まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1845 結構な嫌われ者

2022-11-07 08:17:01 | 
よろしくお願いします。


















一昨日(5日)、奈良市役所にワクチン接種へ行ってきました、4回目です。予約時間よりも前以て早めに行ったのですが、その時間前にもかかわらず空いているからと案内されてあれよあれよの間に接種、あっと言う間に終わってしまいました。自転車で行ってきたのですが帰宅してからは接種した腕が痛くなり、それが翌日(6日)も続き、日頃の疲れもあってか一日ほとんど動けず、少し不健康な週末を過ごしてしまいました。感染症禍も最近は身近でかかった話も多く聞くようになり、次の波が来るとかと言うことなので、備えあれば患いなしの気持ちで乗り越えていきたいところです、年末にはまた旅が控えていることもあるので。




















写真の方は平城宮跡、秋の風景を貼り付けています、この季節に目立つのがススキの群れ、風に白い穂がユラユラ揺れています。それに寄り添うように咲いている黄色い花、黄色だから秋に咲く菜の花か、これも毎年見る恒例のコラボレーションやな~、でもこの花、何て名前なんですか?・・・と言うことで調べてみました。

「セイタカアワダチソウ」と言うあまり聞いたことのない名前でした、花は見慣れていても名前の知らない花はまだまだたくさんあります、日々勉強と言うことで覚えて行くこととしましょう。毎年ススキと並んで咲いていてさぞかし仲の良いことだと思いきや、このセイタカアワダチソウ、かなりな嫌われ者のよう、むしろススキにとっては点滴のような存在みたいで・・・↓↓↓

「北アメリカ原産の帰化植物である。もともとは観賞用に導入されたとの説もあるが、急速に広がったのは大二次世界大戦後。蜜源植物として優秀であるので養蜂業者が積極的に種子を散布したとの話もある。和名の由来は、同じ属のアキノキリンソウの別名であるアワダチソウよりも草丈が高いことによる。 多年生草本であり、地下部からアレロパシー物質を分泌し、種子発芽を抑制する。このために純群落を形成して繁茂することになりやすい。空き地や放棄畑などに繁茂して大群落を形成することや、花粉アレルギーの元凶であるなどの濡れ衣を着せられたこともあって、嫌われる植物のひとつになってしまった。蜜源植物であることでもわかるように、セイタカアワダチソウは花粉をミツバチなどの昆虫によって媒介させる植物であり、花粉を風に乗せてばらまく植物(風媒花)ではない。」













いつものwiki調べによると、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれているとか↓↓↓

「キク科アキノキリンソウ属の多年生草本。1897年に観賞花卉として輸入されたといわれる。1940年代に爆発的に増殖し、本土全域に広まった。養蜂業の発展や戦後の開拓・復興による空地の造成が原因とする説がある。1970年代に大繁殖し、代表的な帰化植物とされた。蜜源植物の側面があり、虫媒花でありながら花粉症の原因と疑われた。アレロパシーによって1980年代以後は衰退傾向にある。」

地域によっては駆除作業の広告が出されていたりで結構な嫌われ者ぶり、という感じですが、この場所に限らずいろいろな所で見かけるセイタカアワダチソウ、秋の風景を彩る風物詩には違いないです。今回は平城宮跡付近だけでしたが、今度はもっと違う場所でも、この嫌われ者を追ってみたいと思います、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち