まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.491 各駅巡り・近鉄長野線(前編)

2016-05-26 00:25:03 | 鉄道
おはようございます。





今回は近鉄長野線各駅巡りをお送りしていきます。前回は橿原から道明寺線、南大阪線と経て古市駅まで来ました。走りはまだまだ始まったばかり、ここから先はもう何度も走ったことがある道だが、駅を巡ってとなるとまた新鮮な気持ちになってくる、と言うことで早速行ってみることとしましょう。










古市駅を出てからはいつもは東高野街道を行くが、今回は線路に近い国道170号線を進んで行く。次の駅までは結構距離が長く、途中では南阪奈道路の高架の下をくぐり、その先で富田林市へと入る。少し賑やかそうな交差点を曲がると踏切があり、次の喜志駅はそのすぐ先にある。特に大きくもない駅だが駅前のロータリーは広くバスも多く止まっていて、この日は日曜日だがそれでも人の出は多くなかなか賑やかな感じ。ここは富田林市だが駅前の地図には太子町の観光案内図があって、写真2枚目の大きな二つの石碑と共にここが玄関口だと言うことをピールしているかのよう。踏切を渡って西へと進んで行く、目指すはこの先にある登録有形文化財物件、道は外環の交差点を越えていくが、この辺りジャージ姿の学生さんの姿を多く見かける。みんな西の方へと向かっているが、道は少しずつ上り坂になってくる、特に苦になるほどの坂ではない途中にその物件があるが、そこは施設で門が閉まっていて建物の全容は見ることはできない。仕方ないので門前に飾られている花を写真に撮って引き返すことにする、おや、ニャンコさん、眠そうな目で振り返ってくれました、今頃お目覚めですか。ちなみにこの上にあるのがPL学園、富田林はPLの花火で有名だが、甲子園での打ち上げ花火は最近御無沙汰と言ったところだ。






外環へと戻って南へ進んで行くと前方にPLの塔が見えてくる、昔はこの辺りに遊園地があり町内会の観光バスで来たことがあるが、この塔が宗教教団の物だと知ってイメージが変わってしまった、どうも宗教絡みは苦手だ。次の富田林駅はもちろん市の中心駅で駅舎の構えもなかなか立派、駅の入口は東西両側にあるが、国道170号線側のロータリーには同じ色のバスが何台も連なって発車を待っているところ。写真3枚目にあるように駅の写真を撮ろうとはしてみたが、この辺りは結構道が狭く、しかもその国道は車が多くて落ち着かない所、バスがなかなか発車しないので駅の入口は隠されてしまった。


さて、富田林に来たとなるとやはり町巡りは欠かせない所です、今回は文化財巡りと言う目的もあるので各駅巡りはちょっとお休み、古い町並を巡って寺内町へと入って行くこととしましょう。









ここでは登録有形文化財の建物は別の機会にお伝えする予定なので写真からは外しています。そうは言っても写真にある建物はどれも有形文化財に登録されていてもおかしくはないものばかり、実はこの中の1枚にだけ登録有形文化財の建物があります、さて、それはどれかお分かりでしょうか?答えはいつぞやお送りすることになる登録有形文化財巡り南大阪編にて、と言うことにしておきます。写真3枚目にあるのは日本の道100選の標識、テレビ東京の『トゥクトゥクの旅』で日本の道100選を巡る旅でお馴染みの標識ですが、ここでは富田林寺内町として認定されています。あの番組今年もやってくれるでしょうか、前回はトゥクトゥクが壊れてしまってひどい目に遭ってたな、結局目標も達成されず、田代さやかの恐るべし目標未達成キャラが発揮された番組、楽しみにしてるんやけどどうやろうね~。
この町並は前にもここでお伝えしたことがありました、写真6枚目、7枚目のニャンコさんが佇む家の様子も前に紹介したと思います。ここでもニャンコさんが気持ち良さそうに舟を漕いでいます、のんびりとしたムードはさっきの国道から離れた所で車も通らない所、まさにニャンコさんたちにとっては居心地のいい場所と言ったところでしょう。しかし自分(一人称)の走りの方はそんなにのんびりとしているわけにはいきません、各駅巡りモードに切り替えて、早速次の駅を目指して進むこととしましょう。





寺内町の小高い所から下って来て国道170号線へと戻ってくると、横断歩道の手前でひとつ登録有形文化財物件を発見、その話も別項として、横断歩道を渡ると次の富田林西口駅に到着。さっきの富田林駅が市の玄関口の役割的な駅とすると、こちらは市役所や警察署などが近くにあるので、市の行政の中心駅と言った所。ただ、写真にあるように駅舎は至って簡素な感じ、ホームは1本、単線の線路が通っているだけと言う何とも質素な駅である。自分(一人称)は1回だけPLの花火を見に行ったことがあるが、その時の帰りしなにこの駅を利用した、その時はホーム1本の所に古市方面と河内長野方面の乗客が入り混じり、とんでもない大混雑に巻き込まれた。入場規制はされていたもののもう収集がつかない状態だったが、そんな風景も1年に1回だけ、普段は通学の学生さんと役所へ向かう人たちが利用する至って普通の駅である。さて、各駅巡り近鉄長野線編は今回はここまで、駅巡りと言うより町並巡り、ニャンコさん巡りになってしまいましたか、次回は一気に終点河内長野までお伝えの予定を考えています、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。         まちみち

最新の画像もっと見る

コメントを投稿