まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.154 八尾、柏原

2015-06-10 08:35:59 | まち
おはようございます。以前ここでお送りした河内街道、その回は八尾に到着したところで終わりましたが、今回はその続きとして八尾、柏原方面を走って行きたいと思います。









近鉄八尾駅の近く、河内街道に当たるアーケードからスタート。すぐに本町1丁目の交差点、この一角にある公園の隅にある石の道標は前回も紹介した所、この交差点から南東方向に細い道があるのでそちらへと入って行く。途中、写真3枚目にある煙草屋の商売を邪魔するかのように立っている小さな道標があり、その分岐点を左へ行くと写真4枚目にある古い町並や、以前写真館で紹介した道標が立つ場所に行くことができるが、今回はここを右に進んで行くことにする。






府道9号線にある南本町交差点から南へ伸びる細い道へと入って行く。この辺りは旧街道の雰囲気を残す町並の中を通って行く、途中には写真2枚目にあるような茅葺屋根の民家を見ることもできる。この道を抜けた所に小さな商店街があり、道端んは『八尾街道』と彫られた石の碑が立っている。更に少し行くとJR大和路線の踏切の手前に交差点があり、その一角には写真3枚目にある道標が立っている、その横にある表示にはこの交差する道が八尾街道と恩智街道であると説明されている。







踏切を渡ると右に分れるT字の交差点があり、そこのある墓地の一角には小さな道標が立っている。ここからは右側から合流してきた道、龍田越奈良街道として行くことになる。写真1枚目はこの先国道25号線との交差点に立つ小さな道標、2枚目はJR志紀駅近くから旧街道に入った所にある道標、この付近では結構多くの道標を見ることができる。奈良街道はこの先JR柏原駅前から古い町並が続く界隈を抜けて、近鉄柏原南口駅前で再び国道25号線と合流する、この辺りは東高野街道と交わる所となっている。







近鉄国分駅近くで国道と分かれて古い町並が続く道を走って行く、この道は堺方面から伸びてきた長尾街道と合流していて(真偽ははっきりしませんが)、結構急な坂道を上った所で二つの旧街道は分かれることになる、その場所には写真2枚目にある石の道標が立っている。この先奈良街道はまたまた国道24号線と合流してやがて亀の瀬へと差し掛かっていく。今日は無理はしないでここから最寄りのJR河内堅上駅で相棒を折りたたんで、この先は輪行で帰ることに、と言うことで今回はここまでとしておきます。     まちみち



No.153 嵐電各駅巡り(北野線編)

2015-06-09 09:58:16 | 鉄道
おはようございます。日付が変わった深夜にNo.152を更新したので、今日2度目の更新となります。今回は京福電鉄巡り、北野線沿線の風景を追って走って行きたいと思います。







北野線のスタートは起点となる帷子ノ辻駅、嵐山からここまでは三条通を走って来たが、午後のこの時間になると狭い道に京都方面に向かう車やバスが多くなってきて、なかなかスムーズに走れない所。通りを離れて駅の踏切を渡って、ここからホッと一息、落ち着いた普通の生活の雰囲気の漂う町の中の上り坂へと差し掛かっていく。
ほぼ北野線の線路に沿う道、そこは映画村の裏手に当たる所、京都何とかファイルとか2時間ドラマのロケ地もこの辺りかな?しばらく続いていた上り坂、その上り着いた所で最初の停車駅、常盤駅(写真2枚目)にたどり着く。







車の往来が激しい丸太町通を通り過ぎて線路を沿うように北へ行くと、次の鳴滝駅(写真1枚目、2枚目)にはすぐにたどり着く。この辺りは閑静な感じの住宅街、その町並に溶け込んだような場所にあるホーム、嵐山本線では感じることがなかった雰囲気の中、この先を進んで行くことになる。
線路はこの先カーブになって次の駅へと至っているが、道はまるで迷路の中を進んでいるよう、やがてとんでもない斜度の坂道を上りきった所にあるのが国道162号線、次の宇多野駅はこの国道にある橋の下にある(写真4枚目)。宇多野駅は単線に上下線ホームが違う位置にある珍しいパターンの駅、北野線にはいくつかこのようなホームの型の駅がある。






