まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.978 京都鉄道博物館(5)・・・蒸気機関車はいつまでも人々を魅了する

2018-08-16 23:33:24 | 鉄道
おはようございます。












京都鉄道博物館に来ています、ってこれ去年の暮れの話なんですよねえ、もうそろそろ終わらせる時だと言うことで今回が最終回です。前回はテラスに出てそばを通る新幹線やJR東海道本線、その他京都の風景を写真に撮ったりしていました、おやおや、どこからか「ボオォォォ~ッ」とチコチャンが怒っているのではなく蒸気機関車の汽笛が聞こえてくる、程なく梅小路公園の方から客車を引いて蒸気機関車がやってきた、以前は梅小路蒸気機関車館としてあった蒸気機関車の車庫がある所に帰ってきたようだ、テラスからその場に下りることができるので早速行ってみることにしよう。
















自分(一人称)が子供の頃は天理市内に住んでいて家のすぐそばに国鉄桜井線が通っていた、その頃はまだ電化されてなくてディーゼルカーが轟音を響かせながら走っていた、だから蒸気機関車が走っているところは実際に見たことがなかった。国鉄奈良駅には西側に転車台があったがそこに機関車があったかどうかも記憶がない、時代は軽く、速くをスローガンに掲げているかのようだったが、そんな時代からは取り残されたかのような奈良県がその後JR線は全線電化区間となりディーゼル車両が入って来ない県となってしまった。現在は新幹線が全国に路線を広げ寝台特急はほとんどなくなってしまった、蒸気機関車がなくなったのと同じように時代の流れが自分たちが子供の頃に憧れていた列車が淘汰されていった。それでも蒸気機関車は子供たちに大人気だ、見るからに威圧感を与えてくる重厚感、真っ黒な車体、黒い煙を吹き上げて遠くまで聞こえるように鳴り響く汽笛、「シュッシュッポッポシュッシュッポッポ」と走行音を唸らせて何連もの大きな車輪がレールの上を進んで行く、スピードに慣らされた電車には興味を示さない子供たちが蒸気機関車には興味津々だ。それは大人も同様、写真を見ても分かるように男性に限らず若い女性の方たちにも蒸気機関車には何か感じるものがあるのか興味を示して眺めている、昭和を宿命のように駆け抜けていた車体は何十年もの時代を飛び越えた現代でも人々を魅了している、蒸気機関車はまだまだこの世からリタイアするのは許されないとでも言ったところでしょうか。









さて、京都鉄道博物館に関しては計5回に渡ってその時の写真を貼らせてもらった上に、自分(一人称)の鉄道に対する思いを勝手気ままに書かせていただきました。以前は「鉄道」が趣味だと言うと何やかんやと言われた時代もありましたが、今では旅番組でローカル線が取り上げられたり鉄道ファンを公言する芸能人が増えたりして、鉄道趣味もやっと日の目が見えてきた・・・この日本語おかしいかな?・・・と言う感じです。自分(一人称)も一時期は鉄道趣味から離れていましたが、今ではこのブログもほぼ半分が鉄道関係になってしまう程、まあネタにしやすいからですかね。年末も押し迫ったこの日、京都鉄道博物館に初めて行ってたくさんの人たちが館内で楽しんでいる姿を見て、やっぱりみんな鉄道が好きなんやな~と思いました、まあ身近にあると言えばそうだし、駅にせよ車両にせよ人々にいろいろな感傷を与えてくれるものですしね。そんなわけで今回も時間となったようです、鉄道に関しては相変わらずやな~、と思われても今後もいろいろと取り上げて行きたいと思います、と言うことで幸せな気分でこの項を終わりたいと思っていたのですが、高校野球関連で嫌ァ~な記事が出てきました、この件については引き続きと言うことにて、次回も気楽にお越しくださいませ。            まちみち




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