おはようございます。
朝ドラ『とと姉ちゃん』、毎度ここでは「いつになったら面白くなんの?」と言ってました。6月分の月間テレビ雑誌のあらすじ先読みやNHKの番宣を見ていたらやっと面白くなりそうや・・・と思っていたのですが、あきませんでしたな、全然面白くない。そして昨日(6日)の放送を見て思ったのは
「常子、お・ま・え・は・ア・ホ・か」
もうのこぎりで演奏したくなるほどでした、いや、高畑さんは一生懸命にやってますよ、アホなのは常子。呼ばれもしてないのに親友の家に行く無神経さ、そしてついには甲東出版を辞めてしまいました、思ったことをつらつらと話して挙句の果てには
「このご時世、もうすでに失敗しているようなもの」
やて、もうチャンなみの思考回路ですな、いや、のことを言ってるのではないですよ、彼女の次回主演映画は見に行く予定ですから、上野樹里さんも出演なさっているとのことなので。まあ「とと姉ちゃん」に関してはもう期待するようなことはないのかも知れないな、『ぐるかん』でももう次の朝ドラの話ばかりしていることやし。
そんな『とと姉ちゃん』で数少ない好演を見せているのが甲東出版のミッチーとぐっさん、ぐっさんについては以前ここでボロカスに書いてしまいましたが、今回の社長役はなかなかいい感じ、昨日の放送でもアホの突然の提案に対して広い心で対処していました、自分たちのやってることを「失敗しているようなもの」と言われてもですよ。その後「スタジオパーク」にも出ていたが、ここでは得意の物真似を披露、その巧さについてはもう説明不要なんですが、やっぱりどこか鼻につくんだよなあ、面白くしようとしている分巧いけれど面白くないって言うか・・・ドラマではいい役をなさってますが前言撤回とまでは行かないようです。
BSプレミアム『アナザーストーリー』ではウルトラセブンを特集していました。今度の土曜日にはウルトラマン生誕50年とのことで、同じBSプレミアムでウルトラマンの3時間番組もあるとのことで、それを控えての今回の特集のことだと思います、ただ番組は華やかな放送の裏側にあった制作側の想いをむしろ生々しい感じで描いていて、なかなか興味深いものでした。
『ウルトラセブン』と言うと正義の味方が悪を倒すと言う勧善懲悪ものとは一線を画した感じのヘビーなストーリーが多く、ただの子供向け番組ではなかったと言う印象があります。今度放送されるBSプレミアムのウルトラマン特番の中で行われるベストエピソードにも、シリーズの中でも一番多くのエピソードが選ばれていました、まあ当然と言えば当然なんでしょうが。
上に挙げた写真はどれも有名なエピソードばかりです。街角でウルトラセブンについてのインタビューをやっていましたが、皆年齢的には自分(一人称)と同じくらいかちょっと下くらいか・・・そんな人たちが熱く語っていたわけだから多分再放送世代か。再放送は何度もやっていたし、大人になってくるほどウルトラセブンがただの正義の味方ではないと言う、エピソードの裏に隠れた制作陣の想いも分かってくるのでしょう、確かにその辺りは他のウルトラシリーズとは一線を画したものがあったと思います。
「血を吐きながら走り続ける悲しいマラソン」
これ、物凄い台詞ですね、モロボシ・ダンが言った台詞ですが、当時は昭和40年代で戦争が終わってまだ20年少ししか経ってない頃、当然自分(一人称)は生まれたばかりでその時代のことは知りませんが、激しく時代が上昇していく有様を悲劇的に表した言葉だったと思います。しかしそんな言葉に聞く耳を持たない人たちの代わりに血を吐き続けたのはウルトラセブンだったわけで(実際にはその制作に懸けた人たち)、その思いは第42話「ノンマルトの使者」で昇華するわけなんですよね。あまりにもヘビー過ぎるエピソードはウルトラセブンの中でも名作中の名作に挙げられますが、自分(一人称)はあまり好きではありません、正直言って悩みながら戦うヒーローなんて見たくないですからね。この辺りの制作陣の想いを平成の時代に継承する形で制作されたのが『ウルトラマンティガ』、セブンほどの話題性はなかったものの結構重い話が多く、ウルトラマンとして戦うことに悩む主人公ダイゴ隊員をV6の長野博が上手く演じていたのが印象に残っています。
『ウルトラセブン』にはその時代を背景にしたヘビーなストーリーも多くあったわけですが、そんな中で第12話だけが欠番となっています。自分(一人称)が子供の頃に読んでいた雑誌に欠くウルトラマンシリーズのエピソード一覧があったわけですが、その中でもこの第12話だけはそのタイトル、内容の欄がなく、ただページの端っこに
「第12話は欠番です」
