陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

二宮尊徳を見直そう

2006-09-15 01:31:58 | 熱意ある技術者
 尊徳・二宮金次郎(1787-1856;享年70才)は、江戸時代後期の農業指導者である。この騒然とした世の中で、二宮金次郎の誠実な生き方を振返るのも一興であろう。物事の合理性を重んじ、自然と人間の調和を考えた彼の心は、理工学面の探究精神に通じるものがある。  金次郎は、湿地改良を頼まれると、まず土地状況を克明に調査し、意表を突いた形で、しかも適切な灌漑溝を作り上げて、これを実り多い田畑に変えた。 . . . 本文を読む
コメント