行方はいかに…



K子さんのバゲットに豚ヒレのローストが挟まれ
その上から焦がしバターをたら~りたっぷり。




焼成してできあがり




バゲットポーク

香りが官能的過ぎて、これは…




危険だわ。

バターを吸いまくっているはずなのに
脂っこさを感じさせないバゲットマジック。
食べた人にしか解らない美味しさです。
感動したっ!太ってもいいっ!





K子さんバゲット2種

粉の名前を忘れてしまいました^^;
扱いにくい、と言ってた方が美味しかったな。
いえ、どちらも美味しいんですけど
あえて好みを言うならば、です。




ぱぴぱん vs くまくる

師弟対決のバゲット食べ比べ。
くまくるさんの方が好みです^^
れじーさん、ありがとう!




Kさんの1年ものサワー種のパン

もっちりしてフルーツの配合も抜群!
赤ワインに合うから赤ワインが進んで仕方がない(笑)




Kさんのブリオッシュ

一般的なブリオッシュが好きではないという
Kさんが試行錯誤して創り上げたブリオッシュ。
だから創意工夫が活かされていて本当に美味しい。
しっとりしながらも卵の風味が生きているの。
私も敢えてブリオッシュに手を伸ばす方ではないし
裏切られてばかりだったから、
美味しさに驚きと喜びを覚えました^^




オリエンタルな茄子

台湾帰りのS子さん作。
ウェイシャンフンが効いていて
とってもオリエンタルなテイストです。
効かせたあじめこしょうもいい感じ。




チキンとエリンギの包み焼き

こちらもS子さん作。
八角が効いていてまたまたオリエンタル。
お肉もしっとりしてて
エキスを吸ったエリンギが美味しいの。





パクチーメガ盛りカレー

Kさん作のカレー。
スパイスが効いて旨味が凝縮されたカレーに
メンバー全員とも目がないパクチーメガ盛り。
アルザスのリースリングのハーブ感に合いました。




酸茎のお漬物

Mさんの京都土産。
今回はメインディッシュがメインだったから(笑)
こういうサッパリ&酸味はうれしかったです^^




つるむらさきのお浸し

Mさん作。
野菜がうれしい&やさしい♪




手羽餃子

Mさん作。
ジューシーな手羽の中に餃子ダネ。
これはビールが進む!とビール戻り(笑)
美味しかったぁ。




八名丸コロッケ

私作。
先日新城の取材帰りに産直で八名丸ゲット。
新芋だから臭みも無く絹のように滑らかです。
それを潰した中に炒めた玉葱と酒煎りした鶏胸ひき肉、
枝豆を混ぜ込みましてうずら卵を芯にして丸めてます。
あとはバッター液とパン粉をつけて揚げるだけ。
シンプルなトマトソースで召し上がれ。
皆さんに好評だったようで何よりです^^




村のトリュファード風

私作。
って言っても大したことしてません^^;
激ウマの村のじゃがいもを茹でまして
皮付きのまま乱切りにして手造りバターで和え
村のチーズをかけて焼いただけ。
素材の全てが美味しいから手抜きしても問題無し。
皆さん喜んでくださいました。
じゃがいも、これにて終了。
再び仕入れたい…



ここからフロマージュタイム♪



サン・マルスラン

Yさんが提供してくれたパリ土産。
サン・マルスラン、私の大好物!
しっかりアフィネしてて美味しいこと。
許されるなら全部平らげたいほどです。




ヴァランセ

同じくYさん提供のパリ土産。
灰かぶりのシェーブルでAOC。
締まっては無くしっとりとしてましたが
山羊乳独特の芳香と余韻は健在。
美味しかったなぁ。




大地のほっぺ

北海道のニーズさんのチーズでK子さん提供。
実は15年近く前に工房を訪れたことがあります。
まだ国産ナチュラルチーズが評価されてない時代から
ヨーロッパの製法を参考に日々改良を重ねてられました。
大地のほっぺはその当時からあったブランド。
確かフランスのルブロションをイメージしてたような…
当時は若干雑味が気になった記憶がありましたが
洗練されてとっても上品な味わいになってましたよ。




レモンのタルト

Kさん特製のスウィーツ。
酒飲みでも心から楽しめるスウィーツです。
がっつり洋酒や酸味が効いていて
飲んだ後にもサラリといただけるから嬉しいわ^^


あ、れじーさんのイカ、食べてない…


台風接近のため、早々と会場を後にし
最後はバタバタになってしまいました^^;
お片づけもせずにお暇して申し訳ありません。

ちなみに持参したワインはダメかと思いきや
ちゃんと生きながらえておりました!
やはりグランヴァンはグランヴァンたる所以あり。
まだ80年代ワインの在庫がありますので、
次の機会にご提供させていただきますね。
Mさんのビールも美味しかったです^^


皆さん、ありがとうございました!

夏の夜のミールス会

2013年09月02日 | イベント
お友達のかずくんが主催で
ミールス会第二弾が開催されました。
処は前回同様、カルナータカーさん。
第一回目は品数も量も盛りだくさんで
前屈みになれないほどお腹パンパンに…
私だけでなく、全員そうだったみたいなので
今回は厳選の上、品数を少なくしていただきました。
それでもやっぱり盛りだくさん(笑)



まずは乾杯!




これが今日のお品書き

手書きのお品書きに従って
カレーをパズルのように並べます。




完成


内容をざっと紹介しますね。



ゴーヤのアチャール
オクラのポピーシード和え

ゴーヤは口に苦し(笑)夏バテに良さそう。
ポピーシード、芥子の実です。
最近この香りが苦手になりつつあります。
何故でしょう?




すくな南瓜のポリヤル

甘みの少ないすくな南瓜。
南瓜はなかなか厳しいのです。
元来、南瓜でご飯が食べられない質であり、
大学時代に食べ過ぎて…矛盾してますね^^;
スウィーツとしては好きだったんですが
その縁さえも自ら断ってしまった結果が今。
ゴメンナサイ。




茄子カレー

クミンがしっかり効いたカレー。
優しい味わいです。




荏胡麻の葉入りヨーグルトサラダ

ライタです。
荏胡麻の青臭さがヨーグルトで中和されます。
なかなか面白い組み合わせですね。




チャナダール

ミールスでは定番のカレー。
こちらもホッとする味わい。




サンバール

南インドではお味噌汁的存在の定番のカレー。
辛味とお豆のコクがハーモニーを奏でます。




ミックス野菜のカレー

冷凍のミックスベジタブルじゃないですよ(笑)
ビーツやジャガイモ、パプリカなど。
ブラックマスタードシードがたっぷり。
辛くはないけどスパイシーなカレーです。




パインのラッサム

パインが強烈に主張してます。
パイン抜きで食べたい^^;
スミマセン、パインでご飯が食べられません。




ラジマ

今回これが一番気に入りました!
お豆の味もいいし、スパイスの合わせ方も好き。




ターメリック入りココナッツチャツネ
紅芯大根の何とかマサラ




大葉とバジルのチャツネ

チャツネはカレーの組み合わせに
変化を与えてくれる重要な存在。




パパド

ビールに合います^^



なまずのケララ州スタイル
トマトソース・タマリンド・ココナッツ

川河豚とも呼ばれるなまず。
岐阜では蒲焼きにして
臭みを消しつつ食べる習慣がありますね。
ソースの無いところを食べたら
「THE. 川魚」という味がしましたが
トマトソース、タマリンド、パクチーといった
特徴ある酸味と香味が加わると中和されます。
ココナッツもいいアクセントになってました。




チャナマサラワダ

ワダ、と聞くとドーナツ型を思い浮かべますが
こちらは落とし揚げ的な形状をしています。
カリッとした衣の中はやわらかい生地なのですが
つぶつぶのチャナダルが食感に変化を与えてくれます。
そして時折、辛いピーマンが舌を強烈に刺激。
獅子唐のアタリ的な辛さでヒーヒー^^;
それを含めて味はとても良かったです。




ラバドーサ

セモリナ粉のドーサです。
赤玉葱やこれまた辛いピーマントッピング。
チャツネやカレーをつけていただきました。




バミセリキール

お米とバミセリのデザートです。
これには賛否両論有りました。
お米が甘いのは「おはぎ」まで、という
カタい頭の持ち主でスミマセン。



今回もかなり満足度が高かったです。
ナマズ以外、固形の動物性脂肪は無いので
満腹ですが食後感は非常に軽快なのです。
さすが南インド料理。大好き^^


主催のかずくん、いつもありがとー♪
ご一緒くださった皆さん、
また次回も笑って食べて楽しみましょう^^


今回はツボにはまるネタがあって
腹筋が10個に割れるほど笑いました…
Kさん、ありがとうございます(笑)



南インド家庭料理 カルナータカー

Mさんお帰りなさい、の会。

2013年08月08日 | イベント
食に対して並々ならぬ思いを抱く
愉快な面々が集まりまして
名古屋へ帰省されていた
Mさんをお迎えしてパーティを開催。
平日の夜にワラワラと集まったにしては
お料理もお酒も盛りだくさんでした^^




何はともあれ、乾杯&お帰りなさ~い♪




Mさん、サモサ作りに取りかかりました。

フィリングはもちろん生地も自家製。
揚げたてを食べたいというリクエストに対し
現地調理を快くお受けいただけたんです。




サモサとチャトニ




チャトニも自家製。
こんなに美味しいサモサ、初めて♪
今までの概念を覆す美味しさでした。
ピリ辛のチャトニも絶品!
いくつでも食べられそうであり、
ビールが鬼のように進みました(笑)




大根の柚子胡椒和え

caieさん作。
柚子胡椒がピリッと効いてほろ苦く
大人の舌を喜ばせる肴です。




エノキの山椒煮

caieさん作。
山椒が程よく効いています。
熱燗が進みますね~。
ちなみに家主二人がお燗番をつとめてくれて
途切れることなく盃が満たされておりました。
日置桜の濁りと辨天娘の純吟美味しかったな~。




山芋と胡瓜の梅酢漬け

caieさん作。
爽やかな梅酢が食欲をそそります。
私も胡瓜と梅酢使用で丸かぶり^^;
嗜好と思考が似ているからでしょうね。




ササミの味噌漬け炙り

かずくん作。
ササミを味噌漬して炙ったもの。
1日しか経ってないと言っていたけれど
しっかり味が入ってました。
ササミジャーキーのような感じで美味しいわ。




ササミの味噌漬けの味噌

もったいないからとつけ味噌仕立てに。





caieさんの風呂吹き大根につけていただきました。
コラボ、美味し。




ゴーヤ納豆

caieさん作。
ゴーヤと納豆、初体験。
苦みが和らいでいい塩梅。
朝ご飯に良さそうです^^




出汁巻き

かずくん作。
今日は時間が無かったそうでその場調理。
その分、出汁タップリ目でフルフルです。
寝かせたのも美味しいけどこれも美味しい!
また作ってね~♪




スペアリブ

caieさん作。
THE肉!という容姿ですね(笑)
外こんがり、中ジューシーで美味しかったです。





冬瓜と揚げ茄子の冷やし煮浸し

私作。
冬瓜は面取って下茹でして冷まし
一番出汁と白たまり、ヤマヒサ薄口、
三河みりん、塩で煮含めておきます。
茄子は今回ぽってりと肉厚の白茄子を使用。
皮を剥いて水に晒して灰汁を抜き、
水気を丁寧に拭き取って素揚げします。
冷えた時に油臭くならないよう米油を使用してます。
この油をケチると後味が残念なことに…
冬瓜を取り出した出汁でサッと煮含め
冬瓜と併せて保存容器に入れて冷やし
一晩味を含ませたら出来上がり。
青柚子の皮を少しあしらっていただきます。
Mさんも喜んで下さったようでよかったな^^




鮗酢〆と菊もずく酢

私作。
新鮮な鮗を三枚におろして塩をし、
1時間ぐらい置いたら酢洗いして
30分ほど酢につけたら引き上げ
酢を拭って一晩寝かせて馴染ませます。
合わせ酢を作って茹でて絞った菊、
鮗の酢〆を合わせてしばらく置き
沖縄の生もずくと合わせてできあがり。
もずくは塩蔵じゃない方が断然美味しいです。
生は今だけしか無いけれど。





梅酢胡瓜

私作。
胡瓜は乱切りにして漬物用のプレス容器に入れ
海水程度の塩水につけて一晩置きます。
翌日塩水から引き上げてキュッと絞り
白梅酢をさっと回しかけ
切り昆布を5筋ほど入れて出来上がり。
箸休めとして気に入っている一品です。



と、ここで私はタイムアップ。
Mさん特製のチキンカレーをいただいて
そそくさと帰宅しちゃいました^^;
お家でチキンカレーをいただきましたけど
これがめっちゃ美味しいの!
プロでもこのレベルは望めないと思います。
素晴らしい方とお友達にならせていただけました^^
この他にも甘鯛の松笠焼や
A君の土手煮などがあったようですが
食べられなかった…無念。




Mさんにいただいた半田そうめん
国産小麦使用だそうです。
ありがとうございます!
じっくり味わわせていただきます^^



料理やお酒に対する考え方が合致している上に
気の置けない仲間達とお話ししていると
何であんなに時間が早く経ってしまうんでしょ。
時計を見てビックリしました(笑)

誘ってくれたA君、Mちゃん、ありがとう!
そしてMさん、これからも宜しくお願いします。
愉快なお友達(笑)また何かしましょうね♪


あー楽しかった。



麺の会

2013年07月29日 | イベント
あるSNSで麺の話題が上がり
急遽決まった麺の会開催。
麺の聖地、中国で麺と言えば小麦粉をさし、
いわゆる麺は麺条や面条といいます。
まあでも堅苦しいことは言いっこ無しということで
粉で作ったものをテーマに料理好きが腕を振るいました。
つい最近、粉ものの会をやった気がするけど(笑)。


例のごとく、つくや否や飲み始めておりますので
写真のいい加減なことと言ったら…
コンデジだとどうもやる気が起きません。
でも、一眼を持参すると重いし必ず忘れるので
お見苦しい画像ですがご勘弁下さいね^^;