と文字が小さく縦に書かれていただけ、何か怖かった覚えがあった。後にこの第12話がどんな内容でどんな敵が登場したかはいろいろな雑誌やネットでも紹介されましたが、なぜこの作品が放送禁止に追い込まれたのかを知った時には「な~んや、それ?」と思ってしまいました。同じように放送禁止に追い込まれているのが『相棒』のS3第7話、これも同じような理由での欠番となってしまったわけですが、『相棒』では後に「特命係西へ」と言うタイトルもあるくらいだから、どこかウルトラセブンをインスパイアしたのかも・・・としょ~もない詮索はやめておきましょう。
『ウルトラセブン』が名作とされるのは当然のこととしても、他のウルトラシリーズをただの子供向け番組として軽んじる人が、特にネットの世界では多いようです。いや、正義の味方ものやから子供向け番組で当たり前やないか、それにそんな中でも名作や心に残る作品は多くあります。今度のBSのエピソード人気投票ではベスト20にノミネートされた中にはウルトラマンエース以降のエピソードはほとんどありませんでした、仕方ないとは思ってもちょっと悲しかったなあ。確かにウルトラ兄弟や怪獣がふざけたりとかで大人が見るにはちょっと、と言う流れはあったとしても、自分たちはそれを楽しみに見ながら生きてきたわけだから、大人になって否定してしまうと言うのはやっぱり悲しい気がしてしまいます。
自分(一人称)はエースもタロウもレオも80も、ティガもダイナもガイアも、ネクサスもマックスもメビウスも見てましたよ、好きでしたよ・・・って何かひとつ抜けてたかな?確かに最近のウルトラマンはあまり見ることはなくなりましたが、それは時間が合わないからとかであって、決して否定しているわけではありません。そう言えばチャンも何かのシリーズで王女様の役をやってたっけ。最近のヒーロー番組は若手俳優や女優さんのステップアップの場所となってしまって下手くそや棒読みやとかネットでは散々言われている人もいますが、昨日の番組に出ていたモロボシ・ダンとアンヌ隊員、今ではもうええお歳になられた方も当時は新人で周囲からは不安を抱かれながらも、それを払拭して素晴らしい作品を作り上げてきたわけです、時代や役者を頭から否定することなく暖かく見守っていくようにしましょう。機会があればまた土曜日の放送が終わった後に自分(一人称)が好きなエピソードを少し話させてもらおうと思います、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。 まちみち
朝ドラ『とと姉ちゃん』、毎度ここでは「いつになったら面白くなんの?」と言ってました。6月分の月間テレビ雑誌のあらすじ先読みやNHKの番宣を見ていたらやっと面白くなりそうや・・・と思っていたのですが、あきませんでしたな、全然面白くない。そして昨日(6日)の放送を見て思ったのは
「常子、お・ま・え・は・ア・ホ・か」
もうのこぎりで演奏したくなるほどでした、いや、高畑さんは一生懸命にやってますよ、アホなのは常子。呼ばれもしてないのに親友の家に行く無神経さ、そしてついには甲東出版を辞めてしまいました、思ったことをつらつらと話して挙句の果てには
「このご時世、もうすでに失敗しているようなもの」
やて、もうチャンなみの思考回路ですな、いや、のことを言ってるのではないですよ、彼女の次回主演映画は見に行く予定ですから、上野樹里さんも出演なさっているとのことなので。まあ「とと姉ちゃん」に関してはもう期待するようなことはないのかも知れないな、『ぐるかん』でももう次の朝ドラの話ばかりしていることやし。
そんな『とと姉ちゃん』で数少ない好演を見せているのが甲東出版のミッチーとぐっさん、ぐっさんについては以前ここでボロカスに書いてしまいましたが、今回の社長役はなかなかいい感じ、昨日の放送でもアホの突然の提案に対して広い心で対処していました、自分たちのやってることを「失敗しているようなもの」と言われてもですよ。その後「スタジオパーク」にも出ていたが、ここでは得意の物真似を披露、その巧さについてはもう説明不要なんですが、やっぱりどこか鼻につくんだよなあ、面白くしようとしている分巧いけれど面白くないって言うか・・・ドラマではいい役をなさってますが前言撤回とまでは行かないようです。
BSプレミアム『アナザーストーリー』ではウルトラセブンを特集していました。今度の土曜日にはウルトラマン生誕50年とのことで、同じBSプレミアムでウルトラマンの3時間番組もあるとのことで、それを控えての今回の特集のことだと思います、ただ番組は華やかな放送の裏側にあった制作側の想いをむしろ生々しい感じで描いていて、なかなか興味深いものでした。
『ウルトラセブン』と言うと正義の味方が悪を倒すと言う勧善懲悪ものとは一線を画した感じのヘビーなストーリーが多く、ただの子供向け番組ではなかったと言う印象があります。今度放送されるBSプレミアムのウルトラマン特番の中で行われるベストエピソードにも、シリーズの中でも一番多くのエピソードが選ばれていました、まあ当然と言えば当然なんでしょうが。
