まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1268 奈良の古墳巡り(10)・・・桜井市、纏向古墳群

2020-02-03 09:20:37 | 文化財
よろしくお願いします。











奈良の古墳巡りもあちらこちらと飛びまくってのお伝えとなっていますが、前回の古墳巡り(9)では天理市の後編では桜井市の手前までやって来ました、今回はその続きと言う感じで、桜井市に入ってすぐの所にある古墳群からです。国道169号線にある相撲神社前バス停、そのすぐの交差点を東へと進むと緩やかな上り坂となり、以前都巡りで紹介した纒向珠城宮跡の碑が立っている所へとたどり着く。更に前へと進むと右手側に古墳群がある丘が見えてくる、崖の所に狭い階段があるのでそこを上って行くと写真1枚目~3枚目にある小さな古墳が現れる。看板によると1号墳から3号墳までがあるとのことだが上った所にあったのは2つの古墳だけで、もう1つはこの丘の上の別の場所にあるらしく、そこに行くには別の階段を上って行かなければならない。















一方こちらのゾーンに貼った写真の古墳は上ツ道沿いにある古墳、写真上6枚にある古墳はそれぞれ2枚ずつ、3つの古墳を取り上げているが、どれも何気なく現れるのでもう何百回と走っている道でそれが古墳だと意識することはほとんどなかった。この辺りはまだ天理市で柿の栽培が盛んなところ、写真1枚目、2枚目にあるのもずっと柿の木の丘だと思っていた、よく見ると柵の陰にここが古墳だという看板が掲げられている、道に面した所にあるから普通なら気づくはずなのに多分必死に走っていたか、ボーっと走っていたんでしょうねえ、全然気づかなかった。他の2つの古墳もそう、民家の向こうのただの森や駐車場の向こうに何気なくある丘にしか見えない、地図サイトに印がついて初めて古墳だと言うことを知りました。そんなボーっとした人間でもこれは分かるやろ~と言う感じで前に立ちはだかってくるのが箸墓古墳、もうあまりにも有名過ぎる古墳はこの地を統治した女性の墓とも言われていますが、邪馬台国畿内説を裏付けるにはイマイチ決定打に欠けるとのこと、もう九州でも岡山でも山陰でも、どこでもええわ・・・。



















・・・とは言え、やはり古代のロマンは謎のベールに包まれている方がいいでしょう、JR巻向駅の西側にはいくつかの遺跡があり、それが現れる度に専門家は頭を悩まされることになります、まあ自分(一人称)のようないっぱんじ~んは勝手にここが邪馬台国や!とその度に勝手に言ってるわけですが。そんな駅西側のエリアにはいくつかの古墳が点在しています、確か前に一度お伝えしたことがあったかと思いますが、今回は古墳巡りの一環として再訪しました、とは言っても古墳は姿が変わるものではないですからね。巻向駅の真西にあるのが纏向勝山、石塚、矢塚と名前がよく似た古墳が密集していて、そこから少し離れた所にあるのが写真1枚目~4枚目にある東田大塚古墳、田んぼの中にぽっかりと浮かび上がったように見えるまん丸のさっぱりとした形の古墳です。この古墳の西側にある道を北へと進むと田園風景の中、道を挟んで左右に古墳が見えてくる。写真下から5枚目、4枚目にある進行方向左手側の田んぼの真ん中にあるのが四丁田古墳、3枚目~一番下の写真にあるのが右手側に見える二反田古墳、一見古墳に見えなさそうな小さな丘だが、平らな頂には何かを祀っているかのような祠が見えました。
さて、奈良の古墳巡り、今回は纏向古墳群を地図上では行ったり来たりと言う形で巡りました。桜井市での巡りはまだまだ、纏向付近から桜井市の中心部を越えてと言う感じで続きます、その模様については次回でのお伝えとしておきましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち



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