会場のオーナーであるFさんの蕎麦打ちからスタート




美しく切り揃えられた二八蕎麦




お次ぎはかずくんのうどん打ち

お家で捏ねて踏んだ生地を
パスタマシンで伸して切ります。




どうみても売り物ですね^^




大根の皮のきんぴら

Fさんのお蕎麦汁は今回大根のおろし汁。
丸々二本分使っての搾り汁だったので
余った皮をかずくんが調理。
ピリリと辛味が効いて大人のお味です。




kiyokoパン盛り合わせ



バゲットと赤いベリー入りの高加水パンと
何とアルプカーゼ入りのチャバタ!
もっちりした生地にチーズの塩分が効いて美味しいこと。
もちろんバゲットと高加水パンも美味しゅうございました^^




揚げ茄子の冷やし煮浸し

私が最近はまっている一品です。
お家で仕込んで持参しました。




Fさん二八蕎麦

キリッと〆られたお蕎麦は玄人芸ですね。
そのままでも美味しいし
大根の搾り汁と山塩でいただくと
その甘みが尚活きました。




Mさんの茗荷ピクルス

サッパリしてて美味しい♪
茗荷好きにはたまらないお味です。





かずくんうどん

もちもちの麺は手打ちならでは。
そして出汁が美味しいのです。
聞けば鯵のいりこを使ってるとのこと。
しかも頭と内蔵を取り除かずに。
なのに鰯のような臭みは無く
上品かつ濃いお出汁が出ています。
私も年末に買って放置してあるから
早く使ってみなくっちゃ。




アルプカーゼのチーズ

牛乳製ももちろん美味しいけど
山羊乳のチーズの美味しさと言ったら…
この秋、必ず購入してきます。




蕎麦ニョッキ アルプカーゼソース

Mさんお手製のもちもち蕎麦ニョッキが
アルプカーゼのチーズを纏っています。
不味くなりようが無いですね。
ああ~。はやく村に行きたいな~♪


その頃Iさんは厨房に入りまして
鱧の捌きにかかっておりました。




鱧の卵

今回巡り合った鱧ちゃんは女の子だったようで
お腹は卵でパンパンだったとのこと。
それをサッと火を入れていただきました。
熱燗が進んで仕方がないです。




鱧の大蒜ソテーカレー塩

湯引きもいただきましたが
今回はこちらがメイン調理。
骨切りした鱧を大蒜とバターで炒め
カレー塩とナッツがあしらわれてます。
皮目も香ばしく歯を押し返すような食感がいいわ。
そしてカレーのエキゾチックな香味が合うんです。
いやはや、美味しゅうございました。



ここまで私は入れ替わり立ち替わり
厨房に出入りする皆さんを横目に見て
食べては飲みを繰り返しておりましたが
そろそろ働かなければなりません^^;




ピビン麺

盛りつけが汚い…さすが酔っぱらい。
韓国から持ち帰った乾麺の平壌冷麺を
コチジャン、ヤンニョム醤、酢、砂糖のタレで和えます。
ヤンニョム醤には大蒜、長葱、玉葱のすりおろしと
醤油、胡麻、胡麻油が入っております。
実は私、食べてません^^;
提供後、次の料理に取りかかっていまして
皆さんの「辛い辛い」という痛切な訴えを聞き流してました(笑)




汁無し担々麺

さらに盛りつけが汚い…大反省。
何?このパクチーの枝!

丼の下には大蒜のすりおろし、搾菜、葱
そして黒酢、甜醤油、辣油を予め入れてあります。

甜醤油は中国醤油に砂糖、紹興酒、シナモン、
八角、クローブ、陳皮、生姜、長ネギを入れて
火を入た後に漉したものです。
面倒くさいけど、これがお味を左右します。

辣油も自家製。花椒、鷹の爪、八角、陳皮を
ミルサーで粉末状にしまして
熱した菜種油に入れて火を止め胡麻を加え
最後に藤椒油を加えてトドメをさしています。
ヒリヒリ度急上昇!

トッピングは葱と甜麺醤、豆鼓、醤油、
酒でカラカラになるまで炒めた豚ひき肉です。
松の実と香菜、極めつけの花椒を振り掛けてできあがり。
反省点としては麺をゆでる時に湯に油を加えなかったことかな。
提供する時点で麺がくっつきはじめてました。
酔っぱらって作ったのでお味は保証しません^^;


Fさんが用意してくれた酢橘タップリの鰹たたきや
Kさんが提供してくれたヒレ肉入りのバゲット、
鱧の煮こごりなどの写真ここにあらず。
浴びるほど飲んだお酒群の写真も。はぁ。



会場を提供して下さったFさん
そして楽しいひとときをご一緒して下さった皆さん
いつもありがとうございます!
またテーマを決めて何かやりましょうね♪

醤油の会

2013年07月25日 | イベント
醤油ラヴァというかマニアというか…
とにかく美味しい醤油を愛して止まない面々が集まりまして
醤油の会が開催されました。
真剣に書くと超長文になりますので
かいつまんで記します。
そして私の備忘録なので
お暇ならお付き合いください。




本醸造醤油の部




たまりの部



平盃でテイスティング(笑)




でもその前に乾杯!

味が分からなくならない程度にね^^;





井上古式しょうゆ

大豆・小麦・食塩
ツンとした香り。透明感あり。
雑味は無いが余韻は短い。
評価3




海の精 生しぼり醤油

大豆・小麦・食塩
私も愛用しているこいくち醤油。
雑味は無くまろやか、ふくよか。
このまま焼き餅に付けて食べたい…
バランス、奥深さ、完璧。
評価5




ヤマセン 生揚げ醤油

大豆・小麦・塩
陸前高田の名門醤油醸造蔵ですが
先の震災で被害を受け
蔵付き酵母も絶滅してしまったことでしょう。
これは震災前に出荷されたもの。
Aくんの貴重な在庫を提供してもらいました。
賞味期限が1年半近く過ぎているからか
過発酵したようなアルコール香を若干感じました。
複雑な味わいとやや酸味あり。
実力発揮しているか微妙なところですね。
評価3(本来ならもっと高評価なはず)




丈夫醤油

青大豆・小麦・醤油
青大豆を使ったこいくち醤油で
醸造は上記同様ヤマセンの八木澤商店。
こちらも震災前に出荷されてます。
同じく1年半近く賞味期限切れ。
これは購入2本目ですが
賞味期限内にいただいた1本目と比べ
やはり劣化が進んでいるようです。
一本目はその丸みに感動しましたもん。
評価3(本来ならもっと高評価なはず)




ヤマヒサ 頑固なこだわりしょうゆ 濃い口

大豆・小麦・塩
小豆島で蔵見学させていただいたヤマヒサさん。
真面目な造りが味わいにも現れてます。
スモーキーな香りと自然な甘み。
余韻も非常に長いです。
掛けや漬け醤油でもいいですが
火を入れた料理でも本領発揮する一本。
評価3.5~4




ヤマヒサ 頑固なこだわり醤油 うす口

大豆・小麦・塩
うす口ゆえ塩分はしっかりめ。
サッと消えてくようなキレがあります。
こちらは火入れして生きる一本。
評価3.5




藤野有機こいくちしょうゆ

大豆・小麦・食塩
最初にツンとした酸味を感じます。
フレッシュ?やや単調な味わいですね。
色が綺麗なのが印象的でした。
評価2



藤野1年半熟成?しょうゆ

写真撮り忘れた…^^;
開封して時間が経っているからか
味も香りも明らかに下り坂。
焦げたような香りと苦みあり。
評価1.5





チョーコー 減塩醤油

大豆・小麦・塩
減塩醤油、生で初めて舐めたかも。
これは醤油じゃないですね。タレです。
塩分を控えた分、不自然な旨味を出している。
ヘンなものは添加していないようですが
何か特殊な技術を駆使したのでしょうか?
縁のない世界だわ。
評価1




そら豆醤油

そら豆・塩
大豆や小麦アレルギーに配慮した醤油。
そういったものって美味しくない場合が多いけど
こちらは醤油として味が確立されてました。
ほのかなそら豆の香りはしますが
味を邪魔するには至りません。
アレルギーをお持ちの方に
是非おすすめしたい一本。
評価2.5




すや久 生じょうゆ

大豆・小麦・塩
やや攻撃的な酸と塩分を感じます。
雑味も少しあるかな?
火入れした料理向きかもしれません。
評価2




ヤマロク 菊醤

黒大豆・小麦・塩
こちらは小豆島から持ち帰ったもの。
菊醤は以前使っていたことがありますが
改めて評価するのは初めて。
ほのかな黒大豆の香りがありますが
キレもあり綺麗な味わいです。
評価3.5




ヤマロク 鶴醤

大豆・小麦・塩
醤油に更に醤油を加えて熟成させた
再仕込み醤油です。
よって非常に深い香りと味わいが生まれます。
そのものでお酒が飲めるほど旨いです。
評価5




ヤマロク 新桶初搾り

大豆・小麦・塩
新桶初搾りがいただけるのは
最初の仕込みの一回だけ。
大変贅沢な一本です。
旨味のバランスが良くキレもある。
新桶由来のウッド香は殆ど感じません。
評価3.5




栄醤油

大豆・小麦・塩
静岡のS.A.で見つけまして
全うな材料だったので購入。
しかし、野暮ったいというか雑味満載というか
必要以上にいろんな味がします。
期待はずれな味わいでした。
評価1




薄口木桶醤油

大豆・小麦・食塩・米
大久保醸造作で自遊人プロデュース。
原材料の最後に米が連なっていますが
この米がくせ者というか自己主張しまくり。
米味噌の様な味がしました。
このままよりは料理向きですね。
評価2



ここからはたまりです。



南蔵 つれそい

大豆・塩
国産丸大豆と天日塩を使用し
三年かけて熟成させて
そのたまりを集めたもの。
香りも酸味も強いです。
舌にまとわりつくような濃度が特徴的。
白身のお魚では太刀打ちできません。
馬刺とか血合いありの赤身などに合いそう。
評価3




南蔵 わらべうた

大豆・塩
製法はつれそいと同じようですが
塩に海の精を使っているそうです。
しかし開封して時間が経過し
賞味期限も切れているからか
焦げ臭と強い酸味を感じました。
きっと美味しかったのでしょう(笑)
評価2(現状に於いてです)




桝塚味噌 ニッポンのmiso力

大豆・塩
長期熟成のバルサミコのように
こっくりと濃度がついています。
これは調味料の粋を逸しています。
酒の肴です(笑)
評価5




マルコ 長熟二年醤油

大豆・食塩・小麦・酒精
たまり風、とありましたから
絞っているのでしょうか?
酒精由来かアルコール分を感じます。
攻撃的な要素は何でしょうか。
評価1.5




みそたまり

米・大豆・塩
米味噌の液体バージョンのよう(笑)
米って主張が強いんですね。
カラメルのような風味は何由来?
米の残糖分がそう感じさせるのかしら。
評価1.5(別世界なので何ともいえない)




カメビシ 廿歳造

大豆・小麦・塩
何と二十年もの!
ドロドロかと思いきや
意外とサラリとしていました。
凝縮された酸味・苦みが複雑に絡み合います。
お料理に数滴たらす程度で
その存在感を発揮しそうですね。
評価3




caieさんお手製醤油、糀入り醤油、もろみ

ご自分で醤油を醸すとは…
お手製醤油は魚醤のような風味がありました^^
家付き酵母の仕業かしら?
ちゃんとお醤油として独り立ちできてます。
凄いなぁ。
糀入り醤油は甘さが現れて
煮物など砂糖要らずでできそうですね。



ここからお料理です。
いつものことながら全ては撮影できてません…




出汁巻き食べ比べ

出汁王子、かずくんお手製。
4種の醤油を用いて分量は全て同じ。
特徴が掴みやすいように少し濃いめで仕上げてあるそう。




1.ヤマヒサ薄口
2.大久保醸造・自遊人コラボ
3.マルシマ醤油
4.海の精生しょうゆ薄口

1は私も使っているのですぐに分かりました。
3が味わい的にまとまっているかな。
4はアレっ?と言う感想。
海の精の薄口は使ったことはないけど
こいくちがかなり美味しいのに…
卵との相性が良くないのかな?
こういう食べ比べができるのも
マニアックな仲間ならでは(笑)




Aくんと私、枝豆醤油漬けかぶり(笑)
何人前あるんだろ。




イカの生姜醤油炒め

かずくん作
生姜が効いて美味しい。
お酒が進むね^^




鯵の大葉たたき

鯵の鮮度が今イチだったので
大葉と合わせて臭み消し
これを山本山本店の
高級海苔で巻いていただきました。
海苔が美味し過ぎた!




生シラス

友人二人がアニサキスの毒牙にかかった原因を
これだと勘違いしてしばらく食べてませんでした。
原因は「生シラス」ではなく「時知らず」だと判明。
なーんだ。むしゃむしゃ。




カサゴと鯒の皮付き湯引き

caieさんが蒲郡のサンヨネで
朝一にゲットしてくれたお魚二種。
皮の上にキッチンペーパーをのせて
上から熱湯をかけてから氷水で〆てます。
そのままでは鮮度が良過ぎて死後硬直し
旨味が開いていませんでした。
この処置でお味が膨らんだような気がします。

皮を引いたお造りの写真は撮り忘れた…
A君の昆布締め美味しかったのに。




リッチーナの舟

caieさん作。
鶏とエシャロットとプチトマト、
そして天然茸のウツロイイグチを入れて
オーブンで焼成してあります。
ウツロイイグチの旨味が凄い!
貴重なものを食べさせていただきました。







二種のたまりで山芋醤油漬け

A君作。
これ美味しい!
私も真似させていただきます^^





焼き長茄子

産直で私めが調達した長茄子。
出汁王子提供の節をどっさりかけて。
お好みのお醤油をバイキング形式であしらって(笑)




大蒜醤油に漬けた豚ハラミ

かずくん作。
めちゃくちゃ美味しかったです。
味わいも豚の歯ごたえもたまらない。
豚のハラミ、あまり見かけないけど
美味しいんですね。




ヤマドリタケモドキのバター炒め

旨味が凄いよ~。
鼻孔にずっと滞留してる感じ。
ウツロイイグチのきんぴらもおいしかったけど
漏れなく写真撮り忘れてます^^;





半田そうめん

私が〆に持参しました。
麺つゆはもちろん自家製ですよ。
ヤマヒサの薄口と三河みりんで返しを作り
いりこ、椎茸、昆布、本枯節で出汁をとり
ミックスさせて1日馴染ませてます。
茗荷を添えてご提供したら
みなさん喜んで下さったのか
あっという間に空っぽ。
熱燗のあとのそうめん、進みますね~。



写真、以上!