上に挙げた写真はどれも有名なエピソードばかりです。街角でウルトラセブンについてのインタビューをやっていましたが、皆年齢的には自分(一人称)と同じくらいかちょっと下くらいか・・・そんな人たちが熱く語っていたわけだから多分再放送世代か。再放送は何度もやっていたし、大人になってくるほどウルトラセブンがただの正義の味方ではないと言う、エピソードの裏に隠れた制作陣の想いも分かってくるのでしょう、確かにその辺りは他のウルトラシリーズとは一線を画したものがあったと思います。
「血を吐きながら走り続ける悲しいマラソン」
これ、物凄い台詞ですね、モロボシ・ダンが言った台詞ですが、当時は昭和40年代で戦争が終わってまだ20年少ししか経ってない頃、当然自分(一人称)は生まれたばかりでその時代のことは知りませんが、激しく時代が上昇していく有様を悲劇的に表した言葉だったと思います。しかしそんな言葉に聞く耳を持たない人たちの代わりに血を吐き続けたのはウルトラセブンだったわけで(実際にはその制作に懸けた人たち)、その思いは第42話「ノンマルトの使者」で昇華するわけなんですよね。あまりにもヘビー過ぎるエピソードはウルトラセブンの中でも名作中の名作に挙げられますが、自分(一人称)はあまり好きではありません、正直言って悩みながら戦うヒーローなんて見たくないですからね。この辺りの制作陣の想いを平成の時代に継承する形で制作されたのが『ウルトラマンティガ』、セブンほどの話題性はなかったものの結構重い話が多く、ウルトラマンとして戦うことに悩む主人公ダイゴ隊員をV6の長野博が上手く演じていたのが印象に残っています。
『ウルトラセブン』にはその時代を背景にしたヘビーなストーリーも多くあったわけですが、そんな中で第12話だけが欠番となっています。自分(一人称)が子供の頃に読んでいた雑誌に欠くウルトラマンシリーズのエピソード一覧があったわけですが、その中でもこの第12話だけはそのタイトル、内容の欄がなく、ただページの端っこに
「第12話は欠番です」
と文字が小さく縦に書かれていただけ、何か怖かった覚えがあった。後にこの第12話がどんな内容でどんな敵が登場したかはいろいろな雑誌やネットでも紹介されましたが、なぜこの作品が放送禁止に追い込まれたのかを知った時には「な~んや、それ?」と思ってしまいました。同じように放送禁止に追い込まれているのが『相棒』のS3第7話、これも同じような理由での欠番となってしまったわけですが、『相棒』では後に「特命係西へ」と言うタイトルもあるくらいだから、どこかウルトラセブンをインスパイアしたのかも・・・としょ~もない詮索はやめておきましょう。
『ウルトラセブン』が名作とされるのは当然のこととしても、他のウルトラシリーズをただの子供向け番組として軽んじる人が、特にネットの世界では多いようです。いや、正義の味方ものやから子供向け番組で当たり前やないか、それにそんな中でも名作や心に残る作品は多くあります。今度のBSのエピソード人気投票ではベスト20にノミネートされた中にはウルトラマンエース以降のエピソードはほとんどありませんでした、仕方ないとは思ってもちょっと悲しかったなあ。確かにウルトラ兄弟や怪獣がふざけたりとかで大人が見るにはちょっと、と言う流れはあったとしても、自分たちはそれを楽しみに見ながら生きてきたわけだから、大人になって否定してしまうと言うのはやっぱり悲しい気がしてしまいます。
自分(一人称)はエースもタロウもレオも80も、ティガもダイナもガイアも、ネクサスもマックスもメビウスも見てましたよ、好きでしたよ・・・って何かひとつ抜けてたかな?確かに最近のウルトラマンはあまり見ることはなくなりましたが、それは時間が合わないからとかであって、決して否定しているわけではありません。そう言えばチャンも何かのシリーズで王女様の役をやってたっけ。最近のヒーロー番組は若手俳優や女優さんのステップアップの場所となってしまって下手くそや棒読みやとかネットでは散々言われている人もいますが、昨日の番組に出ていたモロボシ・ダンとアンヌ隊員、今ではもうええお歳になられた方も当時は新人で周囲からは不安を抱かれながらも、それを払拭して素晴らしい作品を作り上げてきたわけです、時代や役者を頭から否定することなく暖かく見守っていくようにしましょう。機会があればまた土曜日の放送が終わった後に自分(一人称)が好きなエピソードを少し話させてもらおうと思います、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。 まちみち