まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1360 過去旅より・・・瀬戸の海、夜明けの風景

2020-06-25 10:53:35 | 日記
よろしくお願いします。




















折からの感染症渦による外出自粛、そして自分自身は骨折と言うことでどこにも行けないまま6月も終わろうとしています。それに反比例するかのように、このブログの方は最近は日々更新の状態、家にいる時間が長いから・・・って実はそうじゃないんだな~。実はこの文面は外出した先、例えば近くの寺院や図書館、スーパーのフードコートなどで作成しています。タイトルや地図や写真などの基礎部分はパソコンで入力して、出先ではスマホで入力、これだと気が散らなくて効率がいいんですよね~、家では何かと気が散ってはかどらないですから。ギプスが取れてサポーターに変わった時家で鬱々してるのもと思い、近くの大安寺にやって来たわけですが、涼しくて静かで風が心地よくて、仕事を休んでから初めて気分が落ち着きました。それからは調子も良くなって、いろいろな所を出歩いて座れる場所があれば休憩中にブログ作成が日課となり、それが最近の更新ラッシュへとつながっています。外出自粛が叫ばれてた昨今ですが、やっぱり閉じこもりっきりは体にも精神的にもダメですわ。人間も植物といっしょ、やっぱりお日様の下が一番生き生きできると言ったところではないでしょうか。













しかし走りに行けない、で更新ラッシュとなるとだんだんネタにもストックがなくなって来るんですよね。まあまだ明日にも尽きてしまうと言うほどではないしまだまだ余裕はあるのですが、書いている本人が近場の風景や川や集落や・・・ばかりで飽きてしまうんだよなあ。と言うことで今回は過去旅から、2018年大晦日に乗船した今治から大崎上島までのフェリーからの風景をズラリと並べました。瀬戸内の旅からはもう1年半以上遠退いてしまったんやな~、昨年は日生で瀬戸内海は見れたけど、やっぱりしまなみ海道や芸予諸島の風景には思いを馳せてしまいます。写真にある風景は朝一番の今治発の便で、まだ空が暗いうちに今治港を出て来島海峡大橋をくぐる辺りで夜が明けてくる、大崎上島に近づくと遠くの島から朝日が昇ってきて幻想的な風景が見られるんですよね~。大崎上島木江港までは約1時間、フェリーは瀬戸の海に浮かぶたくさんの島の中を縫うように通り抜けていくが、何度乗ってもこの風景には目を奪われてしまうし四角い枠にも収めたくなってくる、ああ~また行きたくなってしまったよ・・・。



















膝の状態は今はまずまずと言ったところ、痛みはほとんどなく仕事も滞りなく行けています。でもたまに鈍い痛みがあり、階段の上り下りもおどおどした状態、痛みよりも怖さが先だってしまうんだとなあ。だから自転車もまだまだです、自分(一人称)では7月半ば辺りをと考えていますが、もし乗れたとなっても長い距離は大丈夫か、坂道は大丈夫かとか、不安なことばかり考えてしまう。自分(一人称)はそれほどネガティブ思考ではないんですが、骨折してしまってちょっと気が弱くなってしまったのかも、まあギプスの時はほとんど鬱状態でしたからね~。こんな感じで閑話休題、ちょっとした日記じみたことも、また過去旅の写真を交えてお送りしていきたいと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・まちみち