かずくんの塩辛や大蒜醤油漬け
昆布の酢醤油漬けやサラダなど
撮り忘れているものもろもろ。
いつものことですが^^;


醤油を一度にこれだけ開けて
じっくりテイスティングすることは
とても貴重な体験だと思います。
お誘いいただいて感謝!
とても勉強になりました。
次は何を探求しましょうね~。

Champagne Party

2013年07月18日 | イベント

ある暑い週末…
シャンパーニュとお料理を持ち寄っての
素敵なパーティにご招待いただきました。



テーブルにはご馳走がいっぱい♪



S子さん作のパイナップルサラダ

生姜がピリリと効いて
暑気払いには持ってこいの一品。





Yさん作のカラマリサラダ

カラマリはイタリア語でイカの意。
イカを揚げて酸味の効いたドレッシングで和えてあります。
暑い時は酸味が欲しくなります。
多めのレモン果汁がイカにカラマリ美味しい!
親父ギャグに涼を感じていただきましたでしょうか?







Hさん持参のサンドウィッチ

北名古屋市の「マナの森」というパンやさんで
オーダーしたサンドウィッチの数々。
具沢山で美味しかったです^^





Oさん作のパプリカのムース

器ごとお持ちいただきましてとっても涼しげ。
パプリカをワイン蒸しにしてムースに仕上げ
トマトのソースを上からかけてあるそうです。
パプリカの甘みがしっかりと活かされて美味しいわ。
パーティのスタートにぴったりな一品ですね^^





S子さん作の蛸の大蒜炒め

大蒜とバジルが効いて塩味も絶妙。
泡ものが進むお料理です。



さて、ここでフロマージュタイム。
S子さんがセレクト&お取り寄せしてくださいました。
お店はアルパージュさんだったかな?




ファンション デュ カディネ(フェルミエ)

農家製のシェーブルです。
少し締まりはじめていますが
まだまだアフィネというには早いかな?
爽やかな牧草のような香りがします。
シャンパーニュはもちろん
ロワール辺りの酸のある白も合いますね。




ゴールドン ブルネ(フェルミエ)

度数3%のリンゴ酒が入っているそう。
ということはシードルかしら?
酸味も穏やかでかなり若い感じ。
シェーブル版リコッタ的な印象です。
ほのかにフルーツの香りがして
大変優しいフロマージュでした。




ラングル

シャンパーニュ地方のAOCです。
赤い微生物入りの塩水で表面を洗ったウォッシュタイプ。
熟成時に一度も反転しないので
真ん中にフォンテーヌ(泉)と呼ばれる窪みができるのが特徴。
かつてフェルミエの本間社長に同行した旅で
ラングルのアトリエを見学させていただきました。
日本に出回っているものよりはるかに大きいものがあり
真ん中はグッと凹んでフォンテーヌができています。
アフィネしてトロトロした部分を悶絶しながらいただいたわ…
こちらもそれなりに大きいサイズのピース。
室温に戻るとトロトロと周りが溶けはじめました。
美味しいなぁ。




シャウルス

こちらはシャンパーニュとブルゴーニュにまたがる地方のAOC。
白カビの円筒形チーズです。
フランス語でシャ=猫、ウルス=熊。
シャウルスの町の紋章にはこの猫2匹と熊1匹が描かれており
シャウルスの包装紙にも印刷されていますよ。
ベルベットのような白カビの皮にナイフを入れると
チョーク状の中心とクリーミーな外側のコントラスト。
室温に戻るとだんだんその境目が曖昧になっていき
とろり~んとして美味しいの!
今回のは皮まで美味しかったです♪


久々にチーズオタクぶりを発揮してしまった^^;
フロマージュも一呼吸着いたので次のお料理へ。




Fさん作ガレット・コンプレ

蕎麦打ちの修業を続けるFさんは
おフランス料理でもやっぱり蕎麦(笑)。
卵とハムとチーズの一番シンプルなコンプレです。
蕎麦の香りも良く、質の良い具を使っているからか
非常に美味しく、あっという間に無くなっていました。




Rさん作ショートパスタ

ゆで卵と?のショートパスタです。
お家にあるもので作ったと言うヒントをいただきましたが
みんな食べてもその材料の正体が分からず…
答えはヘーゼルナッツということでした^^
松の実をジェノベーゼに使うことはあっても
それ以外のナッツをソースに使おうとしたことは無いかも。
さすがお料理に精通していらっしゃる方のレシピですね。
レモンの皮もアクセントとなって美味しかったです。
ピスタチオを使ったらよりシチリアンな感じになるのかな?




S子さん作キャベツの酢漬け

こちらも酸味豊かな箸休め。
色素の由来、聞いたけど忘れちゃいました^^;





S子さん作海老と帆立のカダイフ揚げ トマトソース

エビと帆立をカダイフでグルリと包み
軽やかに揚げてトマトソースでいただきます。
何層にも巻き上げられたカダイフが
口の中でカサカサカサ~っと解れていきます。
視覚も触覚も味覚も満足。さすがS子さん♪



さて、私めが持参したお料理をご紹介させていただきます。
レシピ的な長文ですので興味の無い方は飛ばして下さいね。




鰹のコンフィとパン・コン・トマテ

脂ののった鰹をお造り用に購入し
半分はお造りにして半分をコンフィに。
塩と香辛料とハーブで1日半マリネし
流水で2時間塩抜きして水気を拭き
ジップ付きのストックバッグにローリエ・タイム・
大蒜とともに入れてグレープシードオイルを注ぎます。
空気を抜きながらピッチリと口を締めて
ガスコンロのゴトクを2枚重ねにして
フィスラーの分厚い鍋に水を張りまして
火にかけて60度を保ったところにバッグを入れ
45分間湯煎してコンフィにします。
鍋に直接材料を入れるとオイルがたくさん要るし
火がより入りやすくなるのでこの手法で。
ただ、バッグが鍋にあたると溶けて破れたりするので
当たらないように上げ底するなどしましょう。


SSのバゲットをカラリと焼きまして
大蒜とトマトを擦り付けてパン・コン・トマテに。
コンフィをタップリ載せた上に
バルサミコ・ビアンコに一日漬けたタマネギを
みじん切りにしてトッピングします。
イタリアンパセリとトマトのかけらをあしらって出来上がり。
オープニングのブルスケッタとしていかがでしょう?




