まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.853 丹波の旅(2)・・・各駅巡り、JR福知山線、その1

2017-11-08 10:37:05 | 鉄道
おはようございます。











前回より始まった丹波の旅、JR福知山駅からスタートして市内を巡ってから、さあ、いよいよ本格的に旅の始まりです、まずは国道175号線を走って峠越えです。川とJR福知山線の線路に挟まれた道はだんだんと山の中に入って行ってカーブが連続する上りとなる、上りはそれほどきつくなく上りつめた一番高い所が京都府と兵庫県と境界(県境と書くと京都の人が気を悪くしそう・・・)を越える。ここからは下りとなるがその道の脇には写真3枚目、4枚目にあるように「水分かれ街道」の表示が見える、この夏はいろいろと水にこだわった旅をしてきたわけですが、日本海にも瀬戸内海にも程遠いこんな山ばかりの所に早速水に関するものを見つけました、この水分かれとは一体何なのか、それはもうちょっと先の話として、今回はJR福知山線各駅巡りで先へと進んで行くこととします。

















山を下りるとのどかな田園風景となる、国道と分かれ細い道へと入って行くと旧街道の雰囲気が漂う町並も、その中を抜けて行くとまず最初の駅、丹波竹田駅へとたどり着く。駅舎は横長に長方形の近郊のローカル線によくある感じの駅、構内は無人駅でひっそりとしていて2面2線のホームには人の姿は全然見かけない。ややっ、構内にベルが鳴り響いた、電車が来るのかなと思ったら福知山方から特急電車がやって来てあっと言う間に通過して行った、最近の特急電車は昔あったようなイラスト付きのヘッドマークがなくてこの電車が何と言う愛称か分からない、確か『北近畿』と言う名前はなくなったんだっけ。電車が走り去るとまたさっきの静寂が戻って来た、さて、こちらの方も先へと進んで行くこととするか、と思ってさっきの旧街道らしき道に出るとこの先で橋の工事が行われていて大きく迂回させられることになった。本来通るはずだった道の途中には登録有形文化財に指定されている酒造があったのだが見ることはできず、ここは残念ながら見送りとなってしまった、今後ここに来ることあるかなあ、何か悔やまれるなあ・・・。
国道へと戻って先へと進んで次の市島駅、ちょうどこの辺りで耳にしていた夏の甲子園、第1試合が終わった、済美vs盛岡大附は延長の末、盛岡大附が勝利、大変な打ち合いで両校に満塁本塁打が飛び出す大味な試合になったが、打撃戦となると盛岡大附は強い、さすがに春に智弁学園を撃ち破っただけのことはある。市島駅は国道175号線から旧街道に入った住宅地の真ん中にある、駅舎はさっきの駅と同じ感じだがこちらは有人駅、ホームには入れなかったので表から写真を撮った。2面2線のホームもさっきの駅と同じ感じだが、ここは町が割と賑やかなことや丹波市役所の支所もあることから以前は特急も停車していたらしい。











写真1枚目~3枚目、国道に沿って流れている川、時間が経つにつれてだんだん気温が上昇していくだけに、水の流れが涼やかな気分にさせてくれる、しかし車の流れは激しく排気ガスがいやがうえにも現実を引き戻してしまう、まあそれは仕方ないところか。次の駅は黒井駅、駅舎はさっきの二つの駅と同じ感じのよくある駅舎、駅員がいるのでホームは表から撮ることしかできなかった、近辺は住宅地で国道にはショッピングセンターや工場もあって乗降客は多く特急も停車する。写真5枚目、6枚目にあるようにここは春日局の生誕地、春日局と言うと『江』では富田靖子が演じていました、生まれたばかりの子供を高速取り上げには笑ってしまったが、歴史番組でもよく取り上げられる波乱万丈の人生はもうお馴染みなこと、その始まりがこの地と言うことで地元も観光に一役買っていると言ったところです。さて、続きは次回と言うことになるのですが、いよいよこの国道についた別称「水分かれ」が何のことなのか、その場所へ向かうこととなります、また次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。         まちみち

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