まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1196 お地蔵様で町巡り・ならまち、高畑界隈

2019-09-24 08:08:50 | みち
おはようございます。












チョイ走りもいろいろと目的を持って走りたいと思ってこれまで登録有形文化財、万葉歌碑、古墳などを巡ってきましたが、今回から始めるシリーズもその一環、この夏からはお地蔵様を巡って近場、たまにはちょっと遠くを走りました。お地蔵様で町巡りシリーズ、第1回目となる今回はならまち界隈を・・・とその前に「お地蔵様」とは何なのか?と思ってとりあえずいつもの頼みのwikiを見てみたのですがちょっと何言ってんのかよく分からない状態、とりあえず道行く人の守り神、子供たちの守り神とでもして・・・いやいや、お地蔵様は仏様やのに神はおかしいか、まあここは守り人としておきましょう。











JR京終駅付近から上ツ道へ、ならまちと言うと古い町並だからお地蔵様も多いだろうと巡ってみたが、案外と言った感じであまり見かけない、街角に小さく佇んでいると言うことで見逃してしまっているのかも、と思い下をうつむいて進んでいると危ない。よく見かけるのは写真4枚目、5枚目にあるようにお堂にこもっているパターン、雨風をよけるように守られているが格子の戸がかかっているとそのお姿をうかがうことができない。これまでは何気なく見過ごしてきた大小様々なお堂、○○地蔵尊として祀られているものも再発見と言う感じで探してみると街角のあちらこちらで見かけることができるが、やっぱりこちらとしてはそのお顔を拝んでみたいのが正直なところ、この先たくさんのお地蔵様を巡って行くことになりますが、その表情もいろいろとあってなかなか面白いものです。さて、写真下から2枚目にある小さなお堂にこもっているお地蔵様、その後ろには何か文字が書かれたお札が掲げられている、そこには↓↓↓

「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」

何なんでしょうねえ、この呪文めいた言葉は・・・と言うことで調べてみるとこれは地蔵菩薩の真言とのことです。真言とは「仏の真実の言葉、秘密の言葉」・・・って言っても何が何やら、要は一般に知られている仏様にはそれぞれ呪文めいた言葉と意味を持っていることですが、まあ細かいことは置いといてお地蔵様巡り、続けて行きましょう。


















京終駅付近、ならまちと来てこのゾーンでは主に高畑界隈にあるお地蔵様たち、お堂にこもっているのもあれば野ざらしになっているものもあり、2体のお地蔵様が並んでいるものもあればみんなで団体さんで並んでいるものもあります。小さなお地蔵様となるとお顔も表情も分からなくなってしまっているが、きっと穏やかな笑みを浮かべて道行く人々を見守ってくれていることでしょう。真ん中辺りの写真には大きなお地蔵様が6体、3体ずつが直角になって立っている風景が見られます、よく墓地や霊園に行くと6体の大きなお地蔵様が並んでいるのを見かけることがあると思いますが、これはそれぞれのお地蔵様が六道・・・地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道・・・の救いの役目を担っていると言うことらしいです。人々の身近にあって地味で大小様々なお地蔵様ですが、お堂で雨風から救ってもらったりお供えをもらったり涎掛け・・・これが何でかはまたいずれと言うことで調べておきます、多分浅く軽くの説明しかできないと思いますが・・・をかけてもらったりと人々からは癒しのお返しも。そんな優しそうなお姿をこれからもいろいろな場所で追いかけて行きたいと思っております、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。            まちみち