シャンパーニュ風ポテ

ポテはシャンパーニュに限らず
他の地方でも見られる煮込み料理です。
鶏肉などが入ったりするレシピもありますが
基本材料はプティサレと白インゲン豆と根野菜。
いつもはプティサレ(塩漬け豚)だけで味を決めますが
今回は鶏手羽のフォンをベースに使っています。
プティサレはプティといいながら1ヵ月ほど塩漬けしたもの。
っていうか、放置プレーでした(笑)
その分、丸一日かけて塩抜きしまして
吊るして熟成させること2日間。
飴色になったところで出来上がりです。
一度ブランシールしたプティサレをブイヨンに投入し
ブーケガルニとクローブを挿した丸ままの玉葱ともに
柔らかくなるまで煮込みまして
追って戻した白インゲン豆やベーコン、蕪などを入れて出来上がり。
途中、あく取りだけは疎かにしないように。
本当はジャガイモとキャベツも入れたかったんですが
これまでに沢山のお料理が登場したので
蕪だけにしておきました。
郷土料理なんで華は無いですが
同郷同士のマリアージュということで。




鯛のエスニックお造り

こちらはS子さんとの合作です。
塩した鯛のサクがあるとおっしゃるので
何かできないかと冷蔵庫の中身をいろいろ伺い
タイム、と聞いてピンときた一品です。
塩した鯛のサクをライム果汁でしばらく〆まして
一口大に切ってお皿に並べます。
そこへナンプラーを少し加えたライム果汁をかけ
パクチーをあしらって出来上がり。
レモンではダメです。ライムです。
シャンパーニュにもマリアージュしましたよ。




この日のシャンパーニュ+ノラポン

スパークリングと言うくくりで
パーティをしたことはありますが
シャンパーニュだけというのは初めてかも。
ブラン・ド・ブランとひと口に言っても
同じメゾンでも味わいが全く違ったり
ピノ・ムニエやピノ・ノワールなどが入ることで
いろんな世界観が表現できるのだな、と
改めて奥深さを感じることができました。
それぞれの感想は長くなるので割愛します。




会場を提供して下さったS子さん、
そして楽しいひとときをご一緒して下さった皆さん
どうもありがとうございました^^
また是非お誘いくださいませ♪

M&B合宿 at 旅館やまと

2013年07月05日 | イベント
中学二年生の時に結成したM&B。
Mie&Blueskysという名なのですが
その実はただの同級生(笑)。
そして私は有名無実のリーダーです^^;
今回はリーダーらしさを発揮せんと
宿のリザーブを担当致しました。
温泉・オーシャンビューそしてリーズナブル。
嗚呼、何て無理難題を押し付けるんだい…
いろいろ検索して諸条件に合うだろう宿を
何とか見つけ出せた…かな?




お部屋からの眺望

吉良の海岸がすぐ目の前です。
吉良温泉の中では一番海岸に近いはず。
津波が来たら裏手にある
リゾートリンクスへ逃げようと話し合う。


着くや否やビールを飲んで温泉へ。
温泉も露天風呂がありもちろんオーシャンビュー。
しかし…1階にあり、囲ってる塀が低いため
「わー!海!」と喜んで駆け寄ったら
デコルテ下の微妙な部分まで外から丸見え(笑)
一足早い海水浴客と目が合っちゃいました^^;
温泉…ミネラル豊富で塩っぱい泉質。
源泉を運んで薄めて沸かしてるらしいです。



さて、お部屋で夕食です。



渡り蟹と蝦蛄

渡り蟹は今が旬ですね。
蝦蛄はやや小さかったけれど
味はなかなか良かったです。





口取り三種

基本的に地魚を活かした物ばかり。





お造り

鰹以外は地魚かな?
才巻海老のお造り、美味しかった!
鳥貝も立派な大きさ。
My醤油が欲しかったけど^^;




蛸ともずく酢

蛸も味わい深くて美味しい。
もずく酢は甘いなぁ。




焼き車海老

車海老、愛知県の県魚って知ってました?
かつて県の栽培漁業センターの取材で教えていただきました。
名刺に海老が描かれてたので、?、と思って。
三河湾は種苗の放流が盛んなんですよ。
因みに才巻海老は小さい車海老の呼称です。
あ、お味は良かったです。





鰈の煮付け

子供の頃は煮魚と言うと鰈。
冷えると煮こごりになって
奇妙なゼリーみたいで嫌いでした。
それに独特の香りがあるんですよね、鰈。
こちらのはやや甘めに炊かれていましたが
新鮮なのかイヤな香りはしません。




大アサリの酒蒸し

三河湾おなじみの味^^




メヒカリの唐揚げ

こちらも三河湾の定番メニューですね。
ビールがとんでもなく進む一品です。
御用達スーパーに定番魚として鎮座してるので
たまに購入して私も作ります。
有頭の物は捌いて干したり。
目がグリーンに光ってるんですよね。
お刺身可のものも見かけますが
水っぽいので加熱向きの魚かな。


加えてご飯とお吸い物で終了。
特筆したいのはお肉類が無かったこと!
一番安いプランからかもしれませんが
お肉の陶板焼きとか寄せ鍋とか
手間がかからなくて
ボリューム感を演出できちゃう
旅館定番手抜きメニューが無し。
ほぼ地の物で固められてて好印象でした。
ゴージャス感は無いけれど
友達とワイワイ合宿するのにはいいお宿。
海水浴シーズンには賑わうんだろうな~。






海岸からお宿を望む。

何をするかと言うと…





子供か…
















線香花火対決タイム(笑)

最近の線香花火はなっとらんっ!
チカチカの前に火の玉が全部落ちた(怒)


点火用のろうそくも海風ですぐ消えるので
火を絶やさないように次々ともらい火してたら
あっという間に終わっちゃった^^;
傍から見たら義務でやってる人達っぽかったかも。
どう見てもいい大人だし。


M&Bのメンバーが集まると
いくつになっても中2の心に戻ります。
違いはお酒が飲めるのようになったことと
二人が高校生の母になったことぐらいかな。
そして何と来年は結成●0周年!
もうそんな経つのね…感慨深い。
●0周年を記念して
来年はスペシャルな旅を企画することに。
今から楽しみだな♪


みんな、これからもよろしく~



旅館やまと

天然鰻と花山椒を食べる会

2013年06月28日 | イベント
前回、Kiyokoパンを食べる会において
タイトルの会をしようということになりまして
またまた女子がワラワラ集まりました^^
花山椒は素敵な空間を提供して下さった
S子さんのご実家で採ったもの。
天然鰻は私が浜名湖の北岸にある
「魚波」さんで調達致しました。
両方のシーズンが少しズレてしまったので
花山椒はパウチして冷凍保存し
天然鰻もある時と無い時があるので
1週間前に確保してパウチして冷凍。
そして両者がご対面する日がやって来ました。




まずはカンパーイ♪




浜名湖天然鰻と花山椒

これでもかと花山椒。
天然鰻は白焼きした物を購入したので
ふっくら蒸してそのまま提供。
各自塩を施していただきます。
天然鰻は若干特有の香りがしますが
養殖にありがちな臭さは全くありません。
そして思ったよりも脂がのっていて
ふっくらしっとり、味の余韻も長かったな。
花山椒はやや香りが抜けていたけれど
これだけ盛るから爽やかな香りが楽しめます。
や~、贅沢ですね~。お家パーティならでは^^



ここからは熱燗へ行ったりワインへ戻ったり
あれもあり、これもありで
徐々にテンションが上がっていきます。
だんだんみんなの声が大きくなるから面白い(笑)



皆さんの持ち寄りお料理をザッと紹介致します。




蕨の煮付け

caieさん特製。
天然蕨を即座に木灰でアク抜きしたもの。
だから歯ごたえと香りがしっかり残ってます。
春の名残を堪能できました。




モリーユ茸と若鶏のフリカッセ

caieさん特製。
モリーユ茸と言えばヨーロッパでも高級品。
それをたっぷり投入して何とも贅沢です。
フワンと茸の官能的な香りがして
正統派生クリームもタップリで美味しかったぁ。