No.1359 大和郡山市の水路巡り(2)・・・蟹川

2020-06-25 07:31:13 | ふうけい
よろしくお願いします。

















大和郡山市の水路巡りの2回目、前回は奈良市内から流れを発した前川と言う名の川をたどりました。何気ない田園風景と住宅地の中を流れて、前川は地蔵院川に合流、その後その地蔵院川も佐保川へと合流します、とここで合流点から右手側の方を見ると、もう1本、川が合流してくるのが見えてその場所には大きな水門も建っている。その川は何ぞや?どこから流れてくるのだろうか?これまでは気にもかけなかった存在が、ふとしたことから気になってしまうのは毎度ながらの僕の悪い癖、と言うことで、今回はその水路を流れとは逆方向にたどって行くこととしましょう。
合流点近くにある水門には「蟹川水門」とプレートがかかっている、この蟹川と言うのがこの川の名前らしい。大和郡山市の中心部からは南に少し離れた所、近くには病院や警察署があり車の通りの多い道もあるが、そこからは一歩外れた見晴らしのいい場所で、遠くには環濠集落の風景を見渡すこともできる。地図で見ると蟹川は佐保川、地蔵院川ときれいな模様を描くようにして並行、そのうち地蔵院川は離れて行ってしまうが、佐保川とはしばらくの間、つかず離れずの並行が続いていく。それにしてもこの辺り、水郷と言われているわけではないが、環濠集落や金魚池、田畑から送られてくる水路が多く張り巡らされて、地図の上では水色になっている所が多い。














蟹川をたどって行って最初に出会う橋はJR郡山駅と稗田の環濠集落を結ぶ道に架かる橋、この道が下ツ道に当たると思われる。自分(一人称)が天理市に住んでいた時、自転車で郡山に行く時はこの道を走っていたが、その時は狭い道が集落の中をカーブしていて、そのカーブを抜けると小さな石橋がこの川に架かっていた。その後道路網が整備され、蟹川に沿って県道108号線と国道24号線を結ぶ道ができたことで、その小さな橋も車が自由に通れる丈夫な橋に生まれ変わった。川はここから緩やかにカーブして北の方へと続いている、その右手側に見えているのが佐保川の堤防、いつも自転車で走っている所だ、この辺りは2つの親子のような川が間に田畑を挟んで流れていることとなる。















やがて蟹川はJR郡山駅の東側に位置する住宅地の中へと入って行く、この辺りは滅多に通ることがない所だし、そこをうろちょろとしていると怪しい人物に思われ兼ねない。川は高架橋がある所で佐保川の真横へと移り、親子のような川はここで横並びで流れるようになる。ここは蟹川に沿う道は走りにくい砂利道と言うことで、佐保川の堤防沿いの自転車道を進んで行く。前方に見えるのが羅城門橋、最近ここで取り上げることが多い所だが、言わずと知れたここは平城京の羅城門があった場所、堤防を下りると高架橋の橋げたの所にここに羅城門があったと言う看板と朱雀大路の碑が立っている。蟹川はその横にある墓地で向きを西へと変えて高架橋の下を進んでJR大和路線を越える、それに沿う道の方は高架橋の下にあってJR線をアンダーパスで越えることになる。このアンダーパスは車が1台しか通ることができないほどの狭い道で、その入口には信号が掲げられているが、自転車となると青信号ギリギリで渡ると手前から車がやって来そうで結構プレッシャーになる。高架橋が地上に下りてきてハローワークがある所で川は左手側に90度向きを変えるがその先にある寺院がある場所で突然姿を消してしまう、蟹川としてのスタートはこの辺りになるはずだがその場所は見ることができなかった。そんなわけで佐保川の合流点から川をたどっても20分くらい、直線距離なら5分もあれば行けてしまうミニトリップな川巡りでした、次回は郡山の中心部を流れる水路を巡って行くこととしましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・まちみち



No.1358 2020年和歌山の旅(3)・・・海が見える風景

2020-06-23 10:44:45 | 旅行記
よろしくお願いします。

















2月に走った和歌山の旅、今回はその第3回目と行きましょう。前回は海南市での万葉歌碑巡りを終えて和歌山市へと戻ってきました、国道42号線を進んでたどり着いたのは和歌浦、もう和歌山を走る時には定番になっている所ですが今回もやっぱりやって来ました。今回のここでの目的は万葉歌碑巡り、その場所である片男波公園は南に向かって歩いて行くと左手側は和歌川の河口、右手側には海が見え、この日はさほど寒くもなく天気も良くて絶好のロケーションと言った感じ。ひととおりの巡りを終えてその後はこれも定番、和歌浦漁港へと向かい、海を高台から見渡すことができるカーブと上り坂が連続する道を進んで行く。途中で急な下り坂へと入り田ノ浦漁港へ、特にこれと言った目的があるわけではないが、静かな漁港の周辺を走りたくなるのは海のない県に住んでいるから仕方ないと思ってください。港にはたくさんの漁船が停まっていて、静かな波にタプンタプンと小気味いい音をたてて揺らされている、突堤には釣りを楽しむ人の姿、地元の子供たちが公園で遊んでいて、休日の午後に差し掛かった辺りでもこの地にはゆったりとした時間が流れていた。











漁港から伸びる道はトンネルをくぐって和歌山市の中心部へと続いている、そのトンネルを抜けてすぐの交差点を左へと行くと急な上り坂を進んで雑賀埼灯台へと行くことができるが、今回は時間の都合で断念、また次の機会としておこう。交差点を真っ直ぐと進んで行った道は、さっきまでの漁港の穏やかな雰囲気から一転して、工場や倉庫が建ち並び雑然とした風景、道も交通量は割りと多い。ここに来るとよく立ち寄るコンビニがあるので、そこて少し遅い昼飯休憩・・・う~ん、確かにペースは遅いなあ、ここまでちょっと余裕を持ちすぎて来たのかも。
と言うことでペースアップ、南海和歌山港駅前を通り過ぎ、和歌山市の中心部を通り抜けて紀ノ川を渡り、次の目的地である加太を目指す。加太ももう和歌山走りの定番だが、やっぱり行きたくなる所、それと今回は万葉歌碑巡りの目的もある。万葉歌碑は和歌山市内や周辺にも多くあり、そちらを巡るコースも考えていたが、やっぱりまずは知っている所から攻め落とすのがいいと言うことで今回は定番コースを選んだ、まあ宿題を残しておくことで次回の走りの弾みをつけるのもいいだろう。しかしここまでのペースでは加太での巡りも中途半端になりかねない、加太まではもう何度も走ったことのあるかつて知ったる道、とにかく先を急ぐこととしよう。






















まあ急いだ甲斐もあって加太にはすんなりとやって来ることができた、南海加太駅へと寄って帰りの電車の時間を確認しておく、時間的に相棒君の仕事はこの駅で終わることになりそうだが、割と時間に余裕はありそうだ。加太駅前から県道を進んで行くと、登録有形文化財の建物の前を過ぎて、一角に道標が立っている交差点へとたどり着く、ここから集落の方へと分かれている道が淡島神社への近道となっている。狭くて民家が入り組んで迷路のような道、途中にはいくつかの小寺院があり、そこに立ち寄っている観光客の姿も見かける。道を先へと抜けていくと川が流れていてもう海も近い、その川に沿う道を進んで行くと旧街道の雰囲気が漂う町並、途中には友ヶ島行の定期船乗場もある。くねくねと道を進んで行くと淡島神社の鳥居前へとたどり着く、ここはさすがに観光客が多い、神社の手前の道には車やバイクが多く列をなして駐車している、さすがにここに相棒君を止めるのは危険かな、と言うことで、淡島神社から更に先の方に伸びている海沿いの道を進んで行くことに。前方の山の上には灯台が見えているが、自分(一人称)の目的はその袂にある万葉歌碑、無事に探し当てることができるでしょうか。この走りの記録は次回が最後、その後万葉歌碑巡りを別枠を設けてのお送りとします、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・まちみち




No.1357 気分が開放できる場所と時間と作品と

2020-06-22 11:06:56 | 日記
よろしくお願いします。





感染症渦で自粛ムードだった世間も、県境越えが可能になったりプロ野球が3ヶ月遅れで開幕したりでやっと日常を取り戻そうとしています。高校野球も各都道府県で独自大会の方式が決まりつつあります、奈良県はトーナメント方式、9回同点で10回タイブレークを実施、コールドゲームはこれまで通りと決まりました。いや~、正直決定変更のニュースに関してはあまり期待してなかったのですが、県高野連の方々、よく頑張ってくださいました。
自分(一人称)の方は先週から仕事に復帰しました、まだ早いのでは、とも言われましたが、痛みはほとんどなく膝の曲げ伸ばしも少しずつやっています。復帰初日はいろいろな人から、無理しない様に、と言われましたが、今はその言葉をしみじみと感じながらやってます。階段の上り下りはまだ辛い状態、まあ辛いと言うよりも怖いってところでしょうかね、気持ち的なものはこれから克服していかなければ自転車に乗ることはできませんからね。


