まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.2073 滋賀の旅2月編(2)・・・重要文化財巡り編

2024-04-24 08:41:22 | 文化財
よろしくお願いします。











そんなわけで2月の滋賀の旅、関西線~草津線~近江鉄道と乗り継いで日野駅で相棒君を立ち上げてスタートしました。厳しい状況の近江鉄道ですが何とか再生に向けて走り続けています、奈良の人間で自転車で走るのが主だから電車に乗る機会はほとんどないですがやっぱり残してほしいもの、何とか機会を見つけてまた乗りたいと思っています。さて、日野駅から走り始めてまず最初の文化財は駅から南へ、国道307号線沿いにある神社、となると本殿や神殿がそれやと思いきやここの重文は宝篋印塔、竹の柵に囲まれて立っています。

















近江鉄道朝日野駅から少し行った所にある寺院では石造の九重塔が重要文化財、観光目的の寺院ではない所に重文と言うのも何ともミスマッチな感じだが、これもまた文化財のいいところではないでしょうか。その後は国道477号線・・・と言っても御代参街道の旧街道を進んで宿場町へと差し掛かる、中心部の道標と道路元標が立つ角を曲がった所にある神社に重厚そうな神殿が二つに並んで建っている。左がこの神社の本殿、右側にあるのがこの神社内の境内社の本殿で共に重要文化財、境内社と言うからには本神社の付属となるのだろうが、神様が祭られているのは変わりありません、どちらの建物も厳かな雰囲気で静かな町の中に佇んでいるようです。ここから旧街道を外れて集落の中に入った所にある山部神社へ、そこに隣接する赤人寺に石造の七重塔があるのだが、マップでは違う場所に印がついていてそれに惑わされて探し当てることができなかった。これは悔やまれる・・・と言うことで宿題にしておいた、ちなみに神社名と寺院名を合わせると山部赤人となる、奈良時代の歌人で「田子の浦」の歌で有名な人だがここが終焉の地だったと言うことらしいです。





















気を取り直してコンビニで朝食休憩をとった後は竜王町へ、引き続き三角点巡りと合わせて重文巡りは続きます。竜王町は鉄道の駅から離れていてあまりここを目当てとして来ることはないのですが、東近江市をよく訪れるようになってからはこの町を通り過ぎる機会も増えました、前に万葉歌碑巡りで来たこともあったので町の風景も見覚えがある所となっています。竜王町での見所は苗村神社、明るい雰囲気の町の中に立派な神社がデ~ンと構えている、町のメインストリートを挟んで東側の少し薄暗い森の中にある東本殿が重要文化財、西側にある威風堂々と構える楼門を抜けると西本殿がありこちらは国宝に指定されている。鉄道の路線から離れていてはいるが有名なショッピングセンターがある町、ここはまさに隠れた観光名所と言ってもいいのでは・・・と決めつけると地元の人は気を悪くしてしまうかも。この後は県道を北へと進んで近江八幡市へ、いくつかの重要文化財を巡りながらたどり着きました。まあいつものことですがこちらはもう押しも押されぬと言った感じの観光地、今回はどんな巡りとなったでしょうか、その模様は次回でのお伝えと言うことで、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




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