線路沿いを真っ直ぐ進んで次の駅は御室仁和寺駅、今までの駅にはなかったような立派な構えの駅舎、北野線では一番中心になる駅だろうか、2面の相対ホームには上下線とも観光客と見られる人たちが電車を待っている。駅から真っ直ぐ北に伸びる道の先にあるのは駅名にもある仁和寺の山門、ただ駅舎にかかっている看板は写真1枚目にある通り。






仁和寺前の交差点から斜めに分かれる道がこの先一条通となる道、踏切を渡った所にあるのが次の妙心寺駅(写真1枚目)、さっきの宇多野駅と同じホームの並びになっている。駅名にある妙心寺の入口は駅から少し先に進んだ所にあるが、自分(一人称)はその向かいにある狭い通りへと入って行く。『龍安寺御陵道』とある石の道標の横を通り過ぎるとすぐに踏切があり、その場所にあるのが龍安寺駅(写真3枚目)。ホームに入ってきた電車からは多くの人が下車してきた、皆龍安寺へと向かうのだろう、駅を出て北へと歩みを進めて行く。




次の等持院駅を出た所にある線路沿いの道が今出川通、ここを真っ直ぐ進むとやがて終点北野白梅町駅に到着。駅は今出川通と西大路が交差する所にあって、人も車も多くて賑やかな所だ。北野線は最初は映画村に近い賑やかな町から閑静な住宅街、そこから観光地、それもちょっと落ち着いた雰囲気の所にあるような、そんなところを過ぎてきて最後はまた賑やかな町へと至る路線、今回相棒とその沿線風景を巡らせてもらったが、観光路線である嵐山本線とは一味違った楽しみを感じることができた路線だった。さて、この後は一条通を巡る走りとして、過日お伝えしたNo.137へと続くことになります。今回はここまでとしておきます。      まちみち


No.152 AKB総選挙について

2015-06-09 02:22:06 | 日記
おはようございます。


今回はいつもの自転車旅から離れて、先日行われたAKB総選挙についての感想を書いてみたいと思います、って突然の趣旨替え、一体何やねん?と思われそうですが、まあ骨休みみたいなもんです。
AKB48については特別ファンではないですが、BSプレミアムの48SHOWは毎週見ているし、映画『DOCUMENTARY of AKB48』も毎年見に行っているので、まあまあ詳しいつもりです。早速行ってみましょうか。

1位 指原莉乃 
まあ順当と言ったところか、公約を掲げたりで1位になりたいのをアピールするのが効果的だったと思うが、そうなると・・・

2位 柏木由紀
3位 渡辺麻友 
この二人についてはどうだろう?柏木については以前センターにならなくてもいい、との趣旨の発言もあって、今回の1位になりたいのアピールはファンへのリップサービス、他力本願的な感じ。この子はどうもそう言った淡泊なイメージがあるんですよね、まあ意見には個人差がありますが。渡辺は2年連続は無理かな、と思った、去年の結果でやることはやったという感じがしていたし、ドラマの低視聴率がその表れになっているのかも。

4位 高橋みなみ
立派な結果だと思います。彼女のAKB総監督としての苦悩は毎回映画で紹介されていて、『個』よりもまずチーム、と言うスタンスがこれまでの総選挙でのイマイチの順位に現れていたように思う。それを不満ともせず、他人の結果さえもチームのプラスになるために賞賛という形に変えて、この大所帯のトップに君臨してきたわけだが、今回の卒業宣言で、初めてこの選挙に対して自分を押し出していった、結果1位にはなれなかったが前回から大躍進の4位と言う結果に結びついたのだと思う。卒業は常々残念だと思うが、このチームが必ず通らなければならない試練、さて行く先は右へ転ぶか左へ転ぶか、楽しみと言えば楽しみです。

5位 松井珠理奈
6位 山本彩
7位 宮脇咲良

SKE、NMB、HKTからそれぞれ代表する形の面子がランクイン。松井は前回より落としたが確かに去年と比べると今年はアピールポイントが弱かったのかも。もっと前面に出てくるべきだったのが、意外におとなしい感じはしてました。山本は着実にランクアップしているが、NMBとして天下取ったる!というスタンスが少し薄れている感じがして、関西勢から少し遠い存在になってきているかも、ここは借りてきた猫でもいいんやで。