さて、映画館も再開して約1ヶ月、ただし上映作品はリバイバル作品が多く、見たい新作の方はまだ上映日は決まってない状態です。高の原では「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を上映していて見に行きたかったのですが、さすがにこの状態では行くことはできなかった、今週になってやっと行けるかな~と思ってラインナップを見ると上映はもう終わってしまっていた。今は自転車に乗れないから映画でも、と思っていたので近辺の映画館を検索するとラインナップで気になった作品がこれ↓↓↓



全然知らない作品だったが作品の繊細を見ると監督が奈良市出身で、撮影も奈良で行われたとのこと、や~、全然知りませんでした。



奈良の風景が映るとなるとやっぱり見に行かなければと思い高の原へと行ったのですが、シネコンも感染症渦の影響で何か物々しい雰囲気。エリアは柵が為されて自由に入ることができず、入口では立ち止まって体温チェック、もちろんマスクは着用、入ってすぐの所で手を消毒してからチケットを購入する。柵があるから出ることはできず・・・係員さんに言ったら出させてもらえるかも・・・、仕方がないので時間までロビーの座席で待つことに、ここももちろんソーシャルディスタンスで間隔が設けられている。退屈な時間は予告編でも見ようかと思ったが、館内のモニターでは地味な映像が写っているばかり、自粛期間は終わっても派手な宣伝は差し控えると言ったところか。やがて開場時間となり上映館へ、客入りは4~5人程度、まあそんな感じだとは思いましたが・・・。






写真1枚目にある3人の若い子たちがメインキャストなのですが、全然知らない子ばかり。その他のキャストでも知ってると言えば、昔戦隊もので変身していた人と『相棒』の風間杜夫がゲストの回で悪役をやっていた女優さんくらい。真ん中の子が主演と言うことですが、昨年の東京国際映画祭ではタイトルを受賞しているとのことで期待はできそうです。

映画の内容、ネタバレしない程度に。主人公ははっきり言って見ていて腹がたってくるくらいのガキです、それは家庭環境や反抗期もあって仕方ないところ。その鬱憤はクラブ活動の陸上で発散させているが、ワンマンぶりと強いゆえにあまり練習しないことから、他の部員からは鬱陶しがらるている。同僚の部長の子・・・写真1枚目の左側の女の子・・・はおとなしい性格で、彼女の実力を認めていることもあって何も言うことができない。主人公の両親は3年前に離婚して、その時に大好きだった弟と離ればなれになってしまう、ところがある日スーパーで弟と再会、そこに嫌いだった母親が現れるがそこにいっしよにいたのが・・・








まあ、ネタバレになってしまいましたね、しかしそんなむかつく言動や行動ばかりの主人公の女の子が、弟にだけは優しい笑顔を見せてくれます。しかしそんな時間は長く続かない、厳しい現実が彼女を追い詰めます、家庭生活も学校もクラブ活動もすべてが彼女の手から離れて行きます。そんな八方塞がりになった彼女の救いになるのが弟と・・・、そしてクラブに戻った主人公は大会のリレーで三走を務めることになります、とまあそんな感じです。

