まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1669 京奈和自転車道、奈良県部分を行く(3)・・・木津川から平城山へ

2021-11-08 10:36:13 | みち
よろしくお願いします。




















京奈和自転車道については夏場に御所市から大淀町、五條市を経由して橋本市まで至った記録を2回に渡ってお送りしました。本来ならそれまで走った県内北部部分の記録を済ませてから南部部分をお送りする手はずだったのですが、夏に先代のパソコンが死んでしまいデータを取り出してもらわなければならなくなって、先に南部部分をお送りせざるを得なくなりました。そんなわけで先にお送りするはずだった北部部分を数回に分けてお伝えしていこうと思います・・・が、この巡りのスタートは京都府南部、京田辺市から行ってみようと思います。
と言うことでまずは最初のゾーンに並べたのはいっつも走っている木津川に沿う自転車道の風景、この夏は遠くに行くことができなかったためこの道は恒例のように走っていました。茶畑に田園風景、遠くには学研都市の風景と近鉄電車、川の向こうには国道24号線とJR奈良線もチラリと見えることがある。奈良に近づくと右手側には生駒山も見えてくるが、さすがに二上山は・・・見えないなあ、自分(一人称)が確認したところでは木津川市内からは薄っすらと見えたのが北限だったかなあ、自転車道は木津川から離れると平城山に視界を遮られるので、二上山は奈良に入ってからでしか見えなくなってしまう。












木津川市に入って山松川が合流する水門がある所で、京奈和自転車道は本来の嵐山からの自転車道とは分かれて奈良方面へと向かうこととなる。山松川に沿ってある道は、自転車道と言っても既存の道を自転車道に設定しただけで、その表示を頼りにして進んで行くこととなる。JR学研都市線の踏切とその先にある国道163号線を渡って、前に木津川市内を流れる川を巡った時に走ったことがある道へと入る、既存の道を自転車道に設定しただけなのが少し残念な気もするが、これから新しい道を作るのも大変なので、それは仕方ないところだろう。ただこのルート設定についてはいろいろと思うところもあります、特にこの前走った南部区間についてはそうですね、何でここを通るの?と言う所がいくつかありました、まあルート選びにも政治が絡んだんでしょうか、一連の巡りの終わりにちょっと取り上げてみようと思っています。




















自転車道は山松川と鹿川が合流する地点で左側、鹿川に沿って進んで行くことになる。田園風景の中に空気も読まずに現れる京奈和道の木津I.C.、国道24号線との交差点近くで有料道の下をくぐり抜けると奈良県奈良市へと入る。左手側に見えるのはJR大和路線、道は左京ニュータウンへと入りJR平城山駅前を通り過ぎる、自転車道とは言ってもここは車が普通に走る所、気を付けて行かなければならないのは言うまでもない。やがて国道24号線が右手側から寄り添ってきて住宅地の終わり、ここは奈良斑鳩自転車道が通っていて、そのルートが京奈和自転車道に組み込まれている。国道の下をくぐり抜け平城山の丘陵部を通り抜ける道へと入るとそこは暗い森の中、付近を囲んでいるのは古墳で、中には飛び地の古墳も・・・それは看板に記されているのですぐに分かる・・・点在している。その森を抜けると航空自衛隊奈良基地の横へと出て、コナベ古墳を囲む道へと出る、ここから集落を抜けると平城宮跡はもうすぐ、そこを通り抜けて秋篠川に沿う自転車道へとつながるんやな~、と思いきや、自転車道はすぐに道を逸れてしまう。自転車道はどこへ行ってしまうのか、それは次回でのお伝えとしておきましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち