まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.537 神戸、北野町異人館通(前編)

2016-07-26 09:38:07 | みち
おはようございます。


夏の甲子園、各地方大会も佳境に差し掛かっています、もうすでに代表が決まった所もありますがいよいよこれからと言った感じです。ここまでの各都道府県の予選の結果を見ていると、結構強豪校が消えていっています、敦賀気比、大阪桐蔭、早実、智辯和歌山・・・など、名前を聞くだけでも恐れをなしてしまうチームが甲子園に来ることなく消えてしまうのは非常に残念・・・本音は・・・春夏連覇を狙う智辯学園にとっては追い風になってくれているかも、と言ったところですが。しかしその智辯学園も予選では毎回苦戦が続いています、何せ前回の磯城野戦では9回まで2点ビハインド、2アウトまで追い込まれてやっと同点に追いついて延長11回裏サヨナラ、春の王者らしからぬ苦戦っぷり、磯城野は全国的には無名ですが、元は田原本農で甲子園にも出たことがある名門校、その伝統が為す技が智辯を最後まで苦しめました。まあ智辯学園の場合はセンバツでもそう言った感じで試合終了時に相手よりも1点でも多く取って終わればそれでよしで勝ち上がってきた、ここはあと2つ、相手は奈良ではもう最強クラス(全国では最低レベル)に当たる所ばかりだが何とかクリアして、夏も甲子園に姿を見せてほしいところ、春の覇者ならそれくらいは最低条件でしょう。と言っていたら春の決勝で名勝負を繰り広げた高松商が決勝で敗れてしまいました、夏の再戦を願っていたのですがやっぱり予選を勝ち抜くのは難しいことなんでしょうか。











登録有形文化財巡り神戸編、神戸市の中心へと入って来てJR新神戸駅から急な坂道を上って行って北野町界隈へとたどり着きました。まあ予想はしていたのですが、案の定この辺りは人がいっぱいで、自転車で走るにはちょっと気が引けるところ、道も狭く坂も多いのでここは押し歩きで進んで行くこととする。人の多さには辟易するし、それも若い女性がほとんどなので少し気後れもしてしまいそうだが、一応見ておきたいものはいろいろとあるので相棒を押し歩きで細い道へと入って行く。写真2枚目にある細い坂道はこの先にある観光名所へと向かう道でさすがに自転車では入って行けないので、道端に相棒を括りつけて徒歩で進んで行くことにする。その観光名所と言うのが写真3枚目以降にある「うろこの家」、何がうろこかと言うと、なるほど、家屋の外壁がうろこなんや、ちょっと不気味な気もするがさて、見に行こうとするか・・・ってここは有料なんですか。さすがにお金を払ってまで見たい気はしないので、ちょっと先の方で家が見える場所から写真を撮ることに、それにしても手前の木が邪魔になってうろこの壁がほとんど見えない、何ともイケズな木なことですこと・・・。








再び坂の下へと戻ってきてここからは相棒を押し歩き、人がいっぱいで「すいません、すいません」を繰り返しながら気をつけて歩を進めるが、趣のある建物が多くて、その度に足を止めてはカメラを構える。この細い通りを抜けた所にちょっと場違いな感じの神社の鳥居があり、その先は広場になっている所がある、人も多く賑やかそうな雰囲気だ。その正面に見えてきたのが写真3枚目~5枚目にある洋館、門には「重要文化財、旧トーマス住宅、風見鶏の館」との看板が掲げられている。北野町界隈は異人館通と呼ばれているが、ここはまさにそれを象徴するような建物だ、その名前の由来となっている風見鶏は・・・ああ、ありました、三角屋根のてっぺんで気持ち良さそうに神戸の町並を見下ろしているかのようだ。










風見鶏の館の前は円形の、階段が客席風の広場になっていて、GWの良く晴れた少し汗ばむくらいの昼下がり、たくさんの人たちがそこに腰かけていた。広場ではパフォーマンスが行われていて、たくさんの人が見物していて時には拍手の音も聞こえてくる。写真にあるラッパを吹いてる像は、神戸を題材にした漫画で見たことあったがここだったのか~、と思いながらゆっくりと進んでいると写真3枚目からある何とも趣のある洋館、「萌黄の館」とあるその洋館も重要文化財とのこと。全体に薄い緑色に覆われた家屋に赤煉瓦の煙突が2つ、家を囲むようにある策も家と同じ色、内部は見物できるようだが自分(一人称)は外観にしか興味はないので、その家屋をぐるっと見渡しながら歩を進める。写真6枚目は裏手になる門から撮ったところだが、そんなに大きな家ではないのにこちら側はさっきまでの喧騒が嘘のようにひっそりとしている。それもそのはずでここから先は異人館通の雰囲気も落ち着き、普通の、と言っても見るからに十分興味をひかれる洋館っぽい家屋ばかりだが、何気ない生活を送っている人たちの場所となる。
この高台から一段下った道がさっき新神戸駅から上って来た道、ここは人も多いが車も普通に通る所なので結構物々しい感じ、次回はここ、通称山本通を巡って、もう少し北野町をお邪魔してみたいと思います、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。       まちみち