goo blog サービス終了のお知らせ 

まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.985 滋賀の旅中山道編(5)・・・もう一つ地味な宿場町、武佐宿

2018-08-29 00:51:28 | まち
おはようございます。





前回に続いて今回も滋賀の旅、GWに中山道を走った時の記録をお送りしています。まあこの夏は前回お送りしたビワイチ未満ともうひとつ、お盆に甲子園を聞きながら走った記録もあるのでこちらも早く消化しなければならないところ、取り急ぎ行ってみることとしましょう。と言うことでこの旅の前回は愛知川宿を走りました、今回は謎多き町のイメージがある東近江市から、まずは中山道を離れて近江商人の町金堂へと向かいました、この模様についてはフォトチャンネルでのお送りとしておきます↓↓↓

近江商人の町











中山道に戻って五個荘の町並へと戻る、前に近江鉄道各駅巡りで来た時はちょうどこの辺りで雨に見舞われて五個荘駅で雨宿りしたんだった。今回は駅には寄らず旧街道へと戻って先へと進んで行くことに、この辺りも古い町並、旧街道ならではと言った感じの常夜燈や道標が多く見られる所、そんな旅人がせっせと都へと思いを馳せながら歩いた道を横目にするかのように新幹線が何本もピュ~ンと通り過ぎて行く。ここまで新幹線に景観を奪われ売物の風景を台無しにされてしまっていた近江鉄道はいつの間にかどこかへ行ってしまっている、ここからはしばらくの間中山道が新幹線のお付き合いとなる区間、車窓からは秒速で過ごされる風景をここは自転車でゆっくりと通り過ぎて行くことにしよう。










五個荘の町を抜けて国道8号線へ、しばらくは新幹線が沿い車が多い所を走るが途中でまた旧街道へと分かれる道へと入る。その入口となる所にあるのが奥石神社、「奥石」と記して「oiso」と読む、その神社を取り囲む様にあるのがその読み方と同じ音の老蘇森、この辺りの地名も「老蘇」で旧街道の雰囲気が漂う町並がそれほど広くない一本道に軒を為している。すぐ北側には国道8号線と新幹線、列車が高速で通り過ぎて行くとその音がこの町並にまで聞こえてくる、それくらいに静かで人もほとんど見ない所だが、この老蘇の町並を過ぎると次の宿場町である武佐宿へとたどり着く。














武佐宿も地味な宿場町だ、愛知川のような商店街はなく老蘇地区から続く町並がそのままいつの間にか宿場町に突入したと言った感じ、本陣跡に常夜燈、道標と旧街道の風景が素朴にうかがえる。町並を進んで行くと近江鉄道の武佐駅へとたどり着く、近江鉄道の駅と宿場町は鳥居本宿からずっと続いてきたが、武佐駅は小さな駅舎があるだけでこれまであったようなコミュニティーセンターの併設のような駅ではなくひとっ気のない無人駅、目立たない宿場町には玄関口となる駅も目立たない感じに合わせているのか・・・。でも自分(一人称)がホームに立ち寄った時には行き去った電車から降りてきた人が中山道の宿場町巡りでもしているのだろうか、次の電車の時間を確認していた。自分(一人称)は自転車で、午前中に出会った人は旧街道を歩いて、電車で旧街道を巡る人も、その手段もいろいろ、自分(一人称)を含めて皆さん自分に合った手段で旧街道巡りをしているのだろう、それもまたいい趣味である。そろそろ今回も時間となったようです、この旅の記録ももう最終回が近いようです、次回も気楽にお越しくださいませ。             まちみち