茄子の巻き巻き

caieさん特製。
茄子で大葉と新生姜(?)を巻いたもの。
清涼感溢れる組み合わせですね。
口の中がサッパリしてうれしい一品です。





白海老の素揚げとアーモンドプードル塩

S子さん特製。
今が旬の白海老を素揚げしまして
炒ったアーモンドプードルを混ぜた
お塩をあしらっていただきます。
このお塩はご一緒した野嵯和さんのアイデア。
白海老との相性、素晴らしかったです。




ちりめん山椒

meguちゃんのママ特製。
ピリリと効いた山椒と
ちりめんの塩味が日本酒に合う!
流石、燗番娘のDNA^^





砂肝煮

Mさん特製。
少しエキゾチックな味わいです。
マヨネーズが入ってるんですって。
考えつかなかったなぁ。ビールに合うわ。





茄子の煮物

K子さん特製。
酒飲みの味付けだわ~。
しっかり目の醤油と鷹の爪がポイント。
これはビールにも燗酒にもいいですね。




蛸煮

Mさん特製。
クリスマス会の時のプレゼント交換で
私が選んだ桝塚味噌のたまりがMさんに。
それをタップリ使ったそうです。
そりゃ美味しいに決まってるわ^^




くらかけ豆豆腐

kiyokoさん特製。
くらかけ豆は先日合宿で訪れた村産。
それを茹でてFPにかけたものを
大豆のお豆腐に混ぜてゼラチンで固めたんですって。
くらかけ豆の甘さが前面に出て美味しい。
バゲットだけじゃなくお料理上手♪




コールラビと花山椒

caieさんのコールラビをどうしよう、と二人で考え
とりあえずスライスして塩揉みすることに
そこへ花山椒の塩漬けをあしらいました。
清涼感溢れるひと皿でしたね~。




イカ焼き

K子さん特製。
しっかり下漬けされたイカを
こんがり焼いた王道の酒の肴。
King of 酒肴といっても過言でないでしょう。
熱燗に合わない訳が無い。




ショートパスタ

フリカッセのソースでショートパスタを和えて。
モリーユと鶏肉の出汁を吸ったパスタ、
これは白ワインを呼びますね。



さてさて、この会のお楽しみ、
パンとスウィーツをご紹介。




メープルとマスカルポーネの高加水パン

Kさん特製。
前回も感動しました、このモチモチ感。
メープルのほのかな甘みと香りが何とも上品です。
マスカルポーネのコクと酸味が味に深みをもたらし
本当に美味しいの。また食べたい…





バゲット

kiyokoさん特製。
手を負傷していたにも関わらず
バゲットを焼いて来てくれたなんて。
ありがとう!感謝感激。
そして安定の美味しさでした~♪




パッションフルーツのムース

Kさん特製。
お酒を飲む人の嗜好を知り尽くしたKさん。
パッションフルーツの酸味がたまりません。
そして驚いたのがアルコールの強さ!
何と60度もあるラムを使っているんですって。
60度のラムを探すのに苦労したそう。
いや~。美味しかった。
これでラムが飲めます(笑)。




ナッツのタルト(奥)

Yさん特製。
こちらもナッツタップリで大人のお味。
ブランデーやカルバトスが飲みたくなります。
酒飲みのデザートにピッタリだわ^^



今回も大充実の一日でした。
次回は秋かな~。楽しみ♪


いつも素敵な空間をご提供して下さるSさん、
散らかして帰ってしまってスミマセン!
本当にありがとうございます。


イベントのとりまとめをして下さるYさん
何もしなくて申し訳ないです^^;
いつもありがとうございます。


そして楽しくて美味しいひとときを
分かち合って下さった皆さん、
どうもありがとうございます!
また秋に集合しましょうね~♪

chef-kiyokoパンを囲む会

2013年04月02日 | イベント
昨年発足した名古屋男子会女子部。
その活動の一環として
バゲットの達人・kiyokoさんのパンを
心行くまで楽しもうではないか、
という何ともマニアックでコアな女子会が開かれました。
参加条件は料理1品、酒1本持参。
その両方に並々ならぬ思い入れがある面々なので
充実しまくりの昼下がりがスタートしました^^




次々と並べられるお料理。
まだまだ序の口ですぞ。



今回の趣旨はパンを堪能することなので
お酒を飲んで訳が分からなくなる前に
パンのスペック説明と試食を先行。





出展品ズラリ。

左の二本はこれまたパンの達人であり
スウィーツの達人であるKさんの作品。
右五本がkiyokoさんの作品。
楽しみすぎる!






kiyokoさん出展スペック

す、凄い。。。




シェフ自らカット。





出展作品1
ヴィロン50%、シャントゥール37%、オーガニック全粒粉13%
酵母はイーストで塩はゲランド、水はコントレックス。
48H発酵しているそうです。

適度な酸味を感じて粉の香り高い。
余韻も長いですね。





出展作品2
粉等の配合は1と同様。
加水低めで酵母がホップ種。

1よりも酸味は穏やかで甘みを感じます。




出展作品3
ヴィロン100%で酵母はイースト。

嗚呼、ヴィロンの粉の香りだ。
酸味も心地よくもっちり感がたまらない。




出展作品4(左)
ラベンダーハード80%、臼夢20%
酵母はホップ種、塩はラウシップ、水はコントレックス。
36H発酵だそうです。

こちらは水以外国産の材料を使用。
穏やかな香りともっちり感がいいですね。
国産、と言われてみると
それらしい優しさを感じます。


出展作品5(右)
モンブラン93%、オーガニック全粒粉7%
酵母はイースト、塩はゲランド、水はコントレックス。
発酵は35Hだそうです。

モンブランはSS志賀シェフのお気に入りの粉。
この日の朝最後に焼いたそうで
オーブンの熱周りも良かったらしく
皮目のパリッと感がたまりません。
そして粉の香り、味の余韻が長い!



どれも甲乙付け難いですが
私は1と3と5が印象深かったかな。
どれも間違いなく美味しいです。




クロワッサン

ヴィロン85%、オーガニック全粒粉15%、
折り込みバターは何とエシレで70%含有!




綺麗な層を成してますよ♪

ウットリするほど美味しかったです。
確かな腕と最高の素材が出会えば
そりゃこうなりますよね^^
はぁ。また食べたいわ。。。




もう一人のシェフ、Kさんの出展作品。
両方とも高加水パンで
種を手で混ぜることもできないそう。
パン作りに関して全く知識の無い私は
その有り様が全く想像できませんが^^;

左はライをキャラメリゼしたものが入っています。
香ばしくてモッチリしていて本当に美味しい!
ほんのり感じる甘さも上品で
食中パンとして料理に寄り添ってくれます。
こういう世界観もあるんだ。



右はスパイスで煮た黒イチヂクやナッツたっぷり。
モッチリしながらも歯切れ良いから不思議。
赤ワインを呼びまくる味わいです。
コレだけで一本飲めますぞ♪おいしー!



