陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

哀愁の漂う<五番街のマリーへ>:高橋真梨子が唄い上げる情感

2009-03-15 00:46:48 | 読書・映画・音楽
 逢うは別れの始めとか、そんな言い方を昔の歌で聞いた。実に言い得て妙である。同棲して別れた後に残る余韻、人によっては良き思い出いっぱいに浸り、ある人は全てをネガティブに受け止めたりする。時代と共に価値観は異なり、男女の付き合いのスタイルは著しく変わっても、別離は普遍的に悔恨とほろ苦さを恋人たちに思い起こさせる。  田中角栄氏の「列島改造論」が華やかに全国を風靡(ふうび)した頃、一方では、哀愁に満 . . . 本文を読む
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