8位 宮澤佐江
この子はAKB勢の中では独特な存在感がありますね、常に安定してこの位置に居続けることができる、そんなに人気があるわけでもないのに(失礼)。人気と言うよりは一般人がイメージするところの人望で為し得た結果がこの順位なのかも。

9位 島崎遥香
10位 横山由依

この二人については心配の方が大きいかも。島崎は例の塩対応、キャラとしてはいいとしても使いどころを間違えると大変なことになりかねない。横山はご存知の通り次期総監督に就任するが、今回のスピーチ、あれはいかんでしょう、ほとんど泣いてばっかりで喋れてない。たかみなが心配するのも無理ないわ、って感じだったが、48SHOWの説教部屋で語っていた苦悩話のことを考えると、この子では少し荷が重いのかも、という気がします。まあいい方に転ぶ方を期待しますが、そういう意味では、今回の総選挙で自分(一人称)的に一番嬉しかったのが・・・

11位 北原里英

一昨年、昨年の選抜落ちからの返り咲き。この子48SHOWの説教部屋で泣いたんですよね、総監督からこれからのことを聞かれた時に。華やかな世界にいながら、大所帯であるがゆえに下からの突き上げ、なかなか上に突き抜けられない焦り、チームのこれからのこと、いろんなことが頭を駆け巡ったんでしょうね、「泣いてしまいますけど」と言って話し始めたくらいだから、余程いろいろな思いがあったんでしょう。今回の新潟への移籍はその思いを一つの形にする決意の表れのような気がします、立派な決断だと思います。そしてその結果が選抜返り咲きの11位、たかみなのセリフじゃなけど「努力は必ず報われる」を実践してくれたし、これからも実践してくれると期待しています。横山よりも総監督にはむしろこの子の方が合ってるんじゃないか?



(写真はイメージです)

次回はまた普通に旅のレポートをお送りしていきます。今回はここまでとしておきます。     まちみち







No.151 瀬戸内の旅(11)大三島へ行きまっしょい

2015-06-08 07:08:32 | 瀬戸内
おはようございます。瀬戸内しまなみの旅はまだまだ続いています。今回は多々羅大橋を渡って大三島へ、ここからは愛媛県と入って行きます。







大三島に入って自転車道を下りて行くとまず道の駅多々羅しまなみ公園へとたどり着く。海に面する広い敷地にある明るい雰囲気の漂う所、その一角には多々羅大橋をバックに『サイクリストの聖地』の碑が立っている。多分最近造られたものだと思うが、何と言うかとってつけたような感じが・・・まあ、いいでしょう、自分(一人称)は特にサイクリストを自称しているわけではないので。我こそはサイクリストや!と言う人だけ記念撮影なされればよろしいでしょう。






次の大三島橋まではここから南へ5キロ程行った所で、そのまま進むとサクッと大三島を通り過ぎることになってしまう。それではあまりにも味気ないので、内陸部を通って反対側の海に沿う道を走ることにしよう。
道は山に向かって緩やかな上り坂、峠を過ぎると下ってやがて大山祇神社へとたどり着く。ここもサイクリストにとってはお馴染みな所だが、自分(一人称)は神社には興味はないので、ここはサクッと通り過ぎる。古い町並が続く参道を行くとその先に海が見えてきて宮浦港へと到着。以前はここから大崎上島を経由して今治までフェリーが運航されていたが、安芸灘とびしま海道ができてからはこの島のフェリーの拠点は宗方港になってしまい、ここにはフェリーが寄港しなくなった。






(写真は2006年当時のもの)

その宗方港を向かうべく県道91号線を南へ向けて走る。その途中にある台海水浴場、ここにはぜひ行ってみたい場所があるのでちょっと寄り道・・・そこはドラマ『がんばっていきまっしょい』のロケ地となった所、画面を通して見覚えのある岩場、砂浜、その一角に建つ2階建ての白と水色の艇庫、まさにドラマで見た風景が今目の前に広がっている。艇庫の陰の方に回るとカヌーが2艘、ひっくり返って横たわっていた。『がんばっていきまっしょい』、映画もドラマも良かった、どちらも泣かせてもらいました。ドラマ版の方は自分(一人称)が見た民放ドラマの中ではベスト5に入りますね、となるとあと4つは何やねん?となるが、まあそれは例えみたいなもの、どうでもいい話です・・・