と、一通りパンを堪能したところでようやく・・・




かんぱーい♪

先ずは葡萄の香り豊かな泡ものから。


ここからはお料理をご紹介。




caieさん作の土筆のオイル漬け。
これ、懐かしくて新しい味!
土筆嫌いのお子様も春の山野草の美味しさに
きっと開眼しちゃいますよ♪




megちゃん作の蛍イカのオイル漬け。
蛍イカがふっくらしてて肝も美味い!
ニンニクの効かせ方が酒飲み泣かせw




caieさん作の茄子のオイル漬け。
ゴメンナサイ、食べてない気がする。
BBQで感動した味と一緒かな?




caieさん持参の昆布の若布。
私もサンヨネさんでお世話になっている素材。
かなり味がこゆーいです。
存在そのものが出汁(笑)。






caieさん作の鶏レバー燻

白レバーを香り高く燻してあります。
フォアグラみたいなネットリ感がいいの♪
ハツも美味しかったな~。





Mさん作の豚タンゼリー寄せ

しっかり目の煮こごりで濃厚な味わい。
粒マスタードを添えていただくと
白ワインが進んで仕方ないわ。





K子さん作のピンチョス

濃厚なお料理の合間に爽やかピンチョス。
バランスを配慮した心遣いがうれしいですね^^




caieさん作の筍ペコリーノ焼き

全くエグ味が無い新鮮な筍。
考えてみれば今年初物かな?





S子さん作のパテ・ド・カンパーニュ

黒胡椒がしっかり効いて赤ワインが進みまくります!
背脂たっぷりでクラシカル。
別に太ったっていい…と思わせる危険な味。





ケソ・マンチェゴとペコリーノ

羊のフロマージュが重なるところが
この女子会ならではかもw





K子さん作のシーフードサラダ

魚貝類たっぷりの贅沢サラダ。
本当は旦那さんの釣果を持参する予定だったらしいけれど
どうもそうはいかなかったみたい(笑)
しょうがないよね、こればっかりは^^








ブルスケッタ

トマトのサラダをkyokoバゲットにトッピング。
不味くなりようがありません。美味い!





私作のプティ・サレと白インゲン豆の煮込み

すみません、前日終日スキーだったので
現地で仕上げさせていただきました^^;
塩2・砂糖1でに多種のスパイスとハーブを混ぜ
数日漬け込んだ三枚肉を塩抜きして熟成させ
しっかり焼いて余分な油を落とし、
香味野菜とともに踊らない火加減で煮込みまして
戻したお豆を加えて更に煮込んでいます。
豚から放出されたエキスのみで
後から調味料は一切加えてません。
素朴な欧風家庭料理ですね。






私持参の渥美のアサリの山椒煮

まだ元気モリモリ存命中のアサリちゃんを
あっさり煮て塩漬けの実山椒を加えました。
これは日本酒のアテですね^^;




megちゃんママ作のアキレス腱煮込み

ホロホロの腱と味噌の風味が
日本酒を大声で呼んでます。「おーい!」




ってことで日本酒^^

何でもありになってきた(笑)



何でもありになってきたところでスウィーツ。
ううん、スウィーツではなくお酒のアテ(笑)
私も心から楽しめる面々でございます^^



Kさん作の濃厚チョコレートケーキ

ご本人の言う通り、ショコラそのものです。
ビターな味わいがお酒に合う!
ブランデーを片手に楽しみたい味わい。



Kさん作のブルーチーズのスフレ

これをお酒のアテと言わずして何と言おう。
スプーンを入れるとスファッ(←分かるかな?)
と気泡に当たって香りが弾けるの。
このブルーチーズの香りと
適度な塩分が赤ワインに合うのです。




バゲットに日向夏のコンフィ、だっけ?

ゴメンナサイ!食べてい無い気がします^^;


この他にもキッシュやサラダや…いろいろあって
最後にYさん作のタルトタタンが登場したのだけれど
私はタイムオーバーで退出(涙)。
お家でタルトタタン、いただきました。
林檎の品種「ピンクレディー」の酸味と
キャラメルの苦み、タルト生地のバランス
素晴らしかったです。
これでお酒飲めます(全てそれ目線w)。


レベルが高くて美味しくて
至福のひとときを過ごせました。
しかも会話が面白過ぎて
表情筋や腹筋も鍛えられちゃったりして一石二鳥(笑)
次回も決まったので待ち遠しい限りです^^


素敵なお宅を提供して下さったS子さん、
イベントの立ち上げから
取りまとめまでして下さったY世さん、
睡眠時間をこの会に捧げてくれたKiyokoさん
そして絶品の品々とお酒を持ち寄って
楽しい時間を共有して下さった皆さん
本当にありがとうございました!
またご一緒させて下さいね~♪



カルナータカーさんでミールス会

2013年03月18日 | イベント
多忙な毎日が続く中、
たっぷりとスパイスに癒されてきました。
処はかねてから伺いたかった「カルナータカー」さん。
お友達のかずくんが企画してくれた
店舗二階を貸切ってのミールス会です。


ミールスとは南インド料理の正餐のこと。
本来はバナナの葉を皿代わりにしていただきますが
日本の大概のお店はターリーと呼ばれる
銀色の盆に載せられて提供されます。
南インドは菜食主義者が多いらしく
カルナータカーさんも基本はベジカレー。
今回は一部特別なものもあったようです。




お席に着いたら既に用意されていたターリー。
まだ空きスペースがいっぱいあるよ^^




今日のメニュー

手書きで有り難うございます。
みんなに回覧されました。




インドのスパークリングで乾杯!

もの凄く不思議な味がしました。
表示を見ると葡萄と炭酸ガスだけだけど…




完成形

次々とカレーが運ばれ隙間が埋め尽くされます。
別盛りのバスマティライスに色々カレーを載っけ
カツカツ混ぜていただきます。
一部のテーブルでは手食してたな。
私もしたかったけれど
ご飯皿の置き場所が無かったので断念。


印象に残ったのはムングダルと薩摩芋のカレー。
薩摩芋好きじゃない私が美味しくいただけました。
そしてチャナダルココナッツ、
ロビア豆のカレー、ラッサム、サンバル。
蕗の塔のパコラも美味しかったな。
三種のチャツネもいい仕事してくれました^^




海老カレー

これは他のカレーと異なる印象。
他のカレーと合わせるのが
少し難しかったかな。
単品としていただいた方がいいかも。





ファミリーマサラドーサ登場!

でかっ!
上に乗って大海へ漕ぎだせそう^^;




スパイシーなジャガ芋のフィリングが入ってます。
チャツネやサンバルなどをかけてパクパク。
しかしこの時点でかなり満腹。




ぎゃ!お変わりがきたよ!
しかもウドのパコラ付^^;
食べ盛りの男子が追加オーダー。
ドーサはチーズ入りだというし
パコラも気になるから一応いただく。
でもお腹はMAXにいっぱいなのです。
壁にもたれないと
上半身が後へ倒れて行きそうなくらい。
ギャル曽根のお腹が想像できた(笑)。




デザート

セモリナ粉を練った生地の上に
人参の甘煮と炒ったココナッツ。



お伺いしたところ
シェフ史上最高の品数だったそう。
そりゃお腹もいっぱいになるわ^^;
とはいえベジが基本だから
量のわりに消化は早かったです。
翌朝はお腹がグーグーいってました。


しかし、極度の満腹状態になると
お酒が全く入って行かないもんですね。
飽和水分量のスポンジに
ビールをたらしても弾くような…
そう、夕食なのにビール1本のみ。
20年来お酒を飲み続ける私史上、
最少量の摂取かも^^;


突っ込みどころ満載の
インド映画を視聴して盛り上がったり
とにもかくにも美味しくて楽しい夕べでした。


カルナータカーさん、ありがとうございました。
主催者のかずくん、ありがとうね^^
また誘ってくださーい♪