奈良で撮影されたとのことで、馴染みの場所もたくさん出てきました。猿沢池の53階段、若草山、ミナーラ(元はイトーヨーカドー)、三条通り、東向通りなど。主人公が通う学校は奈良市の伏見中学校で行われたとのこと、ここはオリンピックの金メダリストを輩出した学校です。物語のキーポイントになる場所は天理市のJR天理駅に近い所、この前川巡りで行ってきた所だったので、またその時に取り上げることになると思います。クライマックスとなる大会のリレーのシーンは鴻池のならでんフィールド、映画のHPではここでラストシーンが撮影されたとのことですが、そのシーンが2分22秒にわたるワンカットのシーン、はっきり言ってここは泣けます、これまでの主人公の傍若無人な振舞いすべてを消し去ってしまう、これまでの彼女の苦悩がすべて解放されるかのようなシーンです。主人公を演じた吉名莉瑠さん、さすがにタイトルを受賞するだけある演技を見せてくれたところですが、まだまだ無名の新人さん、これから先もいろいろな所で名前を見ることになる女優さんになっていってほしいところです。3月の『新聞記者』以来久しぶりの映画でしたが、さわやかな気分で映画館を出ることができました、さて、次は何を見るかな・・・、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・まちみち











No.1356 天理市の川巡り(1)・・・珊瑚珠川、前編

2020-06-21 09:48:55 | ふうけい
よろしくお願いします。


















数回前に佐保川を巡った記録をお伝えしましたが、大和川の支流に当たるこの川にもたくざんの支流が流れています。今回はその中で佐保川への合流が一番最後となる、珊瑚珠川を2回に渡って巡って行こうと思います。珊瑚珠川は天理市から大和郡山市にかけて流れる川で、今回も流れとは逆方向に進んで行くこととなるのですが、さて、「珊瑚珠」・・・何かご当地には似合わない感じの名前がついてます。珊瑚珠とは珊瑚を加工した宝飾品の玉と言うことですが、先へと巡って言ってもどこが珊瑚やねん!と言った風景ばかりです、行ってみることとしましょう。
佐保川から分岐した川は北に西名阪道を見ながら草むらの中を流れている、その西名阪道はちょうど郡山下ツ道J.C.の場所に当たり、ここが京奈和道との分岐点となっている。道路の方はつながってまずは形になった感じだが、周辺は至る所がまだ工事中で、雑然とした風景になっている。京奈和道に関しては大和郡山市内でやっと工事が始まったとのことだが、奈良市部分についてはどのルートをたどるのかは全然分からない。大安寺周辺もルートになりそうだが、奈良の道路の渋滞はひどいみたいなので、早く造らなければいつかは我慢の爆発を見ることにもなりかねない。
















話は逸れてしまったが、珊瑚珠川は写真2枚目にある下ツ道に架かる嫁取橋を過ぎて国道24号線を越えると天理市へと入る、ここは川より少し北側の道を東へと進んで行く。川は右手側を流れていてその向こうに環濠集落か見えている、ちょっと寄り道と言うことで行ってみよう。そこは南六条の集落、地名に「条」の字が付いているのはこの地にあった条里制の名残か、元はこの辺りは添上郡に当たり条や庄の字が付く地名が多い。町並はひっそりとしていて、外れにある田畑から農作業の危機の音が響いている、ずっと草むらの中を流れていた珊瑚珠川もやっと姿を現してくれたが、水量は少なくゴミが浮いているのも見える、これのどこが珊瑚やねん・・・。

















川は田畑の中を流れて行ってまた姿を消してしまう、仕方がないのでさっきの道へと戻り先へと進んで行く。今度は進行方向左手側、写真4枚目~7枚目にある新庄集落が見えてくる、あ、ここにも地名に「庄」の字が入っていますね、集落の入口には大きなお地蔵様がこの町を見守ってくれているかのように佇んでいる。ここから少しだけ東に行った所で中ツ道と交差する、川はずっと田畑の中を流れているので中ツ道を南へと進んで川と交差する場所へと向かう。その場所が写真下5枚にある風景、川は中ツ道と交差して左に90度向きを変え、数メートルだけ中ツ道に沿ってその先で写真下4枚目にあるように2つの流れがしてい合流している。左側の流れはこの周辺にある田畑からの水路、珊瑚珠川は水門がある右側の方から流れて来ることとなる。と言うことで今回はここまで、次回の後編ではこの流れの始まりを追い詰めてみようと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・まちみち