ここからは県道91号線をひたすら進んで行くことになる。地図で見た限りでは海が沿う明るい雰囲気の道という感じだが、いざ走ってみるとなかなか一筋縄では行かない。何度も何度も繰り返すアップダウンの連続、高い所から見下ろす海はなかなかな絶景だが、その余韻に浸ることもないまま目の前には急な上り坂が襲ってくる。
宗方港でしばらく落ち着いた海の見える集落の中を進むことになるが、そこから先はまたまたアップダウンの連続、それもさっきよりもきつい上り坂、そして下り坂、さすがに足には負担がかかりっぱなしになってくる。それでもはるか海の向こう側に見える、この先走ることになるであろう伯方島、大島の風景がそんな折れそうになっている気持ちに鉄杭を打ち込んでくるように奮い立たせてくれる。ここはもう前だけを見据えて進むことにしよう。次回は大三島橋を渡って伯方島へと入って行きます、今回はここまでとしておきます。     まちみち

No.150 嵐電各駅巡り(嵐山本線編)

2015-06-07 13:54:57 | 鉄道
おはようございます。今回は先日、京都を走った時の話、嵐電各駅巡りをお送りしていこうと思います。



各駅巡り走り、特に狙って始めたわけではないのですが、2月に北条鉄道巡り(この時は全駅ではなかったが)に行って以来、相棒との旅の味付けみたいになってしまいました。BSの旅番組の影響もありますが、これからもいろいろな路線を巡ってみたいと思ってますが、それはさておき、早速京福電鉄嵐山本線を走ってみることにしましょう。






スタートは四条大宮駅から、ここは線路に沿う道がないので四条通を走る。真っ直ぐ西へ走ってまず最初の停車駅西院駅(写真2枚目)、西の院と書いて「さい」と読む。駅の向こう、四条通にある踏切の横に字が逆向きになっている看板がある。ついこないだ見たBSプレミアムの『新日本風土記』で紹介されていた。




1枚目、西大路三条駅、嵐山行ホームしかない、反対側は?と言うと、信号を渡った所にあるのだが道の真ん中にある路面電車のホーム。嵐電はここから路面電車となって車と一緒に道路の上を進むこととなる。この道が三条通で、嵐電はこの先次の山ノ内駅も電停仕様のホーム、路面電車は健在であると言ったところか。







1枚目、御池通が交差してくる所にあるのが嵐電天神川駅、地下鉄東西線との乗換駅で、嵐電では一番新しい駅。ここから次の蚕ノ社駅(写真2枚目)までは三条通の路面を行く。嵐電はここからまた専用軌道、自分(一人称)と相棒は古い町並が続く狭い三条通を進む。
再び嵐電と出会った所が太秦広隆寺駅、ご存知映画村の最寄り駅で、この駅を通り過ぎた所、広隆寺の山門をバックに走る嵐電の姿はお馴染みとなっている。次の帷子ノ辻駅は北野線との乗換駅、2面4線のホームに駅ビルがある大きな駅である。






帷子ノ辻駅を過ぎると嵐電は三条通とは少し距離を置いて民家の中を縫うように進んで行く。この辺りは道が狭く民家が密集しているので駅を探すには結構苦労する所、しかし普通の生活感漂う町の中を右へ左へと曲がりながら駅を探索するのはまた楽しくもあるもの。各駅ともそんな生活感に溶け込んだ中にひっそりとありながら、存在感を示してくれている。






嵐電嵯峨駅前を過ぎると次は終点嵐山駅、こちらは嵐電に沿う続く賑やかな通りを嵐山方面へと進んで行く。やがて渡月橋へと続く道へとたどり着くが、この辺りはもう人がいっぱいで自転車で走るには気が引ける所、仕方ないので押し歩きで行くが、終点嵐山駅はそんな喧騒の中に立派な構えで建っている。駅舎の脇からホームに行くことができるが、そこには写真2枚目にあるような友禅を巻いた柱が立っていて、嵐山へやってきた観光客を出迎えてくれている。
京福電鉄嵐山本線各駅巡りはここにておしまい、次は北野線巡りへと向かうべく三条通を帷子ノ辻駅へと向かう。その北野線各駅巡りの走りについてはまた別の機会にお伝えすることになります、今回はここまでとしておきます。      まちみち