まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.785 紀ノ川に沿って(3)・・・各駅巡り・JR和歌山線、その3

2017-07-26 09:37:33 | 鉄道
おはようございます。











今回も各駅巡り、JR和歌山線を和歌山駅から五條方面を目指して走っています。GWに入ったばかりの日、朝一番に起きて姫路方面へ行こうと思って電車に乗っていたはずが人身事故があって突然の予定変更。簡単な前調べはしていたもののやはりぶっつけ本番はなかなか厳しいもの、前回は岩出駅まで来たのですがここからはJR線は走り慣れた県道から大きく外れて行くので、次の駅を目指すには知らない道を進んで行かなければならない。国道24号線を行けば簡単なのだが車の多い道はできるだけ避けたいところ、なのでここは田園風景の中を通る知らない道を感覚を頼りに進んで行くことに。で、今回最初の駅、下井阪駅に無事たどり着くことができた、田園風景の中にポツンとあるホーム1面だけの簡単な造りの駅はいかにもローカル線の駅と言った感じ。
線路の北側へと渡って架線を追うようにして進んで行くと町中へと入り次の打田駅、JTB時刻表では◎で記されているがここは紀の川市の代表駅に当たり、駅の北側には紀の川市の市役所がある。市の玄関口としては少し寂しい駅舎と駅前の風景、ちょうど電車が来たので写真を撮ったが、結構な数の乗降客があったので地元の人達にとっては打田町の中心駅と言った感じだろう。紀の川市は新しい市なので名前的にはあまり馴染みがない市だが、wikiで調べてみると出身有名人の中には智辯学園をセンバツ優勝にお導きになられた小坂将商監督がいらっしゃるではないか、ちなみに子供を蹴り倒して家出した西行もこの市の出身である。












打田駅を後にして線路の北側の道を進んで行く、国道から結構離れた山の近い所を走っているのでこの道で合っているのか不安になってくる。途中に通り過ぎた集落で写真3枚目にある小さな道標を見かける、行先には「いせ かうや」とあるのでどうやらこの道が大和街道のようだ、ちなみに「かうや」とは高野山のこと、まあその辺りはニュアンスでわかりますわな。次の紀伊長田駅はその集落の一角にあるホーム1面だけの駅舎もない駅、線路が曲線になっていてホームの曲がり具合がまたいい感じ、この駅もいかにも・・・このフレーズはもういいか。でもホームには人の姿は全然見かけなかったのでやはりいかにもローカル線の駅と言った感じ、寂しい雰囲気はホームの横にある花が忘れさせてくれます。











紀伊長田駅のすぐ横には写真1枚目にある常夜燈が立っていて、坂道を上って行くと写真2枚目にある寺院へと突き当たる。坂道は左へとうねっていてその先でコミュニティバスが通る道へと出てその先で下りとなって線路の側へ、ここからは線路沿いを走って行ってやがて粉河駅へとたどり着く。駅舎はなかなか立派な造り、写真では分かりにくいがホームは2面3線で昼間にはこの駅を始発、終点とする電車もある。駅の少し先にある踏切を渡って駅舎の反対側へ、そちら側にはロータリーがあり南の方には国道24号線も通っているので町としてはこちら側の方が栄えている。粉河駅と言えばJR和歌山線の中でも大きな駅と言うイメージがありこちらの方が紀の川市の代表駅でもいいはずなのに、その座は市役所が近い打田駅に奪われてしまったと言う感じ。ちなみに粉河はその路の通り「kokawa」と読むがこれを「ふんが」と呼んだ人がいました、まあ確かに「funga」とも読めなくはないが↓↓↓



ではないんやからね。
さて、各駅巡りはここまで思った以上に順調に来ています、いい感じですねえ~、今回走った区間が一番苦労するかな・・・と思っていたが特に迷うことなく来れた、むしろこの先に向けての貯金ができた感じです。ここからは国道24号線と紀ノ川を沿っての各駅巡り、何度か走ったことがある道なので更に持前の感覚を頼りに先へ進んで行きたいと思います。旅はこれから中盤戦へ、目指す近鉄橿原神宮前まで行けるかどうか、それはまだ先の話、それまでお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。         まちみち








最新の画像もっと見る

コメントを投稿