まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.535 各駅巡り・大阪環状線(4)

2016-07-24 08:18:29 | 鉄道
おはようございます。





各駅巡り、大阪環状線編、前回お伝えしたのが5月の末でそれから1ヶ月半以上も空いてしまいました、もうしゃ~ないですねえ、決して忘れていたわけじゃないんですが、済ませておきたい件もいろいろあったし、自分(一人称)の方でもいろいろとあってやっとのことで今回での公開となりました。前に関テレで放送されていたドラマ『大阪環状線、ひと駅ごとの愛物語』のエピソードを織り交ぜてのお送りとしていきましょう。








まずは西九条駅、USJ方面へと向かう桜島線(JRゆめ咲き線)との乗換駅、阪神なんば線が交差していて交通の一大要所と言った感じの駅だが、駅前はいわば下町風な感じで、雑多に商店街が広がる所であまりいい雰囲気ではない。駅前の道を南へ進むと安治川沿いにある道へと出て、写真3枚目にある安治川トンネルの入口へとたどり着く。ドラマではこのトンネル内でのエピソードが描かれたのが第8話
、男二人だけの何とも色気のない話だったが、内容はちょっとホラーっぽい感じも。主演の兄ちゃんは『とと姉ちゃん』の青柳清役、大野拓朗、常子たちにはアホボンっぽい印象も仕事はキッチリとこなすと言う一面も持ち合わせたなかなか好印象な兄ちゃんを演じていました。さて、このトンネルを通れば次の目的地がある川の向こうへはすぐに行けるのだが、ここは大阪の悲しい色やねんを思わせるような風景を見ながら、安治川沿いを進んで行くことにする。







船津橋を渡り少し進むと写真1枚目、元は川があった所に橋が架かっていた跡があったとある、橋の名前は「雑喉場橋」、雑喉場とは江戸時代からこの辺りにあった魚市のことだが、現在では落語家さんでその名前はよく知られている。写真2枚目にある川口居留地は五代友厚に所縁のある場所として最近話題になった所、安治川をはさんでこの付近は大阪の商業を支えてきた場所として今もその雰囲気を受け継いできている。やがて地下鉄中央線が高速の下を走る中央大通へと出て先へと進んで行くと弁天町駅、ホームは高架にあるがその直下には交通科学博物館があったことで有名な駅である。弁天町駅は大阪港へ向かう地下鉄中央線との乗換駅で快速も停車する駅、駅ごとの発車メロディーは『線路は続くよどこまでも』と鉄道に所縁のある駅だが、交通科学博物館の閉館によってその存在が薄れてしまった感じがする。







在りし日の交通科学博物館の風景はここでもはるか前に紹介させてもらったことがありました。その時はもう閉館間近の頃で、館内が混んでいたのも閉館を惜しむ人たちが今のうちに来ておこうと言った感じの人ばかりだった、今はその座を京都鉄道博物館に持って行かれてしまったが、自分(一人称)はまだそちらには行っていない、多分これからは夏休みで混雑してくることだろう、行くのはもう少し先のことになりそう。







弁天町駅を後にして中央大通を経由して先へと進んで行くと巨大なクラゲのお化けが前を立ちはだかってくる、くもみみたいな例えですみません、京セラドームのことです。元は近鉄バファローズの本拠地、って今はオリックスの本拠地か、ここでの名勝負と言うとやっぱりこれ↓↓↓



この最寄り駅となっているのが大正駅、JRでは大正区にある唯一の駅である。ここを走った日はまだ3月で、その時はちょうど阪神とオリックスのオープン戦があったらしく駅前はたくさんの人がドームへ向かおうとしていたところだった。そんな人並みの中をかき分けるようにしてたどり着いた大正駅、昔は親戚の家があってよく下りたことがある駅も今は足が遠のいてしまってここに来るのは久しぶり。この駅が舞台となったドラマは第3話、主演の村川絵梨はどちらかと言うと名バイプレーヤー的な存在で、あまり派手に目立つ人ではありません。それが去年NHKでやってた山形発のドラマ『私の青おに』ではなかなか良かったんだとなあ、共演はこれもどちらかと言うと地味な感じの木南晴夏、ドラマの前の番宣を見ていてこれは名作になるな、と思ったがまさに期待通りの作品となりました。それを受けての『大阪環状線』での主演もさすがというところを見せてくれました、これからも注目していきたい女優さんの一人です。そして相手役は中山義弘と言う若手の俳優、『あさが来た』では炭鉱夫であさを押し倒して発砲の原因を作ってしまった役、それよりも知られているところでは『ごちそうさん』でふくから

師岡君の複製がほしいねん

と言われて押し倒されていた兄ちゃん、関西の情報番組とかでもよく見るのですが、全国的には知名度はまだまだと言ったところです。ほぼ30分間がこの二人の会話だけで進む話でしたが、大正と言えば大阪環状線の中でも海や水辺の風景が近い所でその風景も使われていて、10話中(最終回は未見)では自分(一人称)は一番好きなエピソードです。
さて、多さ環状線各駅巡りも残す所あと5駅、今回は間が空いてしまっての公開となりましたが、次回で残り分は全部終われるようにと考えています。まあ予定は未定なのでどうなるかは分かりませんが、よろしければまた寄ってください、